Dr.林の笑劇的救急問答 [Season1]~[Season6](全24回)

シリーズ解説

プライマリケアと救急を中心とした総合誌『月刊レジデントノート』の人気連載記事「Step Beyond Resident」でお馴染みの゛福井の鬼才゛林寛之先生による厳しさの中にも愛がたっぷりの救急番組。よくある疾患から重篤な症状まで症例がドラマチックに展開。つい嵌ってしまうピットフォールから見極めのコツや痛みの対処法、経過観察など盛りだくさんのお届けします。

第4回 「Step Beyond ACLS」は、心肺蘇生法ガイドライン2010によるガイドライン制定に伴い、2011年9月14日をもって配信を終了させていただきました。 心肺蘇生法ガイドライン2010に沿った内容としては以下番組をご覧ください。
Dr.林の笑劇的救急問答 [Season7]
第5回「ACLS Upgeade 2010 CASE1 80歳男性」2011.8.10配信
第6回「ACLS Upgeade 2010 CASE2 78歳男性」2011.9.14配信

林 寛之 先生 福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授

選択中の番組

第1回 高カリウム血症ぶったぎり!

第1回目のテーマは高カリウム血症。救急ではよくみられる、非常に危険な電解質異常です。高K血症を正確に診断し必要に応じて迅速に治療することが重要ですが、それは何故なのか? また、その見極めのポイントは一体どこにあるのか? 用いるべき薬剤の順番は・・・? 【 症 例 1 】70歳男性。透析患者。全身倦怠感、徐脈、低血圧にて救急車で来院。モニタにてP波消失あり、T波増高。血圧70/40、脈42。【 症 例 2 】30歳男性。発熱を主訴として来院。血圧110/70、脈90、体温38.6度。

収録時間 00時間28分33秒

第2回 ヒートアップ!ザ・熱中症

熱中症にはいくつか種類がありますが、主な3つの分類をちゃんと答えられますか? 各々の治療方針と禁忌、そして気をつけなければいけない合併症をきちんと把握しているでしょうか?また、coolingの上手な方法は・・・? 熱中症は、どのタイプかを迅速に判断し、的確な処置を施して合併症を起こさないかどうか、経過観察をする必要があります。実は死亡率が意外と高い熱中症。今回は、そんな熱中症に負けずに暑い夏を乗り切るためのヒントが盛り沢山です!【 症 例 1 】 38歳男性。市民マラソン中に失神を起こし救急車で来院。患者はめまい、吐き気を訴え全身汗だらけ。血圧110/86、脈130。【 症 例 2 】 2歳男児。父親に連れられて来院。父親の買い物中、車中に放置されていた。

収録時間 00時間26分58秒

第3回 落としアナいっぱい!アナフィラキシーショック

蜂刺されでアナフィラキシーショックを起こした患者さんをみたら、どう治療しますか? 抗ヒスタミンを投与、あるいはエピネフリンを注射して容態が安定したらすぐに帰宅させてはいませんか? 中にはもしかすると、後で重篤なことになる症例が潜んでいるかもしれません。心肺停止に至ることも意外と多いアナフィラキシーショックに対する適切な戦い方を実践的に学びましょう!【症例1】28歳男性。仕事中に蜂に刺されて救急室に駆け込む。血圧100/60、脈90。【症例2】48歳男性。蜂に刺されて来院。意識混濁し、つらそう。血圧80/60、脈120。

収録時間 00時間35分34秒

第5回 間違いだらけ??の尿管結石

第2シーズンの初回は尿管結石がテーマ。よくある疾患ですが実は騙され易く、重症例を見逃すととんでもないことになります。早朝、当直医が最も眠い時間帯に診察室のドアをノックするのは果たして重症患者か!? 見極めのコツや痛みの対処法を「愛のハリセン」ではなくて「夢のゴールドハンマー」を持ったDr.林が熱く指導します!【症例1】 75歳男性。AM6:30、左下腹部痛を主訴に来院。家では相当痛かったが、来院時には少し痛みが引いていた。【症例2】 30歳男性。早朝未明、左下腹部痛を主訴に来院。強い痛みを訴えるが…。

収録時間 00時間41分30秒

第6回 見逃せない頭痛!手抜きできない頭痛!!

頭痛で外来に来る、あるいは救急車で運ばれてくる患者さんの数は多いことでしょう。大概が軽い症状であったり、生死に関わるものではなかったりという頭痛ですが、中には見逃してはならない重篤なものが隠れています。そんな「恐い頭痛の番付」や2次性頭痛のRED FLAG、恐い頭痛の戦い方は如何に?また頭痛の中で最も多い片頭痛について、診断に大切な病歴の取り方や治療などをお届けします。今回も症例ドラマとDr.林のわかり易く、且つ詳しい解説で頭痛をクリアに学びましょう!【症例1】 75歳女性。過換気症候群で倒れ救急車で来院。落ち着いて話もできない状態の患者に研修医はビニール袋をかぶせて再換気法を試みるが・・・。【症例2】 28歳女性。真夜中、頭痛を主訴に来院。吐き気が強く嘔吐している。

収録時間 00時間40分01秒

第7回 薬物中毒ウソ、ホント

薬物中毒は、日常的に遭遇する疾患ではないかもしれませんが、意識障害など重篤な状態で搬送されて来る患者さんからは充分な情報を得られない場合が多く、緊急に、且つ落ち着いて対処するには、予め知識をもっておく事がとても重要です。また、安易な拮抗剤投与や胃洗浄は状態を悪化させてしまいかねません。様々な症例とどう戦うのか、今回も必見です!【症例1】 精神科に通院中の30歳女性。処方されている薬と市販薬を内服して搬送されてきた。バイタルサインは安定している。【症例2】 意識障害を起こしている58歳男性が搬送される。血圧90/60、体温35.4℃、SpO2は、酸素10rで100%【症例3】 煙草を誤飲してしまった2歳男児。研修医は胃洗浄を試みるが・・・。

収録時間 00時間38分31秒

第8回 腹痛は難しいのだ!

