ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント(全1回)

シリーズ解説

ほどほどの飲酒、あるいはお酒を飲まない人もかかる脂肪肝炎がNASH。NASHを含む非アルコール性脂肪性肝疾患がNAFLDと呼ばれます。 NASHの状態が続く間に肝線維化が進行しますが、肝硬変や肝がんになるまで自覚症状はほとんどないため、早期の介入が重要になります。
NASHは肥満やメタボと密接に関連するため中年男性や高齢女性に多くみられ、潜在的なNAFLD患者は全国1000万人以上と推定されます。 7年ぶりに改訂されたNAFLD/NASH診療ガイドライン2020は、消化器病を専門としない先生方が対象。薬物治療の使い分けやエビデンスに加え、食事・運動・減量など患者指導にも役立つプラクティカルな項目が盛り込まれています。
「ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント」を講義するのは公立豊岡病院消化器科医長の宮垣亜紀氏。NAFLD/NASHの診療経験を踏まえ、日常診療に必要な要素を現場目線でわかりやすく紹介します。脂質異常症や糖尿病など生活習慣病がNAFLD/NASHの進展リスクであることからも、消化器疾患を専門としない先生方にも有益な内容になると思います。

宮垣 亜紀 先生 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長

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ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント プレミアム対象

  • ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント | ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント
  • 2021/07/28(水)公開
  • 55分8秒

ほどほどの飲酒、あるいはお酒を飲まない人でもかかる非アルコール性脂肪肝炎(NASH)。それを含む非アルコール性脂肪性肝疾患がNAFLDと呼ばれます。中年男性や高齢女性に多く、潜在的なNAFLD患者は推定1000万人以上。公立豊岡病院消化器科医長の宮垣亜紀氏が、NAFLD/NASH診療の現場目線で日常診療に必要な要素をNAFLD/NASH診療ガイドライン2020から紹介します。肥満やメタボが進展リスクになることから、消化器疾患を専門としない先生方にも有益な内容です。

評価一覧

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4.8(22)
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2024/03/09(土)
30代
開業医
呼吸器内科
外来でよく遭遇する患者さんのパターンですが、実際には、対処法が曖昧な部分が多く、飲酒量の適正化・減量などかなり漠然とした内容を患者さんに説明しておりました。飲酒量の指導の仕方 (実際に、現状の飲酒量を計算し、適正な飲酒量を提案する) や減量によるメリットや肥満放置の危険性などを説明することで、当事者意識を喚起する効果もあるかと思いました。
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2023/09/30(土)
50代
開業医
内科
明日から利用できる内容にまとめられていました。ありがとうございます。
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2021/12/14(火)
30代
開業医
総合診療科
非常に参考になりました。
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2021/09/29(水)
40代
勤務医
循環器内科
非専門医でも何をすべきかが明確にわかりました。続編を期待しています。
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2021/09/12(日)
50代
開業医
内科
Fib4indexの式分母はALTですよね? 間違っていたらごめんなさい

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