直伝!Dr.守屋の素人独学漢方(全12回)

シリーズ解説

漢方薬を試してみたい!だけど、漢方未経験で系統的に学習する機会がない・・・ そんな先生方に贈るDr.守屋のオリジナル独学法! 3つのキーワードと4段階の独学法をベースに、 少しずつ安全に実践しながら漢方の世界をマスターしましょう!

守屋 章成 先生 医療法人メファ仁愛会 マイファミリークリニック蒲郡/医療法人健友会 やまと診療所

選択中の番組

第1回 素人独学漢方の世界へようこそ!

先ずは、漢方診療の基本となる4つの用語を解説。「生薬」と「方剤」の違いは何?「証」って何? そして、漢方医学の歴史を知っておきましょう。 実は、私たちが接する日本の漢方は、起源となる中国の漢方とは似て非なる発展を遂げてきたのです!

収録時間 00時間10分00秒

第2回「まずは体験!漢方的診療」

“西洋医学”的診療と“漢方”的診療の違いって何? 例えば、風邪の患者さんが来院したときに、どのようなことを、どのような順番で質問するのか? シミュレーション診療でアプローチの違いを具体的に比較してみましょう!

収録時間 00時間08分30秒

第3回 キーワード (1)漢方脳 (2)モデル

漢方を独学しようとするとき、大きな壁として立ちはだかるのが、漢方特有の“曖昧”さ。西洋医学からかけ離れたこの世界に足を踏み入れる際、心にしっかりと留めておくべき3つのキーワードがあります。 1つ目のキーワードは「漢方脳」。“分析的”思考の対極にある“感覚的”思考が、漢方の理解には欠かせません。 そして、2つ目のキーワードは「モデル」。抽象化/簡略化をベースとするモデル診断&治療を身につけて、漢方独学の壁を乗り越えましょう!

収録時間 00時間13分30秒

第4回 キーワード (3)方剤=症候群

<3つのキーワード>と<4段階独学法>でマスターする守屋式漢方。今回は、3つ目のキーワード「方剤=症候群」について解説します。漢方を理解する上で欠かせない概念的なキーワード「漢方脳」と「モデル」に対して、「方剤=症候群」は実践的なコツをつかむためのキーワードです。 例えば、桂枝湯が適応となる風邪の症状を“桂枝湯症候群”と名付けることで、桂枝湯にまつわる漢方理論を個別に学んでいきます。 つまり、特定の“方剤”が有効な症状の集まりを“症候群”という枠でくくって、とらえどころのない漢方を少しずつマスターしていくのです。

収録時間 00時間09分35秒

第5回 漢方理論の概観

“漢方理論”の把握に欠かせない6つのキーワードを網羅!(1)八綱(はっこう)→患者さんの症状を<寒・熱><表・裏>など、二項分類で把握。(2)六病位(ろくびょうい)→疾患の進行度を6段階に分類。(3)気血水(きけつすい)→体内の循環バランスが崩れると疾病状態に。(4)五臓(ごぞう)→人体の機能を、5つの<臓>=<肝心脾肺腎>に割り当てて解釈。(5)四診(ししん)→漢方流の問診・診察手技。(6)生薬・方剤(しょうやく・ほうざい)→漢方流の薬理学。これらの理論を念頭に、いよいよ実践に臨みましょう!

収録時間 00時間13分13秒

第6回 桂枝湯から始める4段階独学法

“桂枝湯症候群”をサンプルとして、漢方流アプローチを具体的に紐解いていきましょう。 患者さんに悪寒はありますか?関節痛は?咳は?熱は?舌苔は?・・・それらの有無で決まる分類の違いは何でしょうか? 悪寒の有無は<八綱>の寒熱、関節痛や咳は<八綱>の表裏・・・等々、桂枝湯がもっとも効果的な症例を一つマスターするだけで、漢方理論の大枠がスラスラと頭に入ってきます!

