超速効!糖尿病診療エクスプレス2010(全7回)

シリーズ解説

待望の「糖尿病診療エクスプレス」改訂版です。新たに加わった重要なエビデンスをはじめ、糖尿病関連の最新情報・最新治療を、思わず膝を打つ明快なロジックでわかりやすく解説。糖尿病薬剤療法が根底から変わると評判が高い新薬「インクレチン製剤」の話題を筆頭に、24時間連続血糖測定が可能な「グルコース持続モニタリングシステム」、糖尿病と癌の関係など専門医でなくとも知っておきたい重要トピック、さらには生活習慣改善のアドバイスまで、ジェネラリストの外来で必ず役立つ情報を凝縮しています。数多い2型糖尿病治療薬の特徴・使いわけが一目で分かる、前作で大好評のチャートも紹介します!

久保田 章 先生 向ヶ丘久保田内科 院長

選択中の番組

第1回 糖尿病情報 UP TO DATE 2010

薬剤療法が根底から変わると評判の高い新薬「インクレチン製剤」の話題を筆頭に、つい先ごろ薬事承認を受けたばかりの24時間連続血糖測定が可能な「グルコース持続モニタリングシステム」、糖尿病と癌の関係など、専門医でなくともぜひ知っておきたい重要トピックの数々をぎゅっと凝縮してお届けします。

収録時間 00時間45分00秒

第2回 ’10年代の糖尿病診療指針

まだ血糖コントロールによって糖尿病合併症が抑制できるのかすら定かでなかった1990年代、「DCCT」「熊本STUDY」「UKPDS」などの試験は、血糖コントロールにより細小血管合併症が抑制できることを示してきました。一方、大血管障害の抑制をめざして近年実施された「ACCORD STUDY」では、なんと厳格な血糖コントロールをめざした群のほうが22%も死亡率が高いという衝撃的な結果を我々に示しました。これらのデータをどのようにとらえ、どのような診療指針を持って治療に当たるべきなのでしょうか。 そこで今回は、これまでのエビデンスをふまえた上で、患者に対してどのように診療し、最新のインクレチン製剤を含めた数多くの治療薬をどのような考えに基づいて、どう組み立てて使っていくべきかを考えていきます。

収録時間 00時間28分00秒

第3回 薬剤選択(比較的軽症篇)

最新の糖尿病情報をお送りしている本シリーズ、今回からいよいよ実践篇に突入します。テーマは「軽症例(HbA1c 8%未満)への薬剤選択と使用法」。肥満例や非肥満例などいくつかの具体的なケースに対して、どのように薬剤を選択し、何に気をつけて使っていくべきかを探っていきます。昨年末より日本でも使えるようになったインクレチン製剤シタグリプチンは、QOLなどの観点から軽症例に対して非常に使いやすいと考えられていますが、はたして実際のところはどうなのでしょうか? また、α -GIやメトホルミン、グリニド、チアゾリジンなどとどのように使い分けていくべきでしょうか?久保田先生が実際にシタグリプチンを患者さんに投与(追加、あるいは切り替え)した例を多数紹介しながら、その使い勝手や手応えなどをリアルな言葉で報告します。また、数多い2型糖尿病治療薬の特徴・使いわけが一目で分かるチャートも紹介。さらには生活習慣改善のアドバイスをどうすればいいのか、そのちょっとしたポイントなど、今回も必ず役立つ最新情報を凝縮してお送りします!

収録時間 00時間45分00秒

第4回 薬剤選択(比較的重症篇/非インスリン)

今回はHbA1c 8%以上の比較的重症な例に対してインスリン以外の薬剤、すなわち経口薬や新登場のアナログ製剤リラグルチドを使った治療法について考えていきます。  確実な血糖降下作用を持つ薬剤といえば、インスリン以外ではSU 薬が筆頭に上げられるでしょう。しかしSU 薬には肥満を助長したり、膵β細胞を酷使するという欠点があり、扱いづらいものでした。新しく登場したリラグルチドや、最近になって認可された高用量のメトホルミンはSU 薬に匹敵する血糖降下作用を持ちながらも、膵β細胞の保護作用があり、体重の増加も認められません。これら最新の薬剤事情を踏まえ、久保田先生はHbA1c が10%程度までのケースであれば、インスリンなしで血糖をコントロールすることは十分可能だと考えます。

収録時間 00時間44分00秒

第5回 インスリン(1) BOTの考え方

今回から3回にわたってインスリンを用いた新しい治療法を解説していきます。 近年、インスリン治療の選択肢は飛躍的に増加しています。最近では入院よりも外来でのインスリン導入が主流になってきました。そして外来における画期的な治療戦略として、BOT(Basal supported Oral Therapy)という治療法が注目を集めています。 BOT を一言で説明すると、インスリンの基礎分泌部分については一日一回の基礎インスリン注射で補い、食事時の追加分泌部分のみを経口血糖降下薬で対処するという方法です。経口血糖降下薬だけでは血糖の値が十分改善しないが、膵臓のインスリン分泌能はまだある程度残っており、全面的にインスリン治療に移行するには時期尚早・・・そんなケースでBOT は強い威力を発揮し、「実際やってみると、すごく良く効く」と久保田先生は実感しています。 その他、治療の適応などの基礎的な話から、超速効型インスリン、持効型インスリン、近年新しく登場したアイテムの紹介など、今回も豊富な内容をお送りします!

