ガイドラインから学ぶがん疼痛管理のポイント(全1回)

シリーズ解説

医師のみならず緩和ケアに携わる医療スタッフにも向け、看護師向けウェブサイト「ナースの星」との共催でお届けします。
講師は、総合診療・家庭医療をベースに緩和ケアの経験が豊富な湘南鎌倉総合病院 宇井 睦人氏。
総合診療・緩和ケアのハイボリュームセンターに勤務してきた経験から、在宅も含めて現場の悩みを熟知しています。

今回の講義で取り上げるのは、6年ぶりに改訂された「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版)」です。 新たなキードラッグが収載され、中等度のがん疼痛に対する強い推奨が「弱→強オピオイド」に変更となりました。 がん疼痛管理により積極的かつ適切な医療用麻薬の使用が求められています。
がん疼痛管理で押さえておきたいポイントは、適切なオピオイドの選択と開始方法、 そして経口オピオイドから持続静脈注射や持続皮下注射への投与経路変更のタイミングです。 薬物療法を中心に「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン」を読解しつつ、 宇井氏の近著「緩和ケアポケットマニュアル(第2版)」から重要ポイントを引用・補足します。
高齢多死社会の今、適切な症状緩和ができる医療・ケアは、患者・家族のみならず医療・看護の現場でも求められています。 実臨床に即した緩和医療・緩和ケアのエッセンスが詰まっています。 ぜひ視聴いただき、明日からの緩和医療・緩和ケアに役立ててください。

宇井 睦人 先生 湘南鎌倉総合病院 総合診療科

配信中の番組

ガイドラインから学ぶがん疼痛管理のポイント プレミアム対象

  • ガイドラインから学ぶがん疼痛管理のポイント | ガイドラインから学ぶがん疼痛管理のポイント
  • 2022/06/08(水)公開
  • 56分26秒

在宅も含めて現場の悩みを熟知する緩和ケアの経験豊富な湘南鎌倉総合病院 宇井睦人氏が、実臨床に即した緩和医療・緩和ケアのエッセンスを紹介します。
今回、取り上げるのは、6年ぶりに改訂された「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版)」。適切なオピオイドの選択と開始方法、そして経口オピオイドから持続静脈注射や持続皮下注射への投与経路変更のタイミングなど薬物療法を中心に、宇井氏の近著「緩和ケアポケットマニュアル(第2版)」を引用・補足しながら講義します。

評価一覧

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4.3(16)
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2024/02/18(日)
30代
勤務医
乳腺外科
とても興味深い内容でした。緩和医療に関する動画は少なく、とてもためになりました。痛みのメカニズムや、依存の形成、薬剤の作用など詳しい部分の解説も次回以降期待しております。
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2024/02/11(日)
60代
勤務医
内科
勉強になりました。次回は補助薬、副作用対策を含めた具体的な処方例を多く提示していただければありがたいです。
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2023/04/05(水)
40代
開業医
内科
現場で活かせる知識ばかりだった。ありがとうございます。
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2022/07/29(金)
60代
開業医
内科
知識がアップデートできた
★★★★★
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2022/07/28(木)
50代
勤務医
その他
実際の診療に生かせそう。

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