聖路加GENERAL<Dr.衛藤の皮膚科疾患アーカイブ>(全9回)

シリーズ解説

これまで、好評を博してきた「聖路加GENERAL」が、「聖路加GENERALシリーズ」として、さらにパワーアップして帰ってきました! 引き続き、岡田、岸本両氏が、各科のスペシャリストをゲストに迎えて、ジェネラリストの立場から鋭く切り込みます。ジェネラリスト指南は、徳田先生。 これを観れば、鑑別力、診断力アップまちがいなし! どうぞ、ご期待ください。

衛藤 光 先生 聖路加国際病院 皮膚科 部長 岡田 正人 先生 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科 部長岸本 暢将 先生 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科(成人、小児) 医長徳田 安春 先生 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長

選択中の番組

第1回 蕁麻疹

黒帯師範:衛藤 光 氏
今回の症例は、蕁麻疹。最初の症例は、仕事が忙しく、数ヶ月寝不足が続いている32歳の女性。全身に?痒性皮疹が出現しました。蕁麻疹の原因は、ストレス、疲労、物理的な刺激など、非アレルギー性の因子によるものが多いことがわかっています。蕁麻疹は、マスト細胞がなんらかの刺激によりヒスタミンを出すことで発症します。なにがその刺激の原因になるのか、またそのヒスタミンによってどのような症状として現れるかはさまざまです。急性のもの、皮膚描記症、薬剤性蕁麻疹、蕁麻疹様血管炎などについて、具体的な症例を提示しながら紹介します。また、近年話題になった茶のしずく石鹸による小麦アレルギーについても解説します。どうぞお楽しみに!

収録時間 00時間18分31秒

第2回 アトピー性皮膚炎

黒帯師範:衛藤 光 氏
前回に引き続き、今回も「痒い」疾患を取り上げます。最初の症例は、疾患数の多いアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下することで発症する前回に引き続き、今回も「痒い」疾患を取り上げます。最初の症例は、疾患数の多いアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下することで発症すると考えられています。近年、そのバリア機能に関係するタンパク質として、フィラグリンが注目されています。また、症状の程度を表す指標として、最近用いられるようになったTARC検査について紹介します。アトピー性皮膚炎の中には、バリア機能が正常なものもあります。また、治療に使うステロイド薬が原因で皮膚炎を起こすようなケースもあります。他に、類似した痒い疾患として、小児にみられる脂漏性皮膚炎、疥癬や、菌状息肉症などの怖い疾患との鑑別についても解説します。 また、ステロイド軟膏の塗り方など基本的なことについても紹介します。どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間21分39秒

第3回 痛い皮膚疾患(1) 感染症

皮膚科疾患の第3回目は、「痛い」疾患です。痛い皮膚疾患は、まず感染症を考えます。最初の症例は、38歳の男性。毎年夏になると趾間がじくじくして痒いという症状がありましたが、ずっと放置していました。ゴルフに行った翌日、足背が腫れて熱を持ち、痛くなってきたため、受診しました。発熱もあることから感染症を疑い検査した結果、水虫から二次感染を起こした蜂巣炎であることがわかりました。足の水虫は万病の元と言われているように、水虫が原因でさまざまな疾患を発症することがありますので、要注意です。他にも、歯磨きから感染することなどもあります。他に、もっと重度な壊死性筋膜炎やうっ滞性皮膚炎などについて、具体的な症例を提示しながら詳しく解説します。どうぞお楽しみに。

収録時間 00時間17分18秒

第4回 痛い皮膚疾患(2) 炎症

第4回皮膚疾患は前回に引き続き「痛い」です。今回は炎症性のものについて見ていきます。最初の症例は40歳女性。一週間前から誘因なく右腋窩に痛みと鶏卵大の紅班が出現し、受診しました。全身症状としては倦怠感と軽い発熱があり、病歴をとっていくと潰瘍性大腸炎にて治療中ということで、この方はSweet病と診断されました。最近では炎症性腸炎に伴うSweet病も増えています。痛い発疹で明らかな感染が見られなかったり結節性紅班にも当てはまらない場合、考えたい病気の一つであり、重い内臓疾患を合併する場合もありますので、注意が必要です。他にも見落としてはならない結節性紅班や血管炎について、診断のポイントや軽視してはならない重症薬疹について詳しく解説していきます。どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間17分01秒

