Dr.加島のカゼを治す漢方(全6回)

シリーズ解説

風邪に効く薬はない。西洋医学ではこれが常識です。しかし、漢方の世界では、その患者の体質、その時の状態に合わせて、適切な処方薬を投与することで、綺麗に治すことができると考えられています。 風邪に対する処方は一様ではありません。では、臨床医が日常の診療でよくみる風邪症候群を漢方の概念ではどう診断し、どのように治療していくのか?実臨床でたくさんの風邪患者を漢方で治してきた加島雅之先生が、わかりやすくレクチャーします。

加島 雅之 先生 熊本赤十字病院 総合内科/総合診療科 副部長

選択中の番組

第1回 カゼと漢方とのかかわり

風邪と漢方薬に関する最新のエビデンスを紹介し、その有効性を解説します。近年、インフルエンザ治療薬として麻黄湯がオセルタミビルと同等の効果があるとする論文が発表されたり、コクランライブラリーのレビューで、漢方薬が抗ウイルス薬と同等以上の治療効果を持つ可能性が示されたりと、漢方薬が注目されています。実は、インフルエンザと類似する症状の治療指針は、西暦200年頃編集された漢方古典「傷寒論」で示されていたのです。

収録時間 00時間10分17秒

第2回 漢方の基本の枠組み

風邪診療で正しく漢方薬を処方するために必要となる、最小限の漢方の考え方と体系を解説します。長年の経験と積み上げられた知見で、漢方医学は西洋医学とは異なる診断治療体系を持っています。その基本を押さえれば、風邪に即効性のある処方が可能となります。

収録時間 00時間23分54秒

第3回 漢方でカゼを診断する

風邪診療で効果的に漢方処方をおこなうために必要な病態評価の方法を解説します。漢方では患者の体力や全身状態、症状の性質を評価します。これが漢方における「診断」です。 「12月初頭、3時間前から寒気、くしゃみが出現。関節の節々に痛みがあり、軽度な咳嗽もある患者」といった風邪の典型的な症状を例に、わかりやすく解説します。

収録時間 00時間22分20秒

第4回 冬の初期対応 -風寒表証-

風邪の初期症状や冬の風邪のさまざまな病態に対する具体的な処方例を解説します。漢方では、風邪といってもその病態に応じて処方は大きく変わってきます。初期症状を評価するポイントは、発症時期、寒気の有無、喉の渇き、咽頭痛の状態、体熱感、消化器症状など。いくつもの身近な風邪症状の具体例を挙げながら、冬場の風邪を分類し、葛根湯や麻黄湯をはじめとした漢方処方例を多数紹介します。

収録時間 00時間26分02秒

第5回 夏の初期対応と長引いた時 -風熱表証と半表半裏証―

夏場や長引く風邪のさまざまな病態に対する処方例を解説します。冬場と同様に夏風邪の症状や特徴もさまざまで、冬に効いた葛根湯や麻黄湯がまったく効かない、ということも珍しくありません。寒気が軽度、悪寒と熱感が交互にくる、初期から消化器症状を伴うなど、夏場の風邪の特徴的な症状を挙げながら、風邪治療に効果的な漢方処方例を多数紹介します。

収録時間 00時間21分49秒

第6回 こじらせたときの対応 -裏証とその他合併症―

最終回はこじらせた風邪や扁桃炎、鼻炎などの風邪に関連した症状に対する漢方処方例を解説します。こじらせた風邪は、腹痛や下痢などの消化器症状や咳嗽・喀痰などの腸管や肺など深部臓器に特徴的な症状があります。また、高熱を発したと思ったら進行とともに冷えて衰弱する、など病態の変化にも注意が必要です。今回もこじらせた風邪のさまざまな特徴的な症状を挙げながら、こじらせた風邪を効果的な漢方処方例を紹介します。

収録時間 00時間24分28秒

配信中の番組

第1回 カゼと漢方とのかかわり

風邪と漢方薬に関する最新のエビデンスを紹介し、その有効性を解説します。近年、インフルエンザ治療薬として麻黄湯がオセルタミビルと同等の効果があるとする論文が発表されたり、コクランライブラリーのレビューで、漢方薬が抗ウイルス薬と同等以上の治療効果を持つ可能性が示されたりと、漢方薬が注目されています。実は、インフルエンザと類似する症状の治療指針は、西暦200年頃編集された漢方古典「傷寒論」で示されていたのです。

第2回 漢方の基本の枠組み

風邪診療で正しく漢方薬を処方するために必要となる、最小限の漢方の考え方と体系を解説します。長年の経験と積み上げられた知見で、漢方医学は西洋医学とは異なる診断治療体系を持っています。その基本を押さえれば、風邪に即効性のある処方が可能となります。

第3回 漢方でカゼを診断する

風邪診療で効果的に漢方処方をおこなうために必要な病態評価の方法を解説します。漢方では患者の体力や全身状態、症状の性質を評価します。これが漢方における「診断」です。 「12月初頭、3時間前から寒気、くしゃみが出現。関節の節々に痛みがあり、軽度な咳嗽もある患者」といった風邪の典型的な症状を例に、わかりやすく解説します。

第4回 冬の初期対応 -風寒表証-

風邪の初期症状や冬の風邪のさまざまな病態に対する具体的な処方例を解説します。漢方では、風邪といってもその病態に応じて処方は大きく変わってきます。初期症状を評価するポイントは、発症時期、寒気の有無、喉の渇き、咽頭痛の状態、体熱感、消化器症状など。いくつもの身近な風邪症状の具体例を挙げながら、冬場の風邪を分類し、葛根湯や麻黄湯をはじめとした漢方処方例を多数紹介します。

第5回 夏の初期対応と長引いた時 -風熱表証と半表半裏証―

夏場や長引く風邪のさまざまな病態に対する処方例を解説します。冬場と同様に夏風邪の症状や特徴もさまざまで、冬に効いた葛根湯や麻黄湯がまったく効かない、ということも珍しくありません。寒気が軽度、悪寒と熱感が交互にくる、初期から消化器症状を伴うなど、夏場の風邪の特徴的な症状を挙げながら、風邪治療に効果的な漢方処方例を多数紹介します。

第6回 こじらせたときの対応 -裏証とその他合併症―

最終回はこじらせた風邪や扁桃炎、鼻炎などの風邪に関連した症状に対する漢方処方例を解説します。こじらせた風邪は、腹痛や下痢などの消化器症状や咳嗽・喀痰などの腸管や肺など深部臓器に特徴的な症状があります。また、高熱を発したと思ったら進行とともに冷えて衰弱する、など病態の変化にも注意が必要です。今回もこじらせた風邪のさまざまな特徴的な症状を挙げながら、こじらせた風邪を効果的な漢方処方例を紹介します。