コモンディジーズである腹痛も、時間外に来院されると診断がつかない場合も多く、医療過誤が多発するのも事実です。今回の症例ドラマで取り上げる患者さんを、果たして研修医は正しく診断できるでしょうか?【症例1】 20歳男性。腹痛、嘔気を主訴に来院。下痢をしている。バイタルサインは正常で研修医は胃腸炎と診断。【症例2】 28歳女性。腹痛で来院。かなり痛がっている。血圧110/82、脈110、体温36.8℃。研修医は直腸診を試みるが患者に断られる。

収録時間 00時間43分05秒

第9回 オオカミ少年は誰だ?ウソっこ痙攣、ウソっこ麻痺

テーマは麻痺と痙攣ですが、通常の症例ではなく、ちょっと変わった患者さんが登場します。果たして研修医はどのように対応するのでしょうか? そしてDr.林の診断は? 救急処置室で大活躍する一風変わった美人(?)看護師さんにも要・注目!【 症 例 1 】75歳男性。老健施設から右片麻痺で搬送された。会話は問題ないが右半身の力が入らず感覚がないという。バイタルサインは安定している。研修医は脳梗塞を疑うが…?【 症 例 2 】26歳女性。コンビニエンスストアの前で痙攣を起こし救急車搬送された。激しく痙攣を続ける患者に救急処置室は大騒ぎ!

収録時間 00時間32分43秒

第10回 痛快、明快、失神救急!

失神の患者さんをみた時、疑われるのはどんな疾患でしょうか。クモ膜下出血、虚血性心疾患、それとも迷走神経反射・・・・救急現場では患者さんの状態と危険度をきちんと把握して、入院が必要なのか、帰宅させても良いのかを判断しなくてはなりません。検査結果だけで安易に診断してしまうと思わぬ落とし穴にはまることも。今回もそんな落とし穴に嵌りそうになる研修医を、Dr.林が厳しく、そして優しく指導します!【 症 例 1 】75歳男性。自宅で食後、意識消失し救急車搬送された。バイタルサインは血圧150/70、脈拍52、体温36.7℃、SpO299%。心電図ではAf。研修医はTIAと診断するが?【 症 例 2 】35歳男性。宴会中にトイレで排尿中に失神し同僚が慌てて救急車を要請した。バイタルサイン血圧110/80、脈拍90、体温36.5℃。本人いわく「まだ飲める!」

収録時間 00時間38分57秒

第11回 ハイリスク患者の救急対応

今回は、ハイリスク患者の対処法がテーマです。救急外来には実に様々なタイプの患者さんが来院しますが、誰もが素直に治療を受けてくれるとは限りません。しかし、クレームをつける患者や治療を受けたがらない患者への対応法を、きちんと教わる機会は案外少ないのではないでしょうか? 診断や治療の技術も勿論大切ですが、「医療はサービス業である」という観点に立った患者さんへの接し方を学びましょう!【 症 例 1 】32歳男性。発熱で来院したが待ち時間が長いと外来で騒ぎ始めた。アロハシャツを着た患者の腕には刺青が覗いている…。研修医の対応は?そして指導医はどうするのか?【 症 例 2 】57歳男性。深夜、飲み屋街の階段の下で倒れていたという通行人からの通報により救急搬送されてきた。患者は診察を拒否して家に帰ろうと暴れ始めるが…。

収録時間 00時間50分14秒

第12回 診療拒否患者への対応

緊急入院した患者のなかには仕事や家庭の事情で、入院が必要であるにも関らず帰宅を希望する人や、検査を拒否したりする人が少なからずいるものです。そんな時はどのように対処すればよいのか、上手な説得法や留意するべき点、Dr.林の必殺カルテ術を伝授します。【 症 例 1 】35歳男性。2日前にアルコール性膵炎で緊急入院したが、「どうしても帰る!」といって病衣のまま帰ろうとする。研修医は必死に説得するが患者は聞く耳を持たない。【 症 例 2 】72歳男性。突然の胸痛および背部痛で救急車来院。血圧180/100、体温36.5℃、呼吸数20。研修医は大動脈解離を疑い造影剤検査をすすめるが検査同意書の説明をしたところ患者に検査を拒否されてしまう。【 症 例 3 】66歳男性。自宅で意識消失し救急車来院。診断はTIA。バイタルサインは安定している。患者は帰宅を希望するが家族は入院させてくれといって意見が対立。

収録時間 00時間38分37秒

第13回 一皮むけるECGのTips

今回のテーマは心電図について。とはいっても教科書的な心電図の読解ではなく臨床で役に立つ、知っているとちょっと自慢になるようなTips、そして落とし穴的なTipsについてお届けします。【 症 例 1 】53歳男性。「胃が重い」と救急外来を受診。心電図で心筋梗塞を疑い研修医はMONAを実施したが突然患者の血圧が低下! さぁどうする!?【 症 例 2 】40歳男性。重度うつ病で入院中。自殺企図が強いためトイレと洗面以外は抑制されていたが前日から2度にわたり失神を起こしたため救急外来を受診。主治医は肺炎を疑い胸部X線を実施したが影はない。

収録時間 00時間52分32秒

第14回 熱性痙攣はコワイ?