第5回 症状のない皮膚疾患(1) -黒い疾患-

黒帯師範:衛藤 光氏 今回は症状のない皮膚疾患、その中でもPaget病と黒い疾患を中心にみていきます。 最初の症例は75歳男性。3年ほど前から陰のうに発赤を認めていましたが、毎日80キロの距離を自転車で走るため、それによる摩擦だと思い放置していたところ、ここ3ヶ月で特に赤みが増したので受診することに。ステロイド軟膏を処方したが回復せず、検査をしてみると乳房外Paget病でした。乳房Paget病はよく知られていますが、乳房以外の部位にも発症するというのがポイントです。湿疹とよく似た症状ですので、その鑑別のポイントを紹介します。この他にも間違えてはならない湿疹の鑑別疾患を詳しくみていきます。 黒い皮膚疾患には、脂漏性角化症のように良性のものもありますが、悪性黒色腫のように早期に発見しなければ危険なものもあり注意が必要です。今回も症例を見ながらわかりやすく鑑別方法をお伝えします。

収録時間 00時間20分47秒

第6回 症状のない皮膚疾患(2) -赤い疾患-

黒帯師範:衛藤 光 氏 乾癬は日本でも多くみられるようになってきましたが、湿疹と似ているのでしっかり鑑別する必要があります。爪に見られる乾癬から、膿疱性乾癬のように、場合によっては命に関わる重篤な疾患まで、さまざまなものがあります。また、最近増えてきた乾癬性関節炎についてもわかりやすく紹介します。二つめは皮膚がんです。半年前に猫に噛まれた傷が治らず、化膿して悪化したため受診した68歳の女性。猫に噛まれたことが直接の原因とは考えにくく、このような経過を辿り徐々に増大しているというのは腫瘍性の増殖を起こしている可能性があります。生検の結果、この方は扁平上皮がんでした。痛みや痒みもないのに赤い腫瘤は重篤な皮膚疾患の場合もあるので、早期に発見することが鍵となります。その他の皮膚がんについてもわかりやすい症例写真をまじえて詳しく紹介していきます。

収録時間 00時間16分06秒

第7回 内臓系の皮膚疾患(1)-爪の皮膚疾患-

今回は実態がわかりにくい内臓系の皮膚疾患です。中でも様々な病変が現れる爪にフォーカスします。症例は約半年前から手指の爪甲に変形が現れた63歳男性。進行が気になり皮膚科を受診することにしました。爪にはclubbingが見られ、全身倦怠感や息切れも進んでおり、喫煙歴も20本×40年と高いリスク因子がありました。この患者さんは呼吸器疾患のデルマドロームで、検査の結果肺がんとわかりました。 他にもばち状指に出現する先天性疾患などの原因疾患を詳しくみていきます。また、爪の病変は様々で、砒素中毒や化学療法、ステロイド治療や重症疾患等が原因となるケースがあり多岐に渡りますが、その見極め方を豊富な症例写真をとおして解説します。

収録時間 00時間18分52秒

第8回 内臓系の皮膚疾患(2) -舌の皮膚疾患-

今回は内蔵にまつわる皮膚疾患から“舌”の皮膚疾患をとりあげます。症例は36歳男性。半年前から舌が荒れて白い斑点のようなものが出現。最近では発熱と下痢を繰り返し、約10㎏の体重減少もみられました。この患者さんはHIV感染に起因する舌カンジダ症でした。一口にカンジダ症と言っても、その分類、病因は様々です。カンジダ感染症を中心に地図状舌、黒毛舌、全身性強皮症など特徴のある舌の皮膚疾患や総合内科領域で見られる皮膚病変を解説します。 その昔ヒポクラテスの時代から「診療のときはまず舌と爪を診ろ」と言われたほど、爪や舌の疾患は内蔵の状態を表します。先生方も普段の診察から爪と舌に注意してみてはどうでしょうか。

収録時間 00時間11分37秒

第9回 内臓系の皮膚疾患(3) -黒色表皮腫と皮膚筋炎-

最終回は内臓系皮膚疾患の中から黒色表皮腫と皮膚筋炎をとりあげます。半年前から脇の下が粗造になってきて、褐色の色素沈着が現れたため受診した62歳の女性。診断は黒色表皮腫でした。さらに内臓の検査を行うと大腸がんが見つかりました。皮膚は内臓の鏡”というようにさまざまな内臓病変が現れ、重篤な病気が隠れていることがあります。日々の診察では多岐に渡る内臓悪性腫瘍のデルマドロームを見落とさないことが重要です。今回も様々な皮膚症例から診察のポイントと間違えやすい注意すべき病変を解説していきます。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、"

