日本プライマリ・ケア連合学会 第5回 秋季生涯教育セミナー(全8回)

シリーズ解説

2012年11月10〜11日、大阪科学技術センターにて開催されました日本プライマリ・ケア連合学会第5回秋季生涯教育セミナー。今回はケアネットのオリジナル番組にない領域・分野を中心に「日本独自の家庭医療スタイルを探る三重大学の活動」、「高齢化社会に伴う認知症ケア」、「東日本大震災で注目の災害医療」、「産婦人科領域」、「在宅医療に必要な摂食・嚥下障害」、「世界の家庭医との国際交流」、「エビデンスに基づく家庭医療」の7講義をとりあげました。

竹村 洋典 先生 三重大学大学院 医学系研究科 臨床医学系講座家庭医療学分野 角 泰人 先生 日本プライマリ・ケア連合学会 東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)泉水 信一郎 先生 王子生協病院 家庭医療科孫 大輔 先生 東京大学医学教育国際協力研究センター吉村 学 先生 宮崎大学医学部 地域医療・総合診療医学講座家 研也 先生 三重大学医学部附属病院 総合診療科田口 智博 先生 三重大学医学部附属病院 総合診療科鈴木 孝明 先生 志摩地域医療福祉センター センター長北村 大 先生 三重大学医学部附属病院 総合診療科吉本 尚 先生 筑波大学医学医療系 地域医療教育学/附属病院 総合診療科増田 高将 先生 三重大学医学部 6年草場 鉄周 先生 北海道家庭医療学センター遠井 敬大 先生 川崎セツルメント診療所池尻 好聰 先生 シムラ病院横林 賢一 先生 ほーむけあクリニック 院長苛原 実 先生 医療法人社団実幸会 いらはら診療所 院長安西 順子 先生 ひぐらしのいえ となりんち寺岡 英美 先生 弓削メディカルクリニック中山 明子 先生 大阪家庭医療センター池田 裕美枝 先生 神戸市立医療センター中央市民病院 産婦人科野原 幹司 先生 大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部

選択中の番組

講演Ⅰ 日本が求めるべき家庭医療を日本発のエビデンスから探る!

 日本の家庭医療を、アメリカやイギリスなど海外のエビデンスだけで語っていませんか?文化も社会も異なる日本において、日本独自の家庭医療のスタイルがあってしかるべき!日本の根拠も意識して人材育成しないと日本の医療は大変なことになるかもしれません。  アメリカで家庭医療レジデントを経験し、イギリスで医学教育を学び、大学で精力的に日本の家庭医療研究を実施し、地域での教育・研修を重視するが故に語れる、日本発のエビデンスに基づいた「日本にあるべき家庭医療」。日本の患者中心性の問題点やさまざまな面接の利点・欠点などなど、驚くような真実に遭遇します。  家庭医、総合医のカリスマ、三重大学の竹村洋典先生による、皆様の視点が間違いなく変わる講演をお届けします。

収録時間 01時間03分21秒

講演Ⅱ これから起こる災害へ向けて私たちが備えること ~東日本大震災の経験を通して~

 東日本大震災では救急医療のみならず、亜急性期・慢性期に進むにつれ、プライマリ・ケア医の必要性が大きくクローズアップされました。日本プライマリ・ケア連合学会でもPCAT(Primary Care For All Team)を組織し、被災地で活動していますが、今までそのための備えはしていませんでした。  災害は今後も必ず起こります。被災地でのプライマリ・ケア医のニーズは変わりません。今回の災害を教訓に準備が必要です。何をどのように行えばよいか? PCATから皆さんが普段からできる準備についてご提案致します。

収録時間 01時間15分26秒

講演Ⅲ CBME(Community-Based Medical Education) ~診療所・小病院での学生・研修医指導~

 研修指導の現場で、実習内容への不安や、診療との兼ね合い、学習者とのコミュニケーション等からくる悩みを抱えていないでしょうか。  本セッションでは三重大学の地域医療実習で使われる研修方式、「CBME」 を成功させる鍵となる4つの軸( 臨床の軸・社会の軸・個人の軸・施設の軸)を紹介します。診療所・病院指導医の声、実習担当の大学スタッフの声を通じてCBME の理解を深め、診療・教育を発展させるノウハウを学びます。

収録時間 01時間20分01秒

講演Ⅳ 国際交流の魅力 ~世界のプライマリ・ケアとの素晴らしい出会い~

 プライマリ・ケアに関する主要な国際学術機関である世界家庭医学会(WONCA)の開催する学術集会には世界各地の臨床現場で働く家庭医が集い、実践報告や臨床研究を発表し活発に情報交換しており、日本の家庭医も活躍しています。アジア・ヨーロッパなどで開催されたWONCA大会での世界の家庭医との素晴らしい出会いが持つ魅力について、草場先生ご自身の国際交流から得られた経験を「深みある知識・多様性への寛容・アイデンティティの向上」の3つの観点からわかりやすく紹介いただきます。

