国際的に高い評価を受ける名古屋商科大学ビジネススクールとケアネットの共催でまったく新しい医療機関経営幹部向けのプログラムが誕生しました。多岐にわたるMBA(経営学修士)の教科からとくに重要であるマーケティングに特化し、MBAにおける標準的な授業のスタイルである「ケースメソッド」で授業を行います。5コマの集中講義で、表層的な知識にとどまらない、病院やクリニック経営幹部にとって実務上必要なマーケティングの知識とスキルが修得できます。東京キャンパスでの2回の対面授業とネットワーキングパーティーもあり、修了証も発行されます。
名商大ビジネススクールは全ての国際認証(AACSB, AMBA, EQUIS)を国内初で取得した世界トップ1%のトリプル認証校。国際認証された世界標準の経営教育を、社会人の方が働きながら集中して学びやすい週末型大学院として東京・名古屋・大阪で展開。QSやFTなど世界153カ国・1000校・4,000プログラムを対象にしたMBAランキングにおいて、国内1位そしてアジアでもTop10に入る高い評価を受けています。
※英国の世界的な高等教育評価機関Quacquarelli Symonds(QS社)による「QS Global MBA Rankings 2024」での順位。
Program Coordinator
根来 龍之(ねごろ たつゆき)
名古屋商科大学ビジネススクール東京校 教授
早稲田大学名誉教授
こんにちは。プログラムディレクターの根来です。
名古屋商科大学ビジネススクールは日本で唯一、3つの国際機関から認証を受けているビジネススクールです。今回、ケアネットとの共催で、病院経営者、病院管理職向けにマーケティングの特別プログラムを開講します。
名古屋商科大学MBAの特徴であるケースメソッドを用いて、ジェネラルなマーケティングの理論と実践、さらにそれを実際の医療機関経営にいかに落とし込むか、我々、ビジネススクールの講師陣がみっちり講義します。もちろん病院、クリニックのケースも盛り込んでいます。
MBAスタイルの本格的なマーケティングスキルを習得し、明日からの医療機関経営に生かしていただきたいと思います。
経歴
京都大学卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、早稲田大学ビジネススクール教授などを経て現職。経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、組織学会評議員、ビジネスモデル学会理事、米California大学Berkeley校客員研究員、CRM協議会顧問、経済産業省IT経営協議会委員、会計検査院契約監視委員会委員長、IT Japan Award審査員、自工会JNX運営委員などを歴任。経営情報学会論文賞を3回受賞。デジタル戦略等に関する著書多数。企業顧問や研修講師など、実業界との多様な接点を持つ。大学院大学至善館特命教授を兼務。
Program Sub Coordinator
鶴谷 武親(つるたに たけちか)
名古屋商科大学ビジネススクール東京校 客員教授
医療法人社団ナイズ理事
CAPS株式会社代表
こんにちは。名古屋商科大学ビジネススクール客員教授の鶴谷です。ビジネススクールで教える傍ら、一般企業と医療機関、両方の経営に携わっている立場からすると、医療機関経営にMBAのノウハウはまだまだ活用されていないと感じます。今回のコースはもっとも重要なマーケティングに絞って、その価値、有用性を多くの医師や医療関係者に伝え、自院の変革につなげてほしいと考えています。東京駅前のキャンパスでお待ちしています。一緒に学びましょう。
経歴
埼玉大学教養学部卒業、金沢工業大学KIT虎ノ門大学院修了。大学卒業後、セコム株式会社に入社。本社調査室、戦略システム企画室等で 企業グループ経営戦略の立案、商品企画、サービス企画に従事。1994年、同社を退社し、起業。数社の創業に参画したのち、1999年フュ ーチャーインスティテュートを設立。2014年、医療法人社団ナイズの幹部らと共にクリニックチェーンマネジメントを行うCAPS株式会社を設立。ほかに、NPO法人CANVAS評議員、NeoLab株式会社取締役、ポリゴンマジック株式会社代表取締役、ジープラ株式会社代表取締役。専門分野はクリティカルシンキング教育、ベンチャー経営、イノベーション、ユーザーインターフェース、ITビジネス。
※タイトルや内容に変更がある場合があります
【第1回】2024/6/1(土)対面
【第2回】2024/6/22(土)オンライン
【第3回】2024/7/13(土)オンライン
【第4回】2024/7/27(土)オンライン
【第5回】2024/8/24(土)対面
※各回 18:00~20:00
全5回(対面2回、オンライン3回)
名古屋商科大学ビジネススクール 東京丸の内キャンパス
〒100-6309 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング
JR東京駅丸の内南口より徒歩1分
45人(最低施行人数15人)
4回以上出席で「修了証」発行
当日の「ケースメソッド」授業で使用する「ケース」の予習が必須となります。事前に配布する「ケース」を必ず読み、自分なりの答えや当日質問したいことをあらかじめご準備ください。「ケース」は医療機関や企業の経営の実例が書かれた数ページ程度の冊子です。
受講生は講座期間中、全講義のアーカイブ録画を視聴できます。講義資料も配布いたしますのでご安心ください。
別途参加費は発生いたしません。また、参加は任意です。
