講師情報:石金 正裕(いしかね まさひろ)
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石金 正裕(いしかね まさひろ)
国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/WHO協力センター/AMR臨床リファレンスセンター
2007年 佐賀大学医学部医学科卒。沖縄県立北部病院、聖路加国際病院、国立感染症研究所 実地疫学専門家養成コース(FETP)を経て、2016年より現職。2018年、東北大学大学院医学系研究科 グローバル感染症学講座 感染症疫学分野博士課程修了。新興再興感染症と薬剤耐性のWHO協力センターのfocal pointも兼務。PubMed掲載論文数は100を超える。

出演シリーズ
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サル痘 総説(全1回) 2022/08/24(水)~
2022年5月以降、これまで流行のなかった地域からの報告が増加したサル痘。欧米を中心に89の国と地域で2万7,000件以上の感染が確認され、日本でも4例が報告されています(8月10日現在)。幸い、現在世界で流行しているサル痘は致命率が1%程度と低いタイプですが、今後さらに陽性例が増える可能性も指摘され、臨床現場での備えが欠かせない状況となってきました。 そこで今回のケアネットライブには、国立国際医療研究センター病院に勤務し、同院のWHO協力センターでも中心的役割を果たす感染症専門医・石金正裕氏が登壇。最新のエビデンスに基づき、疫学、感染経路、感染対策、臨床症状、診断、治療、ワクチンなど、あらゆる側面からサル痘についてレビューします。 石金氏によれば、サル痘の診断でもっとも重要なのは疑うこと。その端緒となるのは発疹・発熱・海外渡航歴や性交渉歴などの曝露歴です。また臨床像では、特に口腔内や肛門性器の病変に注意が必要です。疑った場合には、保健所に相談し、皮膚病変などを採取してPCR検査を行わねばなりません。 備えあれば患いなし。ぜひこの機会に正しい知識を身に付け、サル痘に正しく備えてください!
サル痘 総説 -
(日薬研修) 病態と薬理を理解して薬学的ケアを実践する-国際感染症 II-(全3回) 2020/02/17(月)~
【日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師制度対象講座】〈収録:2019年10月27日 会場:ベルサール八重洲〉
性感染症の特徴と治療、薬物治療の実態のほか、2020年の東京オリンピック開催にあたり、マスギャザリングでの感染症の注意点と対策について、増田純一氏、忽那賢志氏、石金正裕氏が解説します。
※本番組視聴により、公益財団法人日本薬剤師研修センター認定薬剤師の単位が取得できます。
単位取得をご希望の方は、公益財団法人日本薬剤師研修センター をご確認ください。
第1回 国内で拡大する感染症の薬物治療と薬学的介入
第2回 国際的脅威となる感染症とその診療- 東京オリンピックに向けて-
第3回 東京オリンピックなどのマスギャザリングと大会医学