収録時間 00時間26分00秒

第6回 インスリン(2) BOTの実践

従来、なかなか打開策が見付からなかった症例(例えば、合併症が出始めていて、SU 薬の2次無効という症例)にも、BOT(Basal supported Oral Therapy)は非常に有効な手段だと言えます。それではBOT治療は具体的にどのように進めれば良いのか、今回は実際の症例を挙げて実践編をお送りします。 導入時の持続型インスリン「ランタス」の量はどの位にするべきなのか? その後どれ位の期間でどの位の量を増やすべきなのか? その時に経口薬はどう調整すれば良いのか?…など数々の疑問に久保田先生がきわめて具体的に答えていきます。 さらにはBOT で行き詰まったときの次の一手も紹介。もちろん強化療法に移行することもそのひとつなのですが、「強化療法の前にやれることがある」と久保田先生。 番組では他に、ランタスの効果的な応用例など、様々なお役立ち情報を紹介します。いずれも久保田先生ご自身の症例による実感のこもった解説ばかり。明日からの診療に是非お役立て下さい!

収録時間 00時間28分00秒

第7回 インスリン(3) 外来で出来る強化療法

シリーズ最終回にふさわしく(?)、今回登場するのはかなり重症の高血糖患者。空腹時血糖は288mg/dl、HbA1c は14.9% (JDS)、夕食をたっぷり食べることが何よりも楽しみで「その分インスリンを打つから、食べたいだけ食べさせてくれ」と言って久保田先生を悩ませたという症例です。 そんなケースでも治療を可能にしたのが、「ヒューマログミックス50 ×3回打ち」。インスリンアナログの超速効型と中間型の混合製剤の登場により健常な人のインスリン動態に近い状態を作ることが出来るようになりました。今回はこの話題を中心に、実際の治療経過を交えて詳しく解説します。 さらに、「ヒューマログミックス50 ×3回打ち」が行き詰まった時の対応方法についても、実際の外来での症例を紹介しながら解説していきます。 「我々は現在、個々の生活習慣に応じた幅広い治療手段を持っているのです」と、外来で出来るインスリン治療の可能性について久保田先生が熱く語ります!!

収録時間 00時間45分00秒

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第1回 糖尿病情報 UP TO DATE 2010

薬剤療法が根底から変わると評判の高い新薬「インクレチン製剤」の話題を筆頭に、つい先ごろ薬事承認を受けたばかりの24時間連続血糖測定が可能な「グルコース持続モニタリングシステム」、糖尿病と癌の関係など、専門医でなくともぜひ知っておきたい重要トピックの数々をぎゅっと凝縮してお届けします。

第2回 ’10年代の糖尿病診療指針

まだ血糖コントロールによって糖尿病合併症が抑制できるのかすら定かでなかった1990年代、「DCCT」「熊本STUDY」「UKPDS」などの試験は、血糖コントロールにより細小血管合併症が抑制できることを示してきました。一方、大血管障害の抑制をめざして近年実施された「ACCORD STUDY」では、なんと厳格な血糖コントロールをめざした群のほうが22%も死亡率が高いという衝撃的な結果を我々に示しました。これらのデータをどのようにとらえ、どのような診療指針を持って治療に当たるべきなのでしょうか。 そこで今回は、これまでのエビデンスをふまえた上で、患者に対してどのように診療し、最新のインクレチン製剤を含めた数多くの治療薬をどのような考えに基づいて、どう組み立てて使っていくべきかを考えていきます。

第3回 薬剤選択(比較的軽症篇)

最新の糖尿病情報をお送りしている本シリーズ、今回からいよいよ実践篇に突入します。テーマは「軽症例(HbA1c 8%未満)への薬剤選択と使用法」。肥満例や非肥満例などいくつかの具体的なケースに対して、どのように薬剤を選択し、何に気をつけて使っていくべきかを探っていきます。昨年末より日本でも使えるようになったインクレチン製剤シタグリプチンは、QOLなどの観点から軽症例に対して非常に使いやすいと考えられていますが、はたして実際のところはどうなのでしょうか? また、α -GIやメトホルミン、グリニド、チアゾリジンなどとどのように使い分けていくべきでしょうか?久保田先生が実際にシタグリプチンを患者さんに投与(追加、あるいは切り替え)した例を多数紹介しながら、その使い勝手や手応えなどをリアルな言葉で報告します。また、数多い2型糖尿病治療薬の特徴・使いわけが一目で分かるチャートも紹介。さらには生活習慣改善のアドバイスをどうすればいいのか、そのちょっとしたポイントなど、今回も必ず役立つ最新情報を凝縮してお送りします!