収録時間 01時間22分18秒

WS11 Common Disease 総ざらい ~第2弾~

 Common Disease 総ざらいシリーズ~第2弾~では「前立腺肥大症」、「不安障害」、「骨粗鬆症」の3疾患の診療で押さえておきたいポイントを解説します。  日常よく遭遇するCommon Disease。疑問をもって、各専門科の講演会に出席したが、実際の診療所の現場では範疇を超えている・・・、というような経験はありませんか?  本シリーズは、3疾患を診療所で診るための診療ノウハウを専門医のアドバイスも踏まえクリアカットに解説します。

収録時間 01時間24分17秒

WS4 プライマリ・ケア医のための認知症ケア基礎講座

 高齢化社会となり、今や認知症患者への対応は、プライマリ・ケア医にとって身につけておかなければならない知識の一つとなりました。認知症患者への医療とケアは高血圧などの疾患と異なり投薬や検査のみでは完結せず、患者をとりまく環境や背景をよく理解しているかかりつけ医が、生活の場の近くで多職種連携をして行うべきと考えます。  本講座では、症例を交えながら認知症の基礎知識とBPSD対応などを学んでいきます。 ※動画本編中に紹介されるスライド【『今後の認知症施策の方向性について』の概要】は、下記よりダウンロードいただけます。 (平成24年6月18日(月) 厚生労働省公表) 【『今後の認知症施策の方向性について』の概要】

収録時間 02時間07分17秒

WS13 ジェネラリスト・ウィメンズヘルス・シリーズ(1)月経と性感染症 ~産婦人科につなぐ境界線はどこか~

 Women's Health というと苦手意識をもっていませんか?産婦人科の知識がないとダメだから?内診台がないと診療できないから?そんなことはありません。  普段の診療の中で、ちょっと視点を変えるだけで診療の幅がとても広がります。または、潜在化しがちなWomen's Health に関するニーズにこたえるチャンスにも・・・。そんなエッセンスを、月経と性感染症を中心にお伝えします。 本ワークショップで使用する資料は以下よりダウンロードいただけます。 【資料1】-月経の異常 【資料2】-月経の異常(各論) 【資料3】-ワーク(1)シナリオ(医師用) 【資料4】-ワーク(1)シナリオ(患者用) 【資料5】-性感染症 【資料6】-ワーク(2)シナリオ(医師用) 【資料7】-ワーク(2)シナリオ(患者用) 【資料8】-Q&A集

収録時間 01時間05分27秒

WS7 プライマリ・ケアで求められる摂食・嚥下のマネジメント

 「口から食べる」ということは単なる栄養補給ではなく、喜びであり、生きる気力にも繋がります。プライマリ・ケアに関わる医療従事者は患者さんが生涯を通じて口から食べられるよう、できる限りの手を尽くさなければなりません。ポイントは「キュア=嚥下訓練」ではなく「ケア=嚥下支援」の考え方です。本ワークショップでは、プライマリ・ケアで行う摂食・嚥下のマネジメントについて、嚥下の進行期を5期に区分し症例を交えながら解説します。

収録時間 01時間56分20秒

配信中の番組

講演Ⅰ 日本が求めるべき家庭医療を日本発のエビデンスから探る!

 日本の家庭医療を、アメリカやイギリスなど海外のエビデンスだけで語っていませんか?文化も社会も異なる日本において、日本独自の家庭医療のスタイルがあってしかるべき!日本の根拠も意識して人材育成しないと日本の医療は大変なことになるかもしれません。  アメリカで家庭医療レジデントを経験し、イギリスで医学教育を学び、大学で精力的に日本の家庭医療研究を実施し、地域での教育・研修を重視するが故に語れる、日本発のエビデンスに基づいた「日本にあるべき家庭医療」。日本の患者中心性の問題点やさまざまな面接の利点・欠点などなど、驚くような真実に遭遇します。  家庭医、総合医のカリスマ、三重大学の竹村洋典先生による、皆様の視点が間違いなく変わる講演をお届けします。

講演Ⅱ これから起こる災害へ向けて私たちが備えること ~東日本大震災の経験を通して~

 東日本大震災では救急医療のみならず、亜急性期・慢性期に進むにつれ、プライマリ・ケア医の必要性が大きくクローズアップされました。日本プライマリ・ケア連合学会でもPCAT(Primary Care For All Team)を組織し、被災地で活動していますが、今までそのための備えはしていませんでした。  災害は今後も必ず起こります。被災地でのプライマリ・ケア医のニーズは変わりません。今回の災害を教訓に準備が必要です。何をどのように行えばよいか? PCATから皆さんが普段からできる準備についてご提案致します。