収録時間 00時間12分10秒

第7回 桂枝湯の鑑別:麻黄湯・葛根湯

桂枝湯の使い方を覚えれば、その症状と比較して、“麻黄湯症候群”と“葛根湯症候群”も簡単にマスター出来てしまいます!キーワードは、八綱の<虚実>。患者さんに体力はありますか?熱は?発汗は?チェックすべき必須ポイントを絞り込んで、まとめて紹介。そして、桂枝湯、麻黄湯、葛根湯の具体的な処方から、より効果を高めるための服用法、注意点まで伝授します!

収録時間 00時間11分56秒

第8回 桂枝湯の鑑別:柴胡湯類

柴胡湯類3剤の鑑別を、まとめて解説! 診察のポイントは、大きく3つ。<発症日数>と<寒熱>、そして<表裏>です。 この3点から『太陽病期』と『少陽病期』を見分ければ、柴胡湯類もお手のもの。 第7回で学んだ、太陽病期の方剤=<桂枝湯/麻黄湯/葛根湯>に加えて、 少陽病期の方剤=<小柴胡湯/小柴胡湯加桔梗石膏/柴胡桂枝湯>の6剤を使いこなして、風邪診療の幅を一気に広げましょう!

収録時間 00時間10分00秒

第9回 婦人科三大処方~気血水の『血』を学ぶ<当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸>

婦人科三大漢方薬の処方ポイントを直伝!漢方では、生体内を循環する『気血水』の循環が乱れることによって、疾病状態が引き起こされると考えます。 今回は、「血」が滞ることによってもたらされる3つの症候群にフォーカス。<当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸>の適切な処方で、月経困難、貧血、めまい、倦怠感も驚くほど改善します!

収録時間 00時間22分50秒

第10回 抑肝散と八味地黄丸~五臓の「肝」と「腎」を学ぶ

人体の多様な機能を5つの臓に割り当てて解釈する「五臓」から、今回は、肝と腎にフォーカス。肝の機能亢進に伴うイライラや怒りっぽさ、不眠には、抑肝散類がズバリ効きます!また、腎の機能低下に伴う集中力の低下、足腰の冷え、下肢しびれ感には、八味地黄丸類がオススメ!今回は、4つの方剤をマスターしましょう!

収録時間 00時間16分55秒

第11回 漢方理論にこだわらない方剤~芍薬甘草湯、排膿散及湯、桔梗湯

方剤の中には、漢方理論にこだわらなくても症状のみで選択できるものがあります。こむら返りなど、四肢がつるときには、芍薬甘草湯。抗菌薬の全身投与がためらわれる小さな感染性炎症や膿瘍には、排膿散及湯。そして、急性の咽頭炎に即効で効くのは、桔梗湯。3つの方剤を、さっそく使いこなしましょう!

収録時間 00時間10分35秒

第12回 安全に漢方処方を始めるために

自分自身や家族の風邪などに処方しながら、漢方の効果を実感してみましょう!そして、マスターした<方剤=症候群>にピッタリの患者さんが出てきたら、処方のチャンスです。初回の処方日数をいかに見極めるかも重要。慢性症状の長期治療では、まず2週間で効果が現れるかどうか、患者さんの声にしっかりと耳を傾けましょう。さらに大切なのが、副作用と安全性に関する知識です。「漢方に副作用はない」と思っている人は案外多いもの。生薬によっては、動悸や高血圧、低K血症といった副作用が伴うため十分な配慮が必要です。自分のペースで楽しく学びながら、漢方のレパートリーを増やしていきましょう!

収録時間 00時間14分00秒

配信中の番組

第1回 素人独学漢方の世界へようこそ!

先ずは、漢方診療の基本となる4つの用語を解説。「生薬」と「方剤」の違いは何?「証」って何? そして、漢方医学の歴史を知っておきましょう。 実は、私たちが接する日本の漢方は、起源となる中国の漢方とは似て非なる発展を遂げてきたのです!

第2回「まずは体験!漢方的診療」

“西洋医学”的診療と“漢方”的診療の違いって何? 例えば、風邪の患者さんが来院したときに、どのようなことを、どのような順番で質問するのか? シミュレーション診療でアプローチの違いを具体的に比較してみましょう!

