Dr.香坂の循環器診療 最前線!(全11回)

シリーズ解説

様々な検査や治療方法がからんでくる循環器は一見複雑ですが、 派手な所見や手技に目を奪われず、その患者さんにとって一番大事なポイントを押さえましょう。 また、豊富なエビデンスとリサーチをもとに、その解釈や臨床の現場への活用にも話題を広げていきます。

香坂 俊 先生 慶應義塾大学 循環器内科 専任講師

選択中の番組

第1回心房細動はどこを治療する?

心房細動のポイントはまず“やり過ぎない”こと。そして、リスクを知った上で最大限効果を挙げられる治療法を選ぶことです。 「心房細動はすべて敵だ!」というような、一昔前の考え方を捨て、どの人にどのような手段を選んでいくのか、テーラーメードな治療の選択を目指しましょう。

収録時間 00時間28分12秒

第2回 徹底的にエビデンスにこだわった狭心症の診断と治療

ダイナミック(動的)な疾患、安定狭心症。そのワークアップは安静時の症状や心電図だけで語ることはできません。 負荷試験を組み合わせ、さらに診断と予後の情報を分けて考えていきましょう。 その治療も PCI なのか CABG なのか、という二択ではなく、より立体的にとらえる必要があります。 このセッションを通じて狭心症のマネジメントの枠を広げましょう。

収録時間 00時間29分05秒

第3回 心不全は見た目ではない

治療は見た目ではない: ラシックスの一辺倒は時代遅れ? 予後は見た目ではない: 心臓は全身から支えられている 機能は見た目ではない: 心機能が落ちていないのに心不全?『EF』よりもだいじなもの

収録時間 00時間35分12秒

第4回 急性期の不整脈治療

不整脈は、患者さんにとっても 医師にとっても悩ましい疾患です。 しかし、心電図上で派手な動きがあったとしても“ほとんど” の不整脈は恐れる必要はありません。 そのボーダーはどこにあるのか?そして、どのように対処していけばいいのか? 今回は、虚血性心疾患の急性期にターゲットを絞って展開します。

収録時間 00時間26分14秒

第5回 動脈硬化の予防~血圧とコレステロール、数値の先にあるもの

動脈硬化の因子でありパラメーターでもある血圧とコレステロールですが、 いずれも数値を追ってとにかく下げればよいというものではありません。循環器内科医の立場からすると、むしろ数値の「その先」を見据えた対応が必要です。何のために生活習慣病の対策を練り、どのような治療を行うことがベストなのでしょうか?派手に目を引くことはないものの、予防を越える治療はありません。これを機会に、もう一度原点に立ち返って考えてみませんか?

収録時間 00時間24分52秒

第6回 心内膜炎を身近に考える

心内膜炎は総合力です。循環器や感染症の「知識」もさることながら、内科そのものに対する基本的な「バランス」が問われる疾患なのです。そのため臨床のカンファレンスなどでも多く扱われるわけですが、このセッションでは、循環器内科の立場からみた全体像を掴んでみましょう。疣贅を見落とさないコツは?Duke基準をどう使う?心内膜炎の予防に歯科手技はどのくらい影響するの?手術をするタイミングは?といったポイントなど、最新の知見をご紹介します。

収録時間 00時間34分48秒

第7回 見逃したくない胸部疾患 ~急性冠症候群? 大動脈解離? 肺血栓塞栓症?

絶対に見逃してはいけない胸痛の三大疾患といえば、MI(心筋梗塞)・AD(大動脈解離)・PE(肺血栓塞栓症)。しかし、「PEの患者さんと出会ったことがない」というあなたは、今まで見逃していただけかもしれません。見落としが多いPE。除外診断にはD-dimer、確定診断にはCTなど、ツールを有効に使って、PEの確定診断から治療に至るポイントをまとめて解説!呼吸困難や胸痛の診察時には、PEを常に頭の隅に置いておきましょう。また、アメリカの病院で定期的に行なわれるM&M Conferenceをご紹介。それぞれの医師の体験を蓄積し、共有することで、より良い医療の実践につなげましょう!

収録時間 00時間34分20秒

第8回 弁膜症…その雑音がホンモノだったら?