小児の救急車要請の頻度が最も高い疾患として熱性痙攣があります。医師として誰もがきちんと診ることができなければならない疾患ですが、実際に痙攣を起こしている患児をみると、どうしても慌ててしまう事も多いでしょう。その為あまりにも慎重になり過ぎたり、逆に何度も経験すると「たかが熱性痙攣」と甘くみてしまい、思わぬ落とし穴にハマることにもなりかねません。そこで、腰椎穿刺を行うべき症例や、そこまで必要のない症例の見分け方のポイントを学びます。今回の症例ドラマもツブ揃いの名演技、どうぞお見逃しなく!【 症 例 1 】1歳3ヶ月男児。自宅で痙攣を起こし救急車搬送された。痙攣は初発であるとの事。研修医は髄膜炎の鑑別診断のため腰椎穿刺を実施しようとするが母親に拒否され…。【 症 例 2 】8歳男児。数日前から風邪をひいていたが夜中に痙攣を起こしたため救急車搬送された。熱性痙攣の既往ありという母親の言葉を研修医は鵜呑みにしてしまうが指導医であるDr.林の診断は!?

収録時間 00時間34分30秒

第15回 かじられたらどうしよう!?動物咬症

野生動物やペット、はたまた人に咬まれて来院する患者さんを診た経験はあるでしょうか。蛇咬症の場合に抗血清は必須なのか、抗菌薬を使うべきなのはどんな症例か、患者さんが「本当のこと」を言いたがらないのはどんな時・・・?など、4つの症例をご紹介します。外傷治療のなかでも改めて学ぶことのあまりない動物咬症をこの機会に習得しましょう!【 症 例 1 】55歳男性。山で蛇に咬まれ来院。研修医は動物咬症をみた経験がないため治療方法がよくわからない。Dr.林の指導中、更に蛇咬症の男性患者がやって来るが・・・。【 症 例 2 】22歳女性。デートでピクニック中に蛇に咬まれ、お姫様抱っこで来院。治療に向かう研修医を引き止める相手の男性。実は女性の毒を吸い出している時に毒を飲んでしまったから、彼女よりも自分を先に治療して欲しいと頼む。【 症 例 3 】26歳女性。飼い猫に手を咬まれ腫れてきたため来院。研修医は大した事ないと診断するが、実は・・・!【 症 例 4 】45歳男性。手の甲を壁で擦ってしまったという主訴で来院。怪我の状態をみたDr.林は男性の話が嘘だと指摘する。

収録時間 00時間46分00秒

第16回 はずしまくりの脱臼

脱臼、とくに肩関節・肘・顎関節の脱臼整復に対して、教科書的な整復法を試みてもなかなか上手くいかなかった…という経験はありませんか?ちょっとしたコツさえ知っていれば実に簡単に整復できる事が多いものです。患者さんに不要な痛みや負担をかけないためにもぜひ知っておきたい、それらのコツをご紹介します。【 症 例 1 】30歳男性。右肩関節を脱臼し来院。研修医は本で読んだ整復法を実施するがうまくいかない。そこでDr.林の整復法は?【 症 例 2 】2歳男児。昼寝から目覚めた後、手を動かさなくなった。X線所見では骨折は見られず研修医は診断を下せない。【 症 例 3 】25歳女性。飲酒時に大笑いをして顎がはずれた。顎関節脱臼の既往歴あり。

収録時間 00時間42分40秒

第17回 ひからびないでぇ~胃腸炎~

第1回目は胃腸炎がテーマです。非常にcommonでありながら、その症状や診断は多岐にわたるため、時には誤った診断を下してしまうこともありがちです。こわい胃腸炎を見極めるコツや、特に重要な小児の脱水の管理法などを詳しく解説します。手作り経口補液ORSにも挑戦しますよ!【 症 例 1 】27歳男性。頻回の下痢と発熱を主訴に来院。研修医の診断は胃腸炎。整腸剤で様子見をはかろうとするが Dr.林は診断に疑いを持つ。【 症 例 2 】24歳女性。下痢と嘔吐を主訴に、夫とともに来院。研修医は初期の胃腸炎を疑うが話を聞いているうちに…。【 症 例 3 】5歳女児。頻回の下痢と嘔吐で父親が連れてきた。母親と兄弟、それに祖母もそろって吐き下しで寝込んでいる。

収録時間 00時間52分52秒

第18回 回って回ってグールグル~回転性めまい~

回転性めまいは非常によくある疾患ですが、めまいを分類するのはなかなか難しいものです。それは、発作を起こしている患者さんから正確な情報を得るのは容易ではないためです。そこで、回転性めまいの中でも見逃すと怖い疾患を確実に見抜くためのkeywordや診断のポイントを徹底的に学習します。また、めまいの中で大半を占めるBPPV(良性発作性頭位めまい症)の辛い症状を改善する治療法であるEpley法やSemont法を確実に実施するための実習も行います。【 症 例 1 】72歳男性。自宅でめまいを起こし救急車で来院。「吐血した」という患者の訴えで研修医は大慌てするが、診察を進めるに従い別の疾患の影が見え隠れする。【 症 例 2 】40歳女性。起床時に起きためまいで救急車来院。研修医たちは所見からBPPVを疑い独自に考案した治療法を試みるが…!?