収録時間 00時間18分42秒

配信中の番組

第1回 蕁麻疹

黒帯師範:衛藤 光 氏
今回の症例は、蕁麻疹。最初の症例は、仕事が忙しく、数ヶ月寝不足が続いている32歳の女性。全身に?痒性皮疹が出現しました。蕁麻疹の原因は、ストレス、疲労、物理的な刺激など、非アレルギー性の因子によるものが多いことがわかっています。蕁麻疹は、マスト細胞がなんらかの刺激によりヒスタミンを出すことで発症します。なにがその刺激の原因になるのか、またそのヒスタミンによってどのような症状として現れるかはさまざまです。急性のもの、皮膚描記症、薬剤性蕁麻疹、蕁麻疹様血管炎などについて、具体的な症例を提示しながら紹介します。また、近年話題になった茶のしずく石鹸による小麦アレルギーについても解説します。どうぞお楽しみに!

第2回 アトピー性皮膚炎

黒帯師範:衛藤 光 氏
前回に引き続き、今回も「痒い」疾患を取り上げます。最初の症例は、疾患数の多いアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下することで発症する前回に引き続き、今回も「痒い」疾患を取り上げます。最初の症例は、疾患数の多いアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下することで発症すると考えられています。近年、そのバリア機能に関係するタンパク質として、フィラグリンが注目されています。また、症状の程度を表す指標として、最近用いられるようになったTARC検査について紹介します。アトピー性皮膚炎の中には、バリア機能が正常なものもあります。また、治療に使うステロイド薬が原因で皮膚炎を起こすようなケースもあります。他に、類似した痒い疾患として、小児にみられる脂漏性皮膚炎、疥癬や、菌状息肉症などの怖い疾患との鑑別についても解説します。 また、ステロイド軟膏の塗り方など基本的なことについても紹介します。どうぞ、お楽しみに!

第3回 痛い皮膚疾患(1) 感染症

皮膚科疾患の第3回目は、「痛い」疾患です。痛い皮膚疾患は、まず感染症を考えます。最初の症例は、38歳の男性。毎年夏になると趾間がじくじくして痒いという症状がありましたが、ずっと放置していました。ゴルフに行った翌日、足背が腫れて熱を持ち、痛くなってきたため、受診しました。発熱もあることから感染症を疑い検査した結果、水虫から二次感染を起こした蜂巣炎であることがわかりました。足の水虫は万病の元と言われているように、水虫が原因でさまざまな疾患を発症することがありますので、要注意です。他にも、歯磨きから感染することなどもあります。他に、もっと重度な壊死性筋膜炎やうっ滞性皮膚炎などについて、具体的な症例を提示しながら詳しく解説します。どうぞお楽しみに。

第4回 痛い皮膚疾患(2) 炎症

第4回皮膚疾患は前回に引き続き「痛い」です。今回は炎症性のものについて見ていきます。最初の症例は40歳女性。一週間前から誘因なく右腋窩に痛みと鶏卵大の紅班が出現し、受診しました。全身症状としては倦怠感と軽い発熱があり、病歴をとっていくと潰瘍性大腸炎にて治療中ということで、この方はSweet病と診断されました。最近では炎症性腸炎に伴うSweet病も増えています。痛い発疹で明らかな感染が見られなかったり結節性紅班にも当てはまらない場合、考えたい病気の一つであり、重い内臓疾患を合併する場合もありますので、注意が必要です。他にも見落としてはならない結節性紅班や血管炎について、診断のポイントや軽視してはならない重症薬疹について詳しく解説していきます。どうぞ、お楽しみに!

第5回 症状のない皮膚疾患(1) -黒い疾患-

黒帯師範:衛藤 光氏 今回は症状のない皮膚疾患、その中でもPaget病と黒い疾患を中心にみていきます。 最初の症例は75歳男性。3年ほど前から陰のうに発赤を認めていましたが、毎日80キロの距離を自転車で走るため、それによる摩擦だと思い放置していたところ、ここ3ヶ月で特に赤みが増したので受診することに。ステロイド軟膏を処方したが回復せず、検査をしてみると乳房外Paget病でした。乳房Paget病はよく知られていますが、乳房以外の部位にも発症するというのがポイントです。湿疹とよく似た症状ですので、その鑑別のポイントを紹介します。この他にも間違えてはならない湿疹の鑑別疾患を詳しくみていきます。 黒い皮膚疾患には、脂漏性角化症のように良性のものもありますが、悪性黒色腫のように早期に発見しなければ危険なものもあり注意が必要です。今回も症例を見ながらわかりやすく鑑別方法をお伝えします。