弁膜症の治療については内科医と外科医がうまく連携することが求められます。大動脈弁の基本的な構造から弁膜症のメカニズムを今一度思い出しながら、狭窄が疑われる場合に内科医が知っておきたい「遅脈」「頸部への放散」「心尖拍動の触診」、さらには診断を確定するための超音波検査によるドップラー効果を使った計測などの診断の流れと、治療に最も重要な手術のタイミングに、必要な合併症の予測スコアや重症度を把握する一手などを紹介し、弁膜症に対する「内科医としての取り組み方」を改めて考えていきます。

収録時間 00時間31分59秒

第9回 心原性ショックのパラダイム・シフト

心原性ショックは、心臓のポンプ機能が障害され、心不全がひどくなり起こるというのが一般的なイメージだと思いますが、「心臓突然死」のイメージと混同しないで、緩やかに死に進んでいく過程でいかに食い止めるかをマネージすることが大切です。基本的な機序と鑑別のポイントである頸静脈の所見を解説するとともに、治療については、カテコラミンやIABP、PCPSなどの機械的循環補助に代表される心臓のパワーサポート中心から、集学的かつ全身的なマネジメントへと変わりつつある現状について、最新のトレンドを交えて紹介していきます。

収録時間 00時間31分02秒

第10回 忘れられがちな心臓疾患…心膜疾患と右室

今回は、忘れられがちな「心膜疾患」にフォーカスを当て、心タンポナーデを中心に「心膜疾患」を血行動態のしくみを身体所見に絡めて解説していきます。タンポナーデと心嚢液貯留の境界線、心タンポナーデに特徴的な「奇脈」の測定ポイントや、心タンポナーデのエコーによる評価のポイントなどを復習していきます。また、右室そのものの疾患に関して、右室の重要性を“心原性ショック”、“移植待機症例”という2つのシナリオから、右室梗塞やStrain Patternといった新しい概念を紹介などしながら考えていきます。

収録時間 00時間32分08秒

第11回 この方、手術しても大丈夫?周術期管理の真髄

循環器内科に依頼がある中の一つに、「この方を手術しても大丈夫かどうか?」という依頼があります。最近、循環器内科の中でも考え方が変わってきているので、その具体的な内容を含めて説明します。香坂先生が実際に経験した症例をベースに、術前評価に必要な新しいガイドラインの解説とそのポイント、そしてこれまでの循環器内科の考え方を大きく変えた臨床試験(CARP試験)の本質と循環器内科医としての考え方や周術期管理における心構えについて、鋭く迫っていきます。

収録時間 00時間26分25秒

第12回 みんなの心エコー

大好評の循環器シリーズも最終回。最後に取りあげるテーマは「心エコー」です。心エコーの原理を復習し、プローブを充てる位置や角度の切り替えなどで画像を三次元に再構成する壁運動の評価や、弁や壁の異常を発見できるドップラー効果を用いた血流評価、右室、大動脈解離、卵円孔開存などの形態評価など、心エコーの基本を症例動画を用いて解説します。さらにエコーを適切に利用するためにはどのようなデータを元に考えていけば良いかを学ぶことで、さらにその先へ進むヒントも示します。

収録時間 00時間27分42秒

配信中の番組

第1回心房細動はどこを治療する?

心房細動のポイントはまず“やり過ぎない”こと。そして、リスクを知った上で最大限効果を挙げられる治療法を選ぶことです。 「心房細動はすべて敵だ!」というような、一昔前の考え方を捨て、どの人にどのような手段を選んでいくのか、テーラーメードな治療の選択を目指しましょう。

第2回 徹底的にエビデンスにこだわった狭心症の診断と治療

ダイナミック(動的)な疾患、安定狭心症。そのワークアップは安静時の症状や心電図だけで語ることはできません。 負荷試験を組み合わせ、さらに診断と予後の情報を分けて考えていきましょう。 その治療も PCI なのか CABG なのか、という二択ではなく、より立体的にとらえる必要があります。 このセッションを通じて狭心症のマネジメントの枠を広げましょう。

第3回 心不全は見た目ではない

治療は見た目ではない: ラシックスの一辺倒は時代遅れ? 予後は見た目ではない: 心臓は全身から支えられている 機能は見た目ではない: 心機能が落ちていないのに心不全?『EF』よりもだいじなもの