収録時間 00時間59分08秒

第19回 さ、さ、酸素!~一酸化炭素中毒~

一酸化炭素(以下CO)中毒は、案外日常生活の中や事件・事故現場に潜んでいます。しかし、疑わないと分からないのがCO中毒の落とし穴。患者さんの主訴や血液検査の結果だけでは見逃してしまう事もあります。何を、どう疑えば診断に辿り着けるのか、そしてCO中毒と診断した場合どのように戦えばいいのか、習得してください。

収録時間 00時間40分00秒

第20回 さ、さ、酸素!~気管支喘息~

気管支喘息は非常によくある疾患で、夜間外来などにも老若男女を問わず来院します。重症の患者さんが徒歩で来院することも決して珍しくありません。また「吸入で改善するだろう」などと甘く見ていると吸入薬が効かなかったり、来院後にみるみる具合が悪くなっていくケースもあります。そんなとき、次の一手はどうするか?様々な戦術をDr.林が披露します!

収録時間 00時間49分36秒

第21回 腰痛の通になる。目指せ!腰痛ソムリエ

今回のテーマは腰痛です。中でも特に外来でよく診る急性腰痛症に焦点を当てます。急性腰痛症の治療は、なかなか良いエビデンスがなかったり、また古い迷信が信じられていたりして難しいものです。そこでDr.林は腰痛を3つのタイプに分けて対応する事を提案。さてその3つのタイプとは? 迫真の症例ドラマと濃密な講義で構成された内容は救急医ならずとも見逃せません! 【症例1】77歳男性。早朝4時に徒歩で救急外来に来院。患者は5日前から風邪をひいているにも関わらず漬物石を持ち上げたため腰痛が発症したと説明。研修医はそれを鵜呑みにしてしまうが・・・ 【症例2】35歳男性。家業である酒屋の仕事中に急性腰痛症を発症し救急車来院。動けなくなるほどの症状は2度目。X線検査を実施しようとする研修医をDr.林は「必要ない」と止める。

収録時間 00時間40分00秒

第22回 CT or not CT,それが問題だ…軽症頭部外傷

頭部を打撲して来院する患者さんは意外と多いもの。緊急手術が必要なほど重症ではないが、万全を期すためにCTを撮るべきか、あるいは必要ないのかと悩む事はありませんか?特に小児の場合は親御さんの心配や医師自身の「安心」のために、必要も無いのにCTを撮るケースが多くみられます。ガイドラインでも様々な解釈があって結局ほぼ全例にCT撮影を行っている…という事もあるのではないでしょうか。そのCTが本当に必要かどうか、改めて整理して考えてみましょう。 【症例1】1歳6ヶ月男児。ショッピングセンターのカートから転落して両親とともに救急車来院した。頭から落ちて「たんこぶ」が出来ている。母親は頭部CT撮影による診断を強く要望するが…。 【症例2】16歳男性。ラグビーのクラブ活動中に他の選手とぶつかり脳震盪を起こした。数分の意識消失、受傷機転の記憶の欠如、健忘が見られるが本人は数日後に試合を控えて練習の継続を希望している。

収録時間 00時間45分00秒

第23回 気胸に絶叫!?

交通事故外傷などでは気胸、特に見逃してはならないものが緊張性気胸です。緊張性気胸の対応は一刻を争うため、全ての所見が揃わなくても処置をしなくてはならないケースがしばしば発生します。 そこで、今回の目標は次の通り。 1. 緊張性気胸に強くなる! 2. 胸腔チューブ速攻裏技をゲットする! 3. 気胸を見つける名人になる! 命に関わる疾患のため、しっかりおさえてきっちり対応できるようになりたいですね。 【症例1】35歳男性。車対車の交通事故外傷で救急車搬送されてきた。車は大破。血圧90/70mmHg、脈拍120/m、15L酸素投与でSpO292%。病院到着時には意識喪失。気管挿管をしても脈が触知できない。 【症例2】28歳男性。交通事故の高エネルギー外傷だが意識はあり胸を痛がっている。左の呼吸音が微弱、皮下気腫(+)。血圧90/70mmHg、脈110/m、SpO294%。研修医は胸腔穿刺を実施しようとするがDr.林はそれを止める。

収録時間 00時間36分00秒

第24回 感染巣を捜し出せ!

Focus 不明の発熱では身体のどこかに感染症が潜んでいると疑われますが、患者が高齢で認知症や麻痺がある場合や、所見が揃わない場合など感染巣を特定するのが難しい事もあります。そんなとき感染巣を捜し出すには、患者の背景や生活スタイルをよく考えること、病歴から推察すること、そして何より身体所見を隈なくしっかり取ることがとても大事です。症例提示ドラマの患者さんの感染巣はどこにあるのか、一緒に考えながらご覧ください! 【 症 例 1 】88歳男性。深夜、発熱を主訴に数年前から入所しているナーシングホームから連れて来られた。認知症と脳梗塞後遺症で右片麻痺がある。研修医は各種検査を試みるも発熱の原因を特定できない。血圧130/60mmHg、脈100/m、体温38. 8℃、SpO298%。 【 症 例 2 】82歳男性。Focus不明な高熱で孫がインフルエンザを疑い心配して来院した。前立腺肥大で同院に通院中のほか特記すべき既往はない。血圧100/50mmHg 、脈拍125 /m 、体温39.0℃、10L酸素投与後のSpO2100%。

収録時間 00時間43分00秒

配信中の番組

第1回 高カリウム血症ぶったぎり!