5講義中4講義以上を出席履修する受講生に発行いたします。
※アーカイブ録画の視聴は修了証発行対象外
お申し込みページにも詳しい情報がございます。
その他ご不明点がありましたらお問い合わせよりご連絡ください。
275,000円(税込)
注意事項
お申し込みにはCareNet.comの
アカウントが必要です。
CareNet.comの会員登録や
当スクールへのお問い合わせは下記にて承ります。
病院経営とは、医師が人事や経営などの管理者責任を負うことであり、病院の円滑な運営を確保するために様々な業務を行います。具体的には、予算の管理や医療スタッフの配置、設備や医療機器の導入、患者の受け入れや予約システムの運営、品質管理やコンプライアンスの確保などが含まれます。また、法律や規制の遵守、医療政策の把握と対応、マーケティングや広報活動、経済的な持続性の確保も重要な要素です。しかし、これらのスキルや知識は医学部の教育では充分に習得できません。そこで、病院経営者のニーズに応えるために、専門の講師陣が病院経営に特化した講座を提供するオンラインビジネススクールが存在します。病院経営に特化したオンラインビジネススクールで学ぶことで、病院経営者は組織を効果的に運営するためのスキルや戦略を習得し、病院の持続的な成功に貢献することができます。
ケアネットは、医師・医療従事者に質の高い臨床医学教育などのサービスを提供する「メディカルプラットフォーム事業」、製薬企業の医薬品の適正な普及を支援する「医薬DX事業」、個人や患者さんと医師をつなぎ、データを分析して健康管理と適切な医療介入を行う「ヘルスデータサイエンス事業」の3つの事業の推進を通じて、日本の医療の質の向上と人々の健康の増進に貢献しています。現在は21万人を超える医師がケアネットのプラットフォームに会員として登録し、日常的に利用いただいています。
第1回
2024.6.1(土)
牧田 幸裕
対面
ケースメソッド
マーケティングの理論と臨床。フレームワークの使いこなし方
病院経営者は、法人の健康状態を管理し良好にすることが求められます。これは個人=患者の健康状態を管理し良好にするのと同様です。そのためには、ビジネスの理論をマスターし、それをビジネス管理(臨床)に活かす必要があります。本講座では、マーケティングの理論であるフレームワークをマスターし、実際のケース分析に適用することで、ビジネスの理論と臨床を追体験していただきます。講義受講前に、指定教科書の指定章を国家試験受験期同様に完全暗記で臨むようにしてください。
ケースロッテキシリトールガムのターゲティング
指定教科書『デジタルマーケティングの教科書』の第2章の内容を完全に暗記して講義に臨んでください。
備考終了後に懇親会あり
牧田 幸裕
名古屋商科大学ビジネススクール教授
牧田 幸裕
名古屋商科大学ビジネススクール教授
京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了。ハーバード大学経営大学院エグゼクティブ・プログラム(GCPCL)修了。アクセンチュア戦略グループ、サイエント、ICGなど外資系企業のディレクター、ヴァイスプレジデントを歴任。2003年、日本IBM(旧IBMビジネスコンサルティングサービス)へ移籍。インダストリアル事業本部クライアント・パートナー。主にエレクトロニクス業界、消費財業界を担当。IBMでは4期連続最優秀インストラクター。2006年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科助教授。2007年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科准教授。2012年、青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 非常勤講師。2016年、長野市産業振興審議会 副会長。2018年7月より現職。
第2回
2024.6.22(土)
芳賀 裕子
オンライン
ケースメソッド
病院の成長戦略 マーケテイングの視点から
企業に関わらず病院も、外部環境の変化に合わせた戦略の変更が必須になります。その際自社の持つ強みをどのように活かしながら成長戦略を組み立てます。自社のブランド力とは何か、誰がターゲットなのか、どのような価値を提供するのか、など、マーケティングの視点から病院の成長戦略を検討します。大規模病院のケースですが、中小病院にも同様に必要な考え方を学びます。
ケースメイヨー・クリニック: 2020年構想_CCJB-HBS-15005-02
芳賀 裕子
名古屋商科大学ビジネススクール教授
芳賀 裕子
名古屋商科大学ビジネススクール教授
慶應義塾大学卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(M.B.A.)修了後、プライス・ウォーターハウスコンサルタント株式会社東京オフィスにて、内外企業の戦略立案に係るコンサルティングを実施。1991年、ビジネスコンサルタントとして独立、現在に至る。大企業のヘルスケア分野への新規参入コンサルティングを実施。上場企業の戦略的新事業参入を支援。ヘルスケア業界を得意とする。ベンチャー企業取締役、ヘルスケア事業会社の執行役員などを経験。2010年4月から現在まで社会福祉法人不二健育会の理事を務める。
第3回
2024.7.13(土)
鶴谷 武親
オンライン
ケースメソッド
プライマリケアクリニックのマーケティング 社会変化に適応した患者ニーズの理解と戦略への落とし込み方