第4回 急性期の不整脈治療

不整脈は、患者さんにとっても 医師にとっても悩ましい疾患です。 しかし、心電図上で派手な動きがあったとしても“ほとんど” の不整脈は恐れる必要はありません。 そのボーダーはどこにあるのか?そして、どのように対処していけばいいのか? 今回は、虚血性心疾患の急性期にターゲットを絞って展開します。

第5回 動脈硬化の予防~血圧とコレステロール、数値の先にあるもの

動脈硬化の因子でありパラメーターでもある血圧とコレステロールですが、 いずれも数値を追ってとにかく下げればよいというものではありません。循環器内科医の立場からすると、むしろ数値の「その先」を見据えた対応が必要です。何のために生活習慣病の対策を練り、どのような治療を行うことがベストなのでしょうか?派手に目を引くことはないものの、予防を越える治療はありません。これを機会に、もう一度原点に立ち返って考えてみませんか?

第6回 心内膜炎を身近に考える

心内膜炎は総合力です。循環器や感染症の「知識」もさることながら、内科そのものに対する基本的な「バランス」が問われる疾患なのです。そのため臨床のカンファレンスなどでも多く扱われるわけですが、このセッションでは、循環器内科の立場からみた全体像を掴んでみましょう。疣贅を見落とさないコツは?Duke基準をどう使う?心内膜炎の予防に歯科手技はどのくらい影響するの?手術をするタイミングは?といったポイントなど、最新の知見をご紹介します。

第7回 見逃したくない胸部疾患 ~急性冠症候群? 大動脈解離? 肺血栓塞栓症?

絶対に見逃してはいけない胸痛の三大疾患といえば、MI(心筋梗塞)・AD(大動脈解離)・PE(肺血栓塞栓症)。しかし、「PEの患者さんと出会ったことがない」というあなたは、今まで見逃していただけかもしれません。見落としが多いPE。除外診断にはD-dimer、確定診断にはCTなど、ツールを有効に使って、PEの確定診断から治療に至るポイントをまとめて解説!呼吸困難や胸痛の診察時には、PEを常に頭の隅に置いておきましょう。また、アメリカの病院で定期的に行なわれるM&M Conferenceをご紹介。それぞれの医師の体験を蓄積し、共有することで、より良い医療の実践につなげましょう!

第8回 弁膜症…その雑音がホンモノだったら?

弁膜症の治療については内科医と外科医がうまく連携することが求められます。大動脈弁の基本的な構造から弁膜症のメカニズムを今一度思い出しながら、狭窄が疑われる場合に内科医が知っておきたい「遅脈」「頸部への放散」「心尖拍動の触診」、さらには診断を確定するための超音波検査によるドップラー効果を使った計測などの診断の流れと、治療に最も重要な手術のタイミングに、必要な合併症の予測スコアや重症度を把握する一手などを紹介し、弁膜症に対する「内科医としての取り組み方」を改めて考えていきます。

第9回 心原性ショックのパラダイム・シフト

心原性ショックは、心臓のポンプ機能が障害され、心不全がひどくなり起こるというのが一般的なイメージだと思いますが、「心臓突然死」のイメージと混同しないで、緩やかに死に進んでいく過程でいかに食い止めるかをマネージすることが大切です。基本的な機序と鑑別のポイントである頸静脈の所見を解説するとともに、治療については、カテコラミンやIABP、PCPSなどの機械的循環補助に代表される心臓のパワーサポート中心から、集学的かつ全身的なマネジメントへと変わりつつある現状について、最新のトレンドを交えて紹介していきます。

第10回 忘れられがちな心臓疾患…心膜疾患と右室

今回は、忘れられがちな「心膜疾患」にフォーカスを当て、心タンポナーデを中心に「心膜疾患」を血行動態のしくみを身体所見に絡めて解説していきます。タンポナーデと心嚢液貯留の境界線、心タンポナーデに特徴的な「奇脈」の測定ポイントや、心タンポナーデのエコーによる評価のポイントなどを復習していきます。また、右室そのものの疾患に関して、右室の重要性を“心原性ショック”、“移植待機症例”という2つのシナリオから、右室梗塞やStrain Patternといった新しい概念を紹介などしながら考えていきます。