第1回目のテーマは高カリウム血症。救急ではよくみられる、非常に危険な電解質異常です。高K血症を正確に診断し必要に応じて迅速に治療することが重要ですが、それは何故なのか? また、その見極めのポイントは一体どこにあるのか? 用いるべき薬剤の順番は・・・? 【 症 例 1 】70歳男性。透析患者。全身倦怠感、徐脈、低血圧にて救急車で来院。モニタにてP波消失あり、T波増高。血圧70/40、脈42。【 症 例 2 】30歳男性。発熱を主訴として来院。血圧110/70、脈90、体温38.6度。

第2回 ヒートアップ!ザ・熱中症

熱中症にはいくつか種類がありますが、主な3つの分類をちゃんと答えられますか? 各々の治療方針と禁忌、そして気をつけなければいけない合併症をきちんと把握しているでしょうか?また、coolingの上手な方法は・・・? 熱中症は、どのタイプかを迅速に判断し、的確な処置を施して合併症を起こさないかどうか、経過観察をする必要があります。実は死亡率が意外と高い熱中症。今回は、そんな熱中症に負けずに暑い夏を乗り切るためのヒントが盛り沢山です!【 症 例 1 】 38歳男性。市民マラソン中に失神を起こし救急車で来院。患者はめまい、吐き気を訴え全身汗だらけ。血圧110/86、脈130。【 症 例 2 】 2歳男児。父親に連れられて来院。父親の買い物中、車中に放置されていた。

第3回 落としアナいっぱい!アナフィラキシーショック

蜂刺されでアナフィラキシーショックを起こした患者さんをみたら、どう治療しますか? 抗ヒスタミンを投与、あるいはエピネフリンを注射して容態が安定したらすぐに帰宅させてはいませんか? 中にはもしかすると、後で重篤なことになる症例が潜んでいるかもしれません。心肺停止に至ることも意外と多いアナフィラキシーショックに対する適切な戦い方を実践的に学びましょう!【症例1】28歳男性。仕事中に蜂に刺されて救急室に駆け込む。血圧100/60、脈90。【症例2】48歳男性。蜂に刺されて来院。意識混濁し、つらそう。血圧80/60、脈120。

第5回 間違いだらけ??の尿管結石

第2シーズンの初回は尿管結石がテーマ。よくある疾患ですが実は騙され易く、重症例を見逃すととんでもないことになります。早朝、当直医が最も眠い時間帯に診察室のドアをノックするのは果たして重症患者か!? 見極めのコツや痛みの対処法を「愛のハリセン」ではなくて「夢のゴールドハンマー」を持ったDr.林が熱く指導します!【症例1】 75歳男性。AM6:30、左下腹部痛を主訴に来院。家では相当痛かったが、来院時には少し痛みが引いていた。【症例2】 30歳男性。早朝未明、左下腹部痛を主訴に来院。強い痛みを訴えるが…。

第6回 見逃せない頭痛!手抜きできない頭痛!!

頭痛で外来に来る、あるいは救急車で運ばれてくる患者さんの数は多いことでしょう。大概が軽い症状であったり、生死に関わるものではなかったりという頭痛ですが、中には見逃してはならない重篤なものが隠れています。そんな「恐い頭痛の番付」や2次性頭痛のRED FLAG、恐い頭痛の戦い方は如何に?また頭痛の中で最も多い片頭痛について、診断に大切な病歴の取り方や治療などをお届けします。今回も症例ドラマとDr.林のわかり易く、且つ詳しい解説で頭痛をクリアに学びましょう!【症例1】 75歳女性。過換気症候群で倒れ救急車で来院。落ち着いて話もできない状態の患者に研修医はビニール袋をかぶせて再換気法を試みるが・・・。【症例2】 28歳女性。真夜中、頭痛を主訴に来院。吐き気が強く嘔吐している。

第7回 薬物中毒ウソ、ホント

薬物中毒は、日常的に遭遇する疾患ではないかもしれませんが、意識障害など重篤な状態で搬送されて来る患者さんからは充分な情報を得られない場合が多く、緊急に、且つ落ち着いて対処するには、予め知識をもっておく事がとても重要です。また、安易な拮抗剤投与や胃洗浄は状態を悪化させてしまいかねません。様々な症例とどう戦うのか、今回も必見です!【症例1】 精神科に通院中の30歳女性。処方されている薬と市販薬を内服して搬送されてきた。バイタルサインは安定している。【症例2】 意識障害を起こしている58歳男性が搬送される。血圧90/60、体温35.4℃、SpO2は、酸素10rで100%【症例3】 煙草を誤飲してしまった2歳男児。研修医は胃洗浄を試みるが・・・。

第8回 腹痛は難しいのだ!

コモンディジーズである腹痛も、時間外に来院されると診断がつかない場合も多く、医療過誤が多発するのも事実です。今回の症例ドラマで取り上げる患者さんを、果たして研修医は正しく診断できるでしょうか?【症例1】 20歳男性。腹痛、嘔気を主訴に来院。下痢をしている。バイタルサインは正常で研修医は胃腸炎と診断。【症例2】 28歳女性。腹痛で来院。かなり痛がっている。血圧110/82、脈110、体温36.8℃。研修医は直腸診を試みるが患者に断られる。

第9回 オオカミ少年は誰だ?ウソっこ痙攣、ウソっこ麻痺

テーマは麻痺と痙攣ですが、通常の症例ではなく、ちょっと変わった患者さんが登場します。果たして研修医はどのように対応するのでしょうか? そしてDr.林の診断は? 救急処置室で大活躍する一風変わった美人(?)看護師さんにも要・注目!【 症 例 1 】75歳男性。老健施設から右片麻痺で搬送された。会話は問題ないが右半身の力が入らず感覚がないという。バイタルサインは安定している。研修医は脳梗塞を疑うが…?【 症 例 2 】26歳女性。コンビニエンスストアの前で痙攣を起こし救急車搬送された。激しく痙攣を続ける患者に救急処置室は大騒ぎ!