医療は規制産業のためか、他の生活産業に比べると社会の変化に迅速には対応してきませんでした。しかし、技術、人口構成、生活スタイル、常識など、社会変化の内訳は多岐にわたります。そして、それは患者ニーズの変化をもたらします。
社会変化を読み解き、そこから患者ニーズを想定し、プライマリケアクリニックの戦略に具体的に落とし込む方法を、実例をもとに共に考えます。
ケースキャップスクリニックの戦略
鶴谷 武親
名古屋商科大学 リーダーシップ研究所 客員教授
医療法人社団ナイズ理事
CAPS株式会社代表
鶴谷 武親
名古屋商科大学 リーダーシップ研究所 客員教授
医療法人社団ナイズ理事
CAPS株式会社代表
埼玉大学教養学部卒業、金沢工業大学KIT虎ノ門大学院修了。大学卒業後、セコム株式会社に入社。本社調査室、戦略システム企画室等で 企業グループ経営戦略の立案、商品企画、サービス企画に従事。1994年、同社を退社し、起業。数社の創業に参画したのち、1999年フュ ーチャーインスティテュートを設立。2014年、医療法人社団ナイズの幹部らと共にクリニックチェーンマネジメントを行うCAPS株式会社を設立。ほかに、NPO法人CANVAS評議員、NeoLab株式会社取締役、ポリゴンマジック株式会社代表取締役、ジープラ株式会社代表取締役。専門分野はクリティカルシンキング教育、ベンチャー経営、イノベーション、ユーザーインターフェース、ITビジネス。
第4回
2024.7.27(土)
MC:根来 龍之、鶴谷 武親
オンライン
ゲスト講演
PX(ペイシェント・エクスペリエンス;患者経験価値 )の理解と実践活用へのヒント
PX(ペイシェント・エクスペリエンス;患者経験価値 )は医療の質を高めるための尺度の一つで欧米を中心に注目されています。PXを高めることで、医療安全や患者満足、スタッフ定着率向上などにつながるとされています。
本講義では、PXの概論をご紹介したうえで、国内外の事例を通じたディスカッションを行っていきます。
ゲスト一般社団法人日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会代表
曽我香織
根来 龍之
名古屋商科大学ビジネススクール(東京校)教授
早稲田大学名誉教授
根来 龍之
名古屋商科大学ビジネススクール(東京校)教授
早稲田大学名誉教授
京都大学卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、早稲田大学ビジネススクール教授などを経て現職。経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、組織学会評議員、ビジネスモデル学会理事、米California大学Berkeley校客員研究員、CRM協議会顧問、経済産業省IT経営協議会委員、会計検査院契約監視委員会委員長、IT Japan Award審査員、自工会JNX運営委員などを歴任。経営情報学会論文賞を3回受賞。デジタル戦略等に関する著書多数。企業顧問や研修講師など、実業界との多様な接点を持つ。大学院大学至善館特命教授を兼務。
鶴谷 武親
名古屋商科大学 リーダーシップ研究所 客員教授
医療法人社団ナイズ理事
CAPS株式会社代表
鶴谷 武親
名古屋商科大学 リーダーシップ研究所 客員教授
医療法人社団ナイズ理事
CAPS株式会社代表
埼玉大学教養学部卒業、金沢工業大学KIT虎ノ門大学院修了。大学卒業後、セコム株式会社に入社。本社調査室、戦略システム企画室等で 企業グループ経営戦略の立案、商品企画、サービス企画に従事。1994年、同社を退社し、起業。数社の創業に参画したのち、1999年フュ ーチャーインスティテュートを設立。2014年、医療法人社団ナイズの幹部らと共にクリニックチェーンマネジメントを行うCAPS株式会社を設立。ほかに、NPO法人CANVAS評議員、NeoLab株式会社取締役、ポリゴンマジック株式会社代表取締役、ジープラ株式会社代表取締役。専門分野はクリティカルシンキング教育、ベンチャー経営、イノベーション、ユーザーインターフェース、ITビジネス。
第5回
2024.8.24(土)
根来 龍之
対面
ケースメソッド
顧客中心主義とは何か?
顧客は利益を得るための手段ではなく、ビジネスの目的です。顧客が必要なことを提供するのがビジネスだからです。しかし、顧客中心主義は、「顧客を神様」と考えることではありません。本講義では、「顧客満足」第一企業として神話となっているアメリカの企業の事例を通じて、顧客志向の本質を理解し、顧客満足と事業効率との両立について考えます。
ケースザッポス・ドットコム
備考終了後に懇親会あり
根来 龍之
名古屋商科大学ビジネススクール(東京校)教授
早稲田大学名誉教授
根来 龍之
名古屋商科大学ビジネススクール(東京校)教授
早稲田大学名誉教授
京都大学卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、早稲田大学ビジネススクール教授などを経て現職。経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、組織学会評議員、ビジネスモデル学会理事、米California大学Berkeley校客員研究員、CRM協議会顧問、経済産業省IT経営協議会委員、会計検査院契約監視委員会委員長、IT Japan Award審査員、自工会JNX運営委員などを歴任。経営情報学会論文賞を3回受賞。デジタル戦略等に関する著書多数。企業顧問や研修講師など、実業界との多様な接点を持つ。大学院大学至善館特命教授を兼務。