第11回 この方、手術しても大丈夫?周術期管理の真髄

循環器内科に依頼がある中の一つに、「この方を手術しても大丈夫かどうか?」という依頼があります。最近、循環器内科の中でも考え方が変わってきているので、その具体的な内容を含めて説明します。香坂先生が実際に経験した症例をベースに、術前評価に必要な新しいガイドラインの解説とそのポイント、そしてこれまでの循環器内科の考え方を大きく変えた臨床試験(CARP試験)の本質と循環器内科医としての考え方や周術期管理における心構えについて、鋭く迫っていきます。

第12回 みんなの心エコー

大好評の循環器シリーズも最終回。最後に取りあげるテーマは「心エコー」です。心エコーの原理を復習し、プローブを充てる位置や角度の切り替えなどで画像を三次元に再構成する壁運動の評価や、弁や壁の異常を発見できるドップラー効果を用いた血流評価、右室、大動脈解離、卵円孔開存などの形態評価など、心エコーの基本を症例動画を用いて解説します。さらにエコーを適切に利用するためにはどのようなデータを元に考えていけば良いかを学ぶことで、さらにその先へ進むヒントも示します。

レビュー(8件)

まっちゃんさん (2013年01月18日 20時44分)

香坂先生の講義はいつも素晴らしいと思う。「勉強する」という以前に、すっかり聴き惚れてしまう。世の中には本当に頭のいい先生がいるものだなと思う。勉学意欲が自然に湧いてくるからスゴいことだ。

北海道の勤務医さん (2012年11月05日 19時55分)

アミオダロン使用はハードルが高かったのですが使う勇気がわきました。

30代開業医さん (2012年10月22日 20時24分)

エビデンスもしっかり説明があり、大変すっきりしました。やはり画像でみるのはすごいですね。百聞は一見にしかずでした。

医楽座スタッフ 藤原さん (2012年07月24日 10時43分)

スピード再生についてご意見有難うございます。この機能は8月末までに全番組に対応する予定です。現在25%の番組に対応しました。

匿名さん (2012年07月23日 18時28分)

ケアネットすべての動画に1.7倍速を実装していてだければより効率的に動画を見れるようになると思います。

忍耐は力なりさん (2012年06月13日 20時53分)

血管拡張剤を使っても1)GFRを保つため(十分な尿量を確保するため)ラシックスが多く必要な心臓、2)血圧や尿量を維持するためカテコラミンが必要な心臓は早くだめになる。あたりまえのこと。利尿剤やカテコラミンが後遺症を残すという解釈はナンセンスである。

なおぷーさん (2012年06月13日 17時59分)

香坂先生の講義は実によくまとまっていて、素晴らしいです。しっかりしたデータを提示しつつ、臨床の現場の人間にもイメージを作りやすく話してくださるので、なんだかスイスイと頭に入ってしまう。心不全の考え方がずいぶん改まりました。繰り返し視聴したいと思います。

なおぷーさん (2012年05月01日 07時29分)

私は循環器が分からないので、運動負荷試験の話は実感がなくて難しかった。でも、「陽性か陰性か」だけの判断ではなく、患者の予後推定まで考えようという話には感心した。一方、後半の安定狭心症の話は専門外の私にも分かりやすくて夢中で観た。インターベンションで血管を広げるだけでなく、「ABCDEの各種治療」がきわめて大切だということがよく分かった。実際の処方例を批評するところが参考になった。

DVD

月刊CareNeTV 2013年8月号
発売日 2013/09/11

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月刊CareNeTV 2014年2月号
発売日 2014/02/01

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月刊CareNeTV 2014年1月号
発売日 2014/01/06

購入
Dr.香坂の循環器診療 最前線<第4巻>
発売日 2014/04/15

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Dr.香坂の循環器診療 最前線<第2巻>
発売日 2013/04/08

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月刊CareNeTV 2014年3月号
発売日 2014/03/01

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Dr.香坂の循環器診療 最前線<第1巻>
発売日 2012/08/20

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Dr.香坂の循環器診療 最前線<第3巻>
発売日 2014/02/01

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