第10回 痛快、明快、失神救急!

失神の患者さんをみた時、疑われるのはどんな疾患でしょうか。クモ膜下出血、虚血性心疾患、それとも迷走神経反射・・・・救急現場では患者さんの状態と危険度をきちんと把握して、入院が必要なのか、帰宅させても良いのかを判断しなくてはなりません。検査結果だけで安易に診断してしまうと思わぬ落とし穴にはまることも。今回もそんな落とし穴に嵌りそうになる研修医を、Dr.林が厳しく、そして優しく指導します!【 症 例 1 】75歳男性。自宅で食後、意識消失し救急車搬送された。バイタルサインは血圧150/70、脈拍52、体温36.7℃、SpO299%。心電図ではAf。研修医はTIAと診断するが?【 症 例 2 】35歳男性。宴会中にトイレで排尿中に失神し同僚が慌てて救急車を要請した。バイタルサイン血圧110/80、脈拍90、体温36.5℃。本人いわく「まだ飲める!」

第11回 ハイリスク患者の救急対応

今回は、ハイリスク患者の対処法がテーマです。救急外来には実に様々なタイプの患者さんが来院しますが、誰もが素直に治療を受けてくれるとは限りません。しかし、クレームをつける患者や治療を受けたがらない患者への対応法を、きちんと教わる機会は案外少ないのではないでしょうか? 診断や治療の技術も勿論大切ですが、「医療はサービス業である」という観点に立った患者さんへの接し方を学びましょう!【 症 例 1 】32歳男性。発熱で来院したが待ち時間が長いと外来で騒ぎ始めた。アロハシャツを着た患者の腕には刺青が覗いている…。研修医の対応は?そして指導医はどうするのか?【 症 例 2 】57歳男性。深夜、飲み屋街の階段の下で倒れていたという通行人からの通報により救急搬送されてきた。患者は診察を拒否して家に帰ろうと暴れ始めるが…。

第12回 診療拒否患者への対応

緊急入院した患者のなかには仕事や家庭の事情で、入院が必要であるにも関らず帰宅を希望する人や、検査を拒否したりする人が少なからずいるものです。そんな時はどのように対処すればよいのか、上手な説得法や留意するべき点、Dr.林の必殺カルテ術を伝授します。【 症 例 1 】35歳男性。2日前にアルコール性膵炎で緊急入院したが、「どうしても帰る!」といって病衣のまま帰ろうとする。研修医は必死に説得するが患者は聞く耳を持たない。【 症 例 2 】72歳男性。突然の胸痛および背部痛で救急車来院。血圧180/100、体温36.5℃、呼吸数20。研修医は大動脈解離を疑い造影剤検査をすすめるが検査同意書の説明をしたところ患者に検査を拒否されてしまう。【 症 例 3 】66歳男性。自宅で意識消失し救急車来院。診断はTIA。バイタルサインは安定している。患者は帰宅を希望するが家族は入院させてくれといって意見が対立。

第13回 一皮むけるECGのTips

今回のテーマは心電図について。とはいっても教科書的な心電図の読解ではなく臨床で役に立つ、知っているとちょっと自慢になるようなTips、そして落とし穴的なTipsについてお届けします。【 症 例 1 】53歳男性。「胃が重い」と救急外来を受診。心電図で心筋梗塞を疑い研修医はMONAを実施したが突然患者の血圧が低下! さぁどうする!?【 症 例 2 】40歳男性。重度うつ病で入院中。自殺企図が強いためトイレと洗面以外は抑制されていたが前日から2度にわたり失神を起こしたため救急外来を受診。主治医は肺炎を疑い胸部X線を実施したが影はない。

第14回 熱性痙攣はコワイ?

小児の救急車要請の頻度が最も高い疾患として熱性痙攣があります。医師として誰もがきちんと診ることができなければならない疾患ですが、実際に痙攣を起こしている患児をみると、どうしても慌ててしまう事も多いでしょう。その為あまりにも慎重になり過ぎたり、逆に何度も経験すると「たかが熱性痙攣」と甘くみてしまい、思わぬ落とし穴にハマることにもなりかねません。そこで、腰椎穿刺を行うべき症例や、そこまで必要のない症例の見分け方のポイントを学びます。今回の症例ドラマもツブ揃いの名演技、どうぞお見逃しなく!【 症 例 1 】1歳3ヶ月男児。自宅で痙攣を起こし救急車搬送された。痙攣は初発であるとの事。研修医は髄膜炎の鑑別診断のため腰椎穿刺を実施しようとするが母親に拒否され…。【 症 例 2 】8歳男児。数日前から風邪をひいていたが夜中に痙攣を起こしたため救急車搬送された。熱性痙攣の既往ありという母親の言葉を研修医は鵜呑みにしてしまうが指導医であるDr.林の診断は!?