第6回 症状のない皮膚疾患(2) -赤い疾患-

黒帯師範:衛藤 光 氏 乾癬は日本でも多くみられるようになってきましたが、湿疹と似ているのでしっかり鑑別する必要があります。爪に見られる乾癬から、膿疱性乾癬のように、場合によっては命に関わる重篤な疾患まで、さまざまなものがあります。また、最近増えてきた乾癬性関節炎についてもわかりやすく紹介します。二つめは皮膚がんです。半年前に猫に噛まれた傷が治らず、化膿して悪化したため受診した68歳の女性。猫に噛まれたことが直接の原因とは考えにくく、このような経過を辿り徐々に増大しているというのは腫瘍性の増殖を起こしている可能性があります。生検の結果、この方は扁平上皮がんでした。痛みや痒みもないのに赤い腫瘤は重篤な皮膚疾患の場合もあるので、早期に発見することが鍵となります。その他の皮膚がんについてもわかりやすい症例写真をまじえて詳しく紹介していきます。

第7回 内臓系の皮膚疾患(1)-爪の皮膚疾患-

今回は実態がわかりにくい内臓系の皮膚疾患です。中でも様々な病変が現れる爪にフォーカスします。症例は約半年前から手指の爪甲に変形が現れた63歳男性。進行が気になり皮膚科を受診することにしました。爪にはclubbingが見られ、全身倦怠感や息切れも進んでおり、喫煙歴も20本×40年と高いリスク因子がありました。この患者さんは呼吸器疾患のデルマドロームで、検査の結果肺がんとわかりました。 他にもばち状指に出現する先天性疾患などの原因疾患を詳しくみていきます。また、爪の病変は様々で、砒素中毒や化学療法、ステロイド治療や重症疾患等が原因となるケースがあり多岐に渡りますが、その見極め方を豊富な症例写真をとおして解説します。

第8回 内臓系の皮膚疾患(2) -舌の皮膚疾患-

今回は内蔵にまつわる皮膚疾患から“舌”の皮膚疾患をとりあげます。症例は36歳男性。半年前から舌が荒れて白い斑点のようなものが出現。最近では発熱と下痢を繰り返し、約10㎏の体重減少もみられました。この患者さんはHIV感染に起因する舌カンジダ症でした。一口にカンジダ症と言っても、その分類、病因は様々です。カンジダ感染症を中心に地図状舌、黒毛舌、全身性強皮症など特徴のある舌の皮膚疾患や総合内科領域で見られる皮膚病変を解説します。 その昔ヒポクラテスの時代から「診療のときはまず舌と爪を診ろ」と言われたほど、爪や舌の疾患は内蔵の状態を表します。先生方も普段の診察から爪と舌に注意してみてはどうでしょうか。

第9回 内臓系の皮膚疾患(3) -黒色表皮腫と皮膚筋炎-

最終回は内臓系皮膚疾患の中から黒色表皮腫と皮膚筋炎をとりあげます。半年前から脇の下が粗造になってきて、褐色の色素沈着が現れたため受診した62歳の女性。診断は黒色表皮腫でした。さらに内臓の検査を行うと大腸がんが見つかりました。皮膚は内臓の鏡”というようにさまざまな内臓病変が現れ、重篤な病気が隠れていることがあります。日々の診察では多岐に渡る内臓悪性腫瘍のデルマドロームを見落とさないことが重要です。今回も様々な皮膚症例から診察のポイントと間違えやすい注意すべき病変を解説していきます。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、"

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レビュー(2件)

50代開業医さん (2013年04月16日 22時21分)

皮膚科の事を勉強したくて、最近は皮膚科を選んで良く聞いて(見て)います。耳鼻科と小児科、皮膚科と小児科、内科と整形など、境界領域の疾患、診断、治療法などもみたいです。

えいちゃんさん (2012年05月23日 17時11分)

 シーズンオフで外来が暇なときには見るようにしていますが、夏は皮膚科のシーズンですので、皮膚科のcommon diseaseを沢山取り上げてほしいです。

DVD

聖路加GENERAL【Dr.衛藤の皮膚科疾患アーカイブ】(上巻)
発売日 2012/10/22

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聖路加GENERAL【Dr.衛藤の皮膚科疾患アーカイブ】(下巻)
発売日 2013/05/13

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