第3回 キーワード (1)漢方脳 (2)モデル

漢方を独学しようとするとき、大きな壁として立ちはだかるのが、漢方特有の“曖昧”さ。西洋医学からかけ離れたこの世界に足を踏み入れる際、心にしっかりと留めておくべき3つのキーワードがあります。 1つ目のキーワードは「漢方脳」。“分析的”思考の対極にある“感覚的”思考が、漢方の理解には欠かせません。 そして、2つ目のキーワードは「モデル」。抽象化/簡略化をベースとするモデル診断&治療を身につけて、漢方独学の壁を乗り越えましょう!

第4回 キーワード (3)方剤=症候群

<3つのキーワード>と<4段階独学法>でマスターする守屋式漢方。今回は、3つ目のキーワード「方剤=症候群」について解説します。漢方を理解する上で欠かせない概念的なキーワード「漢方脳」と「モデル」に対して、「方剤=症候群」は実践的なコツをつかむためのキーワードです。 例えば、桂枝湯が適応となる風邪の症状を“桂枝湯症候群”と名付けることで、桂枝湯にまつわる漢方理論を個別に学んでいきます。 つまり、特定の“方剤”が有効な症状の集まりを“症候群”という枠でくくって、とらえどころのない漢方を少しずつマスターしていくのです。

第5回 漢方理論の概観

“漢方理論”の把握に欠かせない6つのキーワードを網羅!(1)八綱(はっこう)→患者さんの症状を<寒・熱><表・裏>など、二項分類で把握。(2)六病位(ろくびょうい)→疾患の進行度を6段階に分類。(3)気血水(きけつすい)→体内の循環バランスが崩れると疾病状態に。(4)五臓(ごぞう)→人体の機能を、5つの<臓>=<肝心脾肺腎>に割り当てて解釈。(5)四診(ししん)→漢方流の問診・診察手技。(6)生薬・方剤(しょうやく・ほうざい)→漢方流の薬理学。これらの理論を念頭に、いよいよ実践に臨みましょう!

第6回 桂枝湯から始める4段階独学法

“桂枝湯症候群”をサンプルとして、漢方流アプローチを具体的に紐解いていきましょう。 患者さんに悪寒はありますか?関節痛は?咳は?熱は?舌苔は?・・・それらの有無で決まる分類の違いは何でしょうか? 悪寒の有無は<八綱>の寒熱、関節痛や咳は<八綱>の表裏・・・等々、桂枝湯がもっとも効果的な症例を一つマスターするだけで、漢方理論の大枠がスラスラと頭に入ってきます!

第7回 桂枝湯の鑑別:麻黄湯・葛根湯

桂枝湯の使い方を覚えれば、その症状と比較して、“麻黄湯症候群”と“葛根湯症候群”も簡単にマスター出来てしまいます!キーワードは、八綱の<虚実>。患者さんに体力はありますか?熱は?発汗は?チェックすべき必須ポイントを絞り込んで、まとめて紹介。そして、桂枝湯、麻黄湯、葛根湯の具体的な処方から、より効果を高めるための服用法、注意点まで伝授します!

第8回 桂枝湯の鑑別:柴胡湯類

柴胡湯類3剤の鑑別を、まとめて解説! 診察のポイントは、大きく3つ。<発症日数>と<寒熱>、そして<表裏>です。 この3点から『太陽病期』と『少陽病期』を見分ければ、柴胡湯類もお手のもの。 第7回で学んだ、太陽病期の方剤=<桂枝湯/麻黄湯/葛根湯>に加えて、 少陽病期の方剤=<小柴胡湯/小柴胡湯加桔梗石膏/柴胡桂枝湯>の6剤を使いこなして、風邪診療の幅を一気に広げましょう!

第9回 婦人科三大処方~気血水の『血』を学ぶ<当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸>

婦人科三大漢方薬の処方ポイントを直伝!漢方では、生体内を循環する『気血水』の循環が乱れることによって、疾病状態が引き起こされると考えます。 今回は、「血」が滞ることによってもたらされる3つの症候群にフォーカス。<当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸>の適切な処方で、月経困難、貧血、めまい、倦怠感も驚くほど改善します!