第15回 かじられたらどうしよう!?動物咬症

野生動物やペット、はたまた人に咬まれて来院する患者さんを診た経験はあるでしょうか。蛇咬症の場合に抗血清は必須なのか、抗菌薬を使うべきなのはどんな症例か、患者さんが「本当のこと」を言いたがらないのはどんな時・・・?など、4つの症例をご紹介します。外傷治療のなかでも改めて学ぶことのあまりない動物咬症をこの機会に習得しましょう!【 症 例 1 】55歳男性。山で蛇に咬まれ来院。研修医は動物咬症をみた経験がないため治療方法がよくわからない。Dr.林の指導中、更に蛇咬症の男性患者がやって来るが・・・。【 症 例 2 】22歳女性。デートでピクニック中に蛇に咬まれ、お姫様抱っこで来院。治療に向かう研修医を引き止める相手の男性。実は女性の毒を吸い出している時に毒を飲んでしまったから、彼女よりも自分を先に治療して欲しいと頼む。【 症 例 3 】26歳女性。飼い猫に手を咬まれ腫れてきたため来院。研修医は大した事ないと診断するが、実は・・・!【 症 例 4 】45歳男性。手の甲を壁で擦ってしまったという主訴で来院。怪我の状態をみたDr.林は男性の話が嘘だと指摘する。

第16回 はずしまくりの脱臼

脱臼、とくに肩関節・肘・顎関節の脱臼整復に対して、教科書的な整復法を試みてもなかなか上手くいかなかった…という経験はありませんか?ちょっとしたコツさえ知っていれば実に簡単に整復できる事が多いものです。患者さんに不要な痛みや負担をかけないためにもぜひ知っておきたい、それらのコツをご紹介します。【 症 例 1 】30歳男性。右肩関節を脱臼し来院。研修医は本で読んだ整復法を実施するがうまくいかない。そこでDr.林の整復法は?【 症 例 2 】2歳男児。昼寝から目覚めた後、手を動かさなくなった。X線所見では骨折は見られず研修医は診断を下せない。【 症 例 3 】25歳女性。飲酒時に大笑いをして顎がはずれた。顎関節脱臼の既往歴あり。

第17回 ひからびないでぇ~胃腸炎~

第1回目は胃腸炎がテーマです。非常にcommonでありながら、その症状や診断は多岐にわたるため、時には誤った診断を下してしまうこともありがちです。こわい胃腸炎を見極めるコツや、特に重要な小児の脱水の管理法などを詳しく解説します。手作り経口補液ORSにも挑戦しますよ!【 症 例 1 】27歳男性。頻回の下痢と発熱を主訴に来院。研修医の診断は胃腸炎。整腸剤で様子見をはかろうとするが Dr.林は診断に疑いを持つ。【 症 例 2 】24歳女性。下痢と嘔吐を主訴に、夫とともに来院。研修医は初期の胃腸炎を疑うが話を聞いているうちに…。【 症 例 3 】5歳女児。頻回の下痢と嘔吐で父親が連れてきた。母親と兄弟、それに祖母もそろって吐き下しで寝込んでいる。

第18回 回って回ってグールグル~回転性めまい~

回転性めまいは非常によくある疾患ですが、めまいを分類するのはなかなか難しいものです。それは、発作を起こしている患者さんから正確な情報を得るのは容易ではないためです。そこで、回転性めまいの中でも見逃すと怖い疾患を確実に見抜くためのkeywordや診断のポイントを徹底的に学習します。また、めまいの中で大半を占めるBPPV(良性発作性頭位めまい症)の辛い症状を改善する治療法であるEpley法やSemont法を確実に実施するための実習も行います。【 症 例 1 】72歳男性。自宅でめまいを起こし救急車で来院。「吐血した」という患者の訴えで研修医は大慌てするが、診察を進めるに従い別の疾患の影が見え隠れする。【 症 例 2 】40歳女性。起床時に起きためまいで救急車来院。研修医たちは所見からBPPVを疑い独自に考案した治療法を試みるが…!?

第19回 さ、さ、酸素!~一酸化炭素中毒~

一酸化炭素(以下CO)中毒は、案外日常生活の中や事件・事故現場に潜んでいます。しかし、疑わないと分からないのがCO中毒の落とし穴。患者さんの主訴や血液検査の結果だけでは見逃してしまう事もあります。何を、どう疑えば診断に辿り着けるのか、そしてCO中毒と診断した場合どのように戦えばいいのか、習得してください。

第20回 さ、さ、酸素!~気管支喘息~

気管支喘息は非常によくある疾患で、夜間外来などにも老若男女を問わず来院します。重症の患者さんが徒歩で来院することも決して珍しくありません。また「吸入で改善するだろう」などと甘く見ていると吸入薬が効かなかったり、来院後にみるみる具合が悪くなっていくケースもあります。そんなとき、次の一手はどうするか?様々な戦術をDr.林が披露します!

第21回 腰痛の通になる。目指せ!腰痛ソムリエ

今回のテーマは腰痛です。中でも特に外来でよく診る急性腰痛症に焦点を当てます。急性腰痛症の治療は、なかなか良いエビデンスがなかったり、また古い迷信が信じられていたりして難しいものです。そこでDr.林は腰痛を3つのタイプに分けて対応する事を提案。さてその3つのタイプとは? 迫真の症例ドラマと濃密な講義で構成された内容は救急医ならずとも見逃せません! 【症例1】77歳男性。早朝4時に徒歩で救急外来に来院。患者は5日前から風邪をひいているにも関わらず漬物石を持ち上げたため腰痛が発症したと説明。研修医はそれを鵜呑みにしてしまうが・・・ 【症例2】35歳男性。家業である酒屋の仕事中に急性腰痛症を発症し救急車来院。動けなくなるほどの症状は2度目。X線検査を実施しようとする研修医をDr.林は「必要ない」と止める。

