Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス(全10回)

シリーズ解説

胸部X線写真は、最も頻繁に使われる画像検査です。でも、きちんと読影できていますか? 胸部X線で異常を疑うことができれば、CTが使えない診療所においても、健康診断結果からでも、迅速に次の検査や治療につなげることができます。  「Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス」では体系的に習う機会が少くなってしまった胸部X線写真読影のイロハを伝授します。 講師は「先生に教わって呼吸器の診療が楽しくなった!」と研修医や若手医師から多くの支持を集める長尾大志氏。 肺の3次元モデルや体を動かして肺区域を覚えるブロンコ体操などを使い、胸部X線写真の読影に必須の知識をわかりやすく解説。 教科書だけでは理解しにくかった基礎知識の復習に、また読影練習としても役立つプログラムです。 スケッチシートのダウンロードは、こちらです。





長尾 大志 先生 島根大学医学部地域医療学講座 教授 /島根大学医学部附属病院 病院医学教育センター副センター長

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第1回 X線写真と実際の臓器の位置関係を正確につかむ プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第1回 X線写真と実際の臓器の位置関係を正確につかむ
  • 2016/03/02(水)公開
  • 16分50秒

胸部X線は、どんな医療機関でも最も頻繁に使われる画像検査。ですが今では活用される場面が減り、体系的に習う機会は少くなっています。 初回の「Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス」は心臓と肺と血管の位置関係を3次元モデルで確認。そして胸部X線写真でどのように表現されるのかをレクチャーします。 ブロンコ体操で肺区域を覚えれば、胸部X線写真上で肺のどこに異常が存在するのかビシッと指摘できるようになるでしょう! 胸部X線画像読影の基礎を、映像ならではの表現で教科書よりも平易に長尾大志氏が解説します。

第2回 異常の場所を知らせるシルエットサイン プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第2回 異常の場所を知らせるシルエットサイン
  • 2016/03/23(水)公開
  • 13分3秒

胸部X線読影で異常を発見するために重要なシルエットサイン。 この情報を正しく認識できれば、病変が心臓に接するのか大動脈に接するのか、といった詳細な位置を胸部X線写真から特定することができます。 特徴的な症例を通して胸部X線読影でシルエットサインを使えるよう、目を慣らしていきましょう。

第3回 気管の動きに注目する プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第3回 気管の動きに注目する
  • 2016/04/06(水)公開
  • 16分47秒

胸部X線読影でX線写真上で気管の位置に注目することも、異常を見つけるために効率的な手段のひとつ。 今回は、何を基準に偏位していると判断するか、また病的な偏位の原因疾患を胸部X線読影で見分けるコツなどを伝授します。

第4回 横隔膜の動きに注目する プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第4回 横隔膜の動きに注目する
  • 2016/05/11(水)公開
  • 11分15秒

横隔膜の位置を正しく読み取ることも、胸部X線読影で異常を見つけるために欠かせません。 まずは横隔膜の正常な位置や肋骨の見方を再確認し、横隔膜が拳上になる疾患、低位になる疾患のそれぞれについて、症例を交えて見方を学んでいきます。 気管と横隔膜に注目して、胸部X線写真をパッと見た印象から疾患の見当をつけていく長尾大志先生オリジナルの鑑別チャートは必見です。

第5回 見えてはいけない毛髪線 プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第5回 見えてはいけない毛髪線
  • 2016/05/25(水)公開
  • 9分30秒

毛髪線を正しく読めるようになると、異常の位置が瞬時に特定できるようになります。 つまり、胸部X線読影で絶対に押さえておきたいポイントです。 毛髪線を使い倒して、診断の精度を一気に高めていきましょう!  

第6回 見落としを防ぐ”目線”テクニック プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第6回 見落としを防ぐ”目線”テクニック
  • 2016/06/15(水)公開
  • 18分55秒

胸部X線写真で見落としを防ぐには、数多く読影して目を慣らすのが近道。効率的にかつ、とくに注意すべき箇所を見落とさない胸部X線読影のルールを長尾大志氏が伝授します。 骨化や石灰化などと早期の腺がんを見分けるポイントも必見です!

第7回 臨床情報から読影を深める(1) プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第7回 臨床情報から読影を深める(1)
  • 2016/07/06(水)公開
  • 12分44秒

肩痛、腰痛などの身体症状だけではその原因が特定できないとき、胸部X線写真を使うと思わぬ疾患を発見することがあります。 反対に胸部X線写真だけでは診断が難しい場合の手がかりは臨床情報。 患者の訴えと照らし合わせて胸部X線写真を読影することで、診断の精度はぐっと上がります。 今回は病歴や身体所見を生かして胸部X線写真を読むコツを伝授します。

第8回 臨床情報から読影を深める(2) プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第8回 臨床情報から読影を深める(2)
  • 2016/08/10(水)公開
  • 11分50秒

今回の「Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス」は肺内の病変を見分けるために臨床情報を有効に使う方法を学びます。 急性なのか慢性なのか、どんな呼吸音が聴取されているのかといった所見は、胸部X線でどこを重点的に見たらいいのかを示唆してくれる重要な情報です。 症例を通して臨床情報と胸部X線写真の情報を結びつけられるよう練習していきましょう!

第9回 パパッと総復習 プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第9回 パパッと総復習
  • 2016/09/07(水)公開
  • 10分43秒

今回は胸部X線読影のポイントを10分で復習します。 肺と心臓の位置関係やシルエットサインの原理などの基礎知識から目線の動かし方といった実践的なノウハウまでパパッと押さえてください。

第10回 実臨床で使うための読影演習 プレミアム対象

  • Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス | 第10回 実臨床で使うための読影演習
  • 2016/10/05(水)公開
  • 17分24秒

注意すべき読影箇所や、気になるサインなどを、胸部X線を読む基礎を学習したら、あとは実践あるのみです。 最終回の「Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス」は、ひたすら胸部X 線写真を読みこなして、実臨床で使えるよう練習していきましょう。 長尾大志先生が提示する症例写真をスケッチしてみてください。手を動かして胸部X線の読影情報を整理しておけば、診断はもちろんコンサルトの際にも役立つはずです。 ぜひスケッチシートを使って挑戦してみてください!

評価一覧

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5(10)
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2024/03/15(金)
50代
開業医
内科
非常にわかりやすく、日常診療にすぐに役立ちます。良い復習ができました。ありがとうございます。
★★★★★
★★★★★
2024/01/03(水)
30代
研修医
臨床研修医
コンパクトにまとまっていた
★★★★★
★★★★★
2023/09/04(月)
60代
勤務医
整形外科
大学病院で主治医をしていた頃を思い出します。術前評価できなければ馬鹿にされたものです。あの頃、長尾先生の講演を視聴できていればどれほど良かっただろうと思います。
★★★★★
★★★★★
2022/01/18(火)
20代以下
医学生
X線を多数解説していただき、たいへん分かりやすいです。基本から説明していただけるところも有り難いです。
★★★★★
★★★★★
2021/06/17(木)
40代
勤務医
内科
わかりやすい。続編希望。

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DVD

Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス
発売日 2016/11/07(月)
価格 8,250円(税込み)

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