第10回 抑肝散と八味地黄丸~五臓の「肝」と「腎」を学ぶ

人体の多様な機能を5つの臓に割り当てて解釈する「五臓」から、今回は、肝と腎にフォーカス。肝の機能亢進に伴うイライラや怒りっぽさ、不眠には、抑肝散類がズバリ効きます!また、腎の機能低下に伴う集中力の低下、足腰の冷え、下肢しびれ感には、八味地黄丸類がオススメ!今回は、4つの方剤をマスターしましょう!

第11回 漢方理論にこだわらない方剤~芍薬甘草湯、排膿散及湯、桔梗湯

方剤の中には、漢方理論にこだわらなくても症状のみで選択できるものがあります。こむら返りなど、四肢がつるときには、芍薬甘草湯。抗菌薬の全身投与がためらわれる小さな感染性炎症や膿瘍には、排膿散及湯。そして、急性の咽頭炎に即効で効くのは、桔梗湯。3つの方剤を、さっそく使いこなしましょう!

第12回 安全に漢方処方を始めるために

自分自身や家族の風邪などに処方しながら、漢方の効果を実感してみましょう!そして、マスターした<方剤=症候群>にピッタリの患者さんが出てきたら、処方のチャンスです。初回の処方日数をいかに見極めるかも重要。慢性症状の長期治療では、まず2週間で効果が現れるかどうか、患者さんの声にしっかりと耳を傾けましょう。さらに大切なのが、副作用と安全性に関する知識です。「漢方に副作用はない」と思っている人は案外多いもの。生薬によっては、動悸や高血圧、低K血症といった副作用が伴うため十分な配慮が必要です。自分のペースで楽しく学びながら、漢方のレパートリーを増やしていきましょう!

レビュー(9件)

じゅりさん (2015年02月18日 15時42分)

先生の「こういう患者さんにこの漢方」というデフォルメされた患者さんのお芝居がわかりやすくて面白かったです。

井蛙さん (2013年06月21日 12時30分)

とても興味深く拝見しております。薬科大で漢方医学の講義を担当しておりますが、今年の講義では守屋先生の講演内容を取り入れたいと考えております。

ゲンジさん (2013年06月12日 22時18分)

わかりにくい漢方医学のまさにツボを手に取るように教えていただけるので非常に有益です。さらに、勉強の仕方についてのまとめ方は天才肌であると敬服いたしております。

shinnjiさん (2013年04月26日 18時59分)

漢方薬於血の3大処方について、大変わかりやすく、すごく参考になりました。シリーズの他の番組も必ず見ます。

北の田舎医さん (2013年03月20日 17時15分)

守屋先生の漢方講座は西洋医学も使いながら漢方も併用してみたいドクターに理解しやすいと思います。

一番きれいな私さん (2013年01月07日 17時57分)

漢方はなかなか分かりづらいが、面白く学べる番組があってよかった。

霧華さん (2012年12月03日 10時36分)

考え方、説明の仕方はわかりやすかった。しかし、本来は西洋医学でも同じではないかとも。ガイドライン・EBMや検査の数値がかえって東西の医学を遠ざけているのではないかと感じた。

どんちゃんさん (2012年12月03日 10時35分)

漢方はあまりに難しくて独学をあきらめる前にみたらよいと思います。”どうして漢方診療が難しいか”についてすっきりとした解説がされていてとてもわかりやすいので再び漢方に取り組んでみようと思い直せます。

なおぷーさん (2012年07月20日 04時38分)

漢方の勉強をしてみたいと思っていたけど、大方挫折していました。英会話の勉強と一緒です。でも、これなら続けられるかも。画面が楽しいし、これぞmedutainmentの真髄といった感じ。

DVD

直伝!Dr.守屋の素人独学漢方(上巻)
発売日 2013/01/14

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直伝!Dr.守屋の素人独学漢方<下巻>
発売日 2013/09/11

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