第22回 CT or not CT,それが問題だ…軽症頭部外傷

頭部を打撲して来院する患者さんは意外と多いもの。緊急手術が必要なほど重症ではないが、万全を期すためにCTを撮るべきか、あるいは必要ないのかと悩む事はありませんか?特に小児の場合は親御さんの心配や医師自身の「安心」のために、必要も無いのにCTを撮るケースが多くみられます。ガイドラインでも様々な解釈があって結局ほぼ全例にCT撮影を行っている…という事もあるのではないでしょうか。そのCTが本当に必要かどうか、改めて整理して考えてみましょう。 【症例1】1歳6ヶ月男児。ショッピングセンターのカートから転落して両親とともに救急車来院した。頭から落ちて「たんこぶ」が出来ている。母親は頭部CT撮影による診断を強く要望するが…。 【症例2】16歳男性。ラグビーのクラブ活動中に他の選手とぶつかり脳震盪を起こした。数分の意識消失、受傷機転の記憶の欠如、健忘が見られるが本人は数日後に試合を控えて練習の継続を希望している。

第23回 気胸に絶叫!?

交通事故外傷などでは気胸、特に見逃してはならないものが緊張性気胸です。緊張性気胸の対応は一刻を争うため、全ての所見が揃わなくても処置をしなくてはならないケースがしばしば発生します。 そこで、今回の目標は次の通り。 1. 緊張性気胸に強くなる! 2. 胸腔チューブ速攻裏技をゲットする! 3. 気胸を見つける名人になる! 命に関わる疾患のため、しっかりおさえてきっちり対応できるようになりたいですね。 【症例1】35歳男性。車対車の交通事故外傷で救急車搬送されてきた。車は大破。血圧90/70mmHg、脈拍120/m、15L酸素投与でSpO292%。病院到着時には意識喪失。気管挿管をしても脈が触知できない。 【症例2】28歳男性。交通事故の高エネルギー外傷だが意識はあり胸を痛がっている。左の呼吸音が微弱、皮下気腫(+)。血圧90/70mmHg、脈110/m、SpO294%。研修医は胸腔穿刺を実施しようとするがDr.林はそれを止める。

第24回 感染巣を捜し出せ!

Focus 不明の発熱では身体のどこかに感染症が潜んでいると疑われますが、患者が高齢で認知症や麻痺がある場合や、所見が揃わない場合など感染巣を特定するのが難しい事もあります。そんなとき感染巣を捜し出すには、患者の背景や生活スタイルをよく考えること、病歴から推察すること、そして何より身体所見を隈なくしっかり取ることがとても大事です。症例提示ドラマの患者さんの感染巣はどこにあるのか、一緒に考えながらご覧ください! 【 症 例 1 】88歳男性。深夜、発熱を主訴に数年前から入所しているナーシングホームから連れて来られた。認知症と脳梗塞後遺症で右片麻痺がある。研修医は各種検査を試みるも発熱の原因を特定できない。血圧130/60mmHg、脈100/m、体温38. 8℃、SpO298%。 【 症 例 2 】82歳男性。Focus不明な高熱で孫がインフルエンザを疑い心配して来院した。前立腺肥大で同院に通院中のほか特記すべき既往はない。血圧100/50mmHg 、脈拍125 /m 、体温39.0℃、10L酸素投与後のSpO2100%。

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レビュー(9件)

匿名希望さん (2013年03月11日 22時16分)

アセトアミノフェン中毒がアセトアメノフェン中毒となっています。

ドクターKさん (2013年01月12日 00時40分)

空手のハイキックで、意識消失したら、高エネルギー外傷に分類するのでしょうか?外傷後、どの位で、復帰できるのかの基準がわかりました。

ドクターKさん (2013年01月05日 05時17分)

口腔外科で習ったけれど、忘れて自信がなかったので、口腔外科に行ってもらった。この回で復習して、思い出せて良かった。

ドクターKさん (2012年12月22日 01時46分)

体協のスポーツ講習会で聞いたのですが、水を飲んでうまければ、「水分不足」、ポカリを飲んでうまければ、「塩分不足」だそうです。コーチや保護者は、水とポカリを常備していると良いそうです。ちなみに講師の先生は、「アクエリアス」の方が好きだといっていました(笑)

医楽座 山本愛さん (2012年08月14日 13時02分)

チャプター3と4が逆になっておりましたので、正しい順番に修正いたしました。 大変、失礼いたしました。

匿名さん (2012年08月13日 13時58分)

3と4の順番が逆です

医楽座 山本愛さん (2012年05月09日 11時25分)

大変失礼いたしました。 誤字を修正いたしました。ご指摘ありがとうございます!

匿名さん (2012年05月04日 14時35分)

内容はとてもためになります! 誤字がありますので報告します。 サブタイトルのいくつかが 高カリウム血性 になっていますので。

リュウくんさん (2011年09月03日 07時08分)

今年も熱中症が多いですね。熱中症の分類はあまり意識していませんでした。寸劇を見ていると理解しやすいです。

DVD

Dr.林の笑劇的救急問答6<上巻>
発売日 2010/10/15

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Dr.林の笑劇的救急問答5<上巻>
発売日 2009/11/06

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Dr.林の笑劇的救急問答 2 <下巻>
発売日 2006/10/27

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Dr.林の笑劇的救急問答6<下巻>
発売日 2010/12/03

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Dr.林の笑劇的救急問答3<上巻>
発売日 2006/12/14

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Dr.林の笑劇的救急問答 2 <上巻>
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Dr.林の笑劇的救急問答4<上巻>
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発売日 2009/12/18

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Dr.林の笑劇的救急問答3<下巻>
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発売日 2008/12/19

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Dr.林の笑劇的救急問答<上巻>
発売日 2005/10/21

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