第4回 薬剤選択(比較的重症篇/非インスリン)

今回はHbA1c 8%以上の比較的重症な例に対してインスリン以外の薬剤、すなわち経口薬や新登場のアナログ製剤リラグルチドを使った治療法について考えていきます。  確実な血糖降下作用を持つ薬剤といえば、インスリン以外ではSU 薬が筆頭に上げられるでしょう。しかしSU 薬には肥満を助長したり、膵β細胞を酷使するという欠点があり、扱いづらいものでした。新しく登場したリラグルチドや、最近になって認可された高用量のメトホルミンはSU 薬に匹敵する血糖降下作用を持ちながらも、膵β細胞の保護作用があり、体重の増加も認められません。これら最新の薬剤事情を踏まえ、久保田先生はHbA1c が10%程度までのケースであれば、インスリンなしで血糖をコントロールすることは十分可能だと考えます。

第5回 インスリン(1) BOTの考え方

今回から3回にわたってインスリンを用いた新しい治療法を解説していきます。 近年、インスリン治療の選択肢は飛躍的に増加しています。最近では入院よりも外来でのインスリン導入が主流になってきました。そして外来における画期的な治療戦略として、BOT(Basal supported Oral Therapy)という治療法が注目を集めています。 BOT を一言で説明すると、インスリンの基礎分泌部分については一日一回の基礎インスリン注射で補い、食事時の追加分泌部分のみを経口血糖降下薬で対処するという方法です。経口血糖降下薬だけでは血糖の値が十分改善しないが、膵臓のインスリン分泌能はまだある程度残っており、全面的にインスリン治療に移行するには時期尚早・・・そんなケースでBOT は強い威力を発揮し、「実際やってみると、すごく良く効く」と久保田先生は実感しています。 その他、治療の適応などの基礎的な話から、超速効型インスリン、持効型インスリン、近年新しく登場したアイテムの紹介など、今回も豊富な内容をお送りします!

第6回 インスリン(2) BOTの実践

従来、なかなか打開策が見付からなかった症例(例えば、合併症が出始めていて、SU 薬の2次無効という症例)にも、BOT(Basal supported Oral Therapy)は非常に有効な手段だと言えます。それではBOT治療は具体的にどのように進めれば良いのか、今回は実際の症例を挙げて実践編をお送りします。 導入時の持続型インスリン「ランタス」の量はどの位にするべきなのか? その後どれ位の期間でどの位の量を増やすべきなのか? その時に経口薬はどう調整すれば良いのか?…など数々の疑問に久保田先生がきわめて具体的に答えていきます。 さらにはBOT で行き詰まったときの次の一手も紹介。もちろん強化療法に移行することもそのひとつなのですが、「強化療法の前にやれることがある」と久保田先生。 番組では他に、ランタスの効果的な応用例など、様々なお役立ち情報を紹介します。いずれも久保田先生ご自身の症例による実感のこもった解説ばかり。明日からの診療に是非お役立て下さい!

第7回 インスリン(3) 外来で出来る強化療法

シリーズ最終回にふさわしく(?)、今回登場するのはかなり重症の高血糖患者。空腹時血糖は288mg/dl、HbA1c は14.9% (JDS)、夕食をたっぷり食べることが何よりも楽しみで「その分インスリンを打つから、食べたいだけ食べさせてくれ」と言って久保田先生を悩ませたという症例です。 そんなケースでも治療を可能にしたのが、「ヒューマログミックス50 ×3回打ち」。インスリンアナログの超速効型と中間型の混合製剤の登場により健常な人のインスリン動態に近い状態を作ることが出来るようになりました。今回はこの話題を中心に、実際の治療経過を交えて詳しく解説します。 さらに、「ヒューマログミックス50 ×3回打ち」が行き詰まった時の対応方法についても、実際の外来での症例を紹介しながら解説していきます。 「我々は現在、個々の生活習慣に応じた幅広い治療手段を持っているのです」と、外来で出来るインスリン治療の可能性について久保田先生が熱く語ります!!

レビュー(5件)

ハッピーさん (2013年02月19日 18時48分)

最新の知見をわかりやすく、臨床に活かせる形で紹介されているため大変参考になる。病態生理(東田先生、糖尿病) も大変わかりやすく臨床にも役立つ知識が満載でした。

匿名さん (2012年01月01日 09時37分)

メトフォルミンを使って効果を得られていても、多くの高齢者では腎機能低下をきたしております。今日の現実の医療では保険審査で削られることが多く使えません。

匿名ビッチさん (2011年11月27日 13時49分)

妊娠時インスリンがなぜ適応なのですか。わかりやすく説明おねがいいたします。

エリンさん (2011年10月30日 16時10分)

とても勉強になります。インスリン治療を含めて糖尿病治療の変化においついていくのに参考になります。

エリンさん (2011年10月30日 12時51分)

BOTの実際が良く分かりました。参考にします。

DVD

超速効 ! 糖尿病診療エクスプレス2010<上巻>
発売日 2010/09/24

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超速効 ! 糖尿病診療エクスプレス2010<下巻>
発売日 2010/12/17

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