講演Ⅲ CBME(Community-Based Medical Education) ~診療所・小病院での学生・研修医指導~

 研修指導の現場で、実習内容への不安や、診療との兼ね合い、学習者とのコミュニケーション等からくる悩みを抱えていないでしょうか。  本セッションでは三重大学の地域医療実習で使われる研修方式、「CBME」 を成功させる鍵となる4つの軸( 臨床の軸・社会の軸・個人の軸・施設の軸)を紹介します。診療所・病院指導医の声、実習担当の大学スタッフの声を通じてCBME の理解を深め、診療・教育を発展させるノウハウを学びます。

講演Ⅳ 国際交流の魅力 ~世界のプライマリ・ケアとの素晴らしい出会い~

 プライマリ・ケアに関する主要な国際学術機関である世界家庭医学会(WONCA)の開催する学術集会には世界各地の臨床現場で働く家庭医が集い、実践報告や臨床研究を発表し活発に情報交換しており、日本の家庭医も活躍しています。アジア・ヨーロッパなどで開催されたWONCA大会での世界の家庭医との素晴らしい出会いが持つ魅力について、草場先生ご自身の国際交流から得られた経験を「深みある知識・多様性への寛容・アイデンティティの向上」の3つの観点からわかりやすく紹介いただきます。

WS11 Common Disease 総ざらい ~第2弾~

 Common Disease 総ざらいシリーズ~第2弾~では「前立腺肥大症」、「不安障害」、「骨粗鬆症」の3疾患の診療で押さえておきたいポイントを解説します。  日常よく遭遇するCommon Disease。疑問をもって、各専門科の講演会に出席したが、実際の診療所の現場では範疇を超えている・・・、というような経験はありませんか?  本シリーズは、3疾患を診療所で診るための診療ノウハウを専門医のアドバイスも踏まえクリアカットに解説します。

WS4 プライマリ・ケア医のための認知症ケア基礎講座

 高齢化社会となり、今や認知症患者への対応は、プライマリ・ケア医にとって身につけておかなければならない知識の一つとなりました。認知症患者への医療とケアは高血圧などの疾患と異なり投薬や検査のみでは完結せず、患者をとりまく環境や背景をよく理解しているかかりつけ医が、生活の場の近くで多職種連携をして行うべきと考えます。  本講座では、症例を交えながら認知症の基礎知識とBPSD対応などを学んでいきます。 ※動画本編中に紹介されるスライド【『今後の認知症施策の方向性について』の概要】は、下記よりダウンロードいただけます。 (平成24年6月18日(月) 厚生労働省公表) 【『今後の認知症施策の方向性について』の概要】

WS13 ジェネラリスト・ウィメンズヘルス・シリーズ(1)月経と性感染症 ~産婦人科につなぐ境界線はどこか~

 Women's Health というと苦手意識をもっていませんか?産婦人科の知識がないとダメだから?内診台がないと診療できないから?そんなことはありません。  普段の診療の中で、ちょっと視点を変えるだけで診療の幅がとても広がります。または、潜在化しがちなWomen's Health に関するニーズにこたえるチャンスにも・・・。そんなエッセンスを、月経と性感染症を中心にお伝えします。 本ワークショップで使用する資料は以下よりダウンロードいただけます。 【資料1】-月経の異常 【資料2】-月経の異常(各論) 【資料3】-ワーク(1)シナリオ(医師用) 【資料4】-ワーク(1)シナリオ(患者用) 【資料5】-性感染症 【資料6】-ワーク(2)シナリオ(医師用) 【資料7】-ワーク(2)シナリオ(患者用) 【資料8】-Q&A集

WS7 プライマリ・ケアで求められる摂食・嚥下のマネジメント

 「口から食べる」ということは単なる栄養補給ではなく、喜びであり、生きる気力にも繋がります。プライマリ・ケアに関わる医療従事者は患者さんが生涯を通じて口から食べられるよう、できる限りの手を尽くさなければなりません。ポイントは「キュア=嚥下訓練」ではなく「ケア=嚥下支援」の考え方です。本ワークショップでは、プライマリ・ケアで行う摂食・嚥下のマネジメントについて、嚥下の進行期を5期に区分し症例を交えながら解説します。

レビュー(2件)

木を植えるおっさんさん (2013年06月10日 20時09分)

非常に興味深かった。口腔・咽喉頭内視鏡を示しながらの内容、キュアーよりケアーのリハビリの考え方に共鳴。

ドクターkkさん (2013年04月08日 21時25分)

婦人科についてはほとんど知識がなく、ケアネットにも婦人科の番組はこれしかなく、かなり勉強になりました。生理痛でおなかが痛いひとに、ロキソニンが第一選択ということがよくわかりました。今後も産婦人科の番組を作って貰いたいと思います。