“かぜ”と“かぜ”のように見える重症疾患(全13回)

シリーズ解説

かぜ──。クリニックや一般外来でこれほど多く見る疾患があるでしょうか?ところが、実はこの“かぜ”についての実践的な指導を受けた医師はほとんどいないといってもいいでしょう。たかが“かぜ”と侮る事なかれ。命に関わる病気が隠れていることもあれば、安易に抗菌薬を処方するべきではない場合も多くあります。是非、“かぜ”診療の基本を学んでください。

山本 舜悟 先生 京都大学医学部附属病院 臨床研究・教育研修部

選択中の番組

第1回 vol.1 “かぜ”のような顔をしてやってくる重症患者

“かぜ”だと思って来院する患者さんは、やはりほとんどがウイルス性上気道炎。しかしその中に、まれに肺炎や髄膜炎、ときには心内膜炎、急性喉頭蓋炎、あるいは肝炎やHIVであることも。それはまるで広大な地雷原を歩いていくようなもの。その地雷を避けるにはどうしたらいいのでしょう?気鋭の山本舜悟先生が明解に解説します。

収録時間 00時間08分00秒

第2回 vol.2 “かぜ”をグルーピングしよう!

重篤な疾患を見逃さないために“かぜ”をタイプ別に分け、リスクの高い患者さんをグルーピングしましょう。8つのタイプに分類すれば、それぞれにどんな危険な疾患が隠れているのか、抗菌薬はどうしたらいいのか、すっきり理解でき、“かぜ”と戦いやすくなります。

収録時間 00時間04分00秒

第3回 vol.3 気道症状がない“かぜ”に要注意!(E)高熱のみ型

“かぜ”の中で一番気をつけておきたいのはこの“高熱のみ型”です。もちろんインフルエンザやウイルス感染であることが多いのですが、実は危険な菌血症・敗血症が隠れていることも。気道症状がないのに軽々しく“かぜ”と言わない。これが鉄則です。

収録時間 00時間09分00秒

第4回 vol.4 気道症状がない“かぜ”に要注意!(F)微熱・倦怠感型 (G)下痢型 (H)頭痛型(髄膜炎型)

気道症状がない“かぜ”は、実は“かぜ”でない疾患が隠れていることがあります。微熱と倦怠感が続く“かぜ”、いわゆるお腹の“かぜ”、頭痛と発熱だけの“かぜ”。これらには要注意。それぞれどんな疾患を考えどう対応したらいいか解説します。

収録時間 00時間09分05秒

第5回 column1 悪寒戦慄とCRP

たいていの血液検査で測られているCRP。感度や特異度はそれほど高いわけでなく、場合によっては計測自体に意味がないこともあります。しかし、使いようによっては思わぬピットフォールを避ける武器にもなります。悪寒戦慄と合わせて、CRPの使い方を覚えましょう。

収録時間 00時間09分04秒

第6回 column2 プロカルシトニンの使い方

最近話題のプロカルシトニン。新しい指標としてさまざまな議論がなされていますが、今現在の臨床ではどのように使えるのでしょうか?診療の現場での実際の使い道を解説します。

収録時間 00時間07分28秒

第7回 vol.5 積極的に“かぜ”を診断する(A)非特異的上気道炎型(せき、はな、のど型)

“かぜ”は除外診断。重篤な疾患を除外して初めて診断できるもの。確かにそうなのですが、自信を持ってこれは“かぜ”だといえる病態もあります。「せき、はな、のど」に同時に症状があれば、これは、いわゆる“かぜ”、つまりウイルス性上気道炎。抗菌薬は不要です!

収録時間 00時間03分56秒

第8回 column3 “かぜ”に抗菌薬は効くのか?

“かぜ”に抗菌薬、実は効果があります。え?と思うかも知れませんが、だからといって“かぜ”に一律の抗菌薬を処方することは考えものです。どんな人に、どれくらいの効果があるのかに注目しましょう。NNTの概念で抗菌薬の有用性を検証します

収録時間 00時間04分18秒

第9回 vol.6 どうする?抗菌薬(B)急性鼻・副鼻腔炎型(はな型)

副鼻腔炎自体の診断はそれほどむずかしくないでしょう。しかし、それが「細菌性なのか、ウイルス性なのか」、「抗菌薬は必要なのか不要なのか」については迷うところ。これらを臨床的にどう判断するかを解説します。

収録時間 00時間07分49秒

第10回 vol.7 どうする?抗菌薬(C)急性咽頭・扁桃炎型(のど型)

咽頭炎で頭を悩ませるのは抗菌薬を使うかどうかです。従来は、「A群溶連菌による咽頭炎だけを抗菌薬治療すればいい」と言われてきましたが、今日的にはそれでいいのしょうか?Centorの基準を参考に、誰にどんな抗菌薬を使うか詳しく解説します。

収録時間 00時間12分30秒

第11回 vol.8 怖い咽頭痛

咽頭痛を訴える患者さんには、ときとして非常に危険な疾患が隠れていることがあります。扁桃周囲膿瘍、そして急性喉頭蓋炎です。これらを見逃さないためのレッドフラッグを覚えましょう。喉頭ファイバーが使えないときのvallecula signも紹介します。

収録時間 00時間06分28秒

第12回 vol.9 レントゲン撮る?撮らない?(D)気管支炎型(せき型)

咳を主体とする気管支炎型の“かぜ”は、肺炎を疑って胸部X線を撮るか撮らないかが悩ましいところです。Diehrのルールなど参考にすべきガイドラインもありますが、医師自身による判断が重要です。どのように考えたらいいのか解説します。

収録時間 00時間03分50秒

第13回 vol.10 フォローアップを忘れずに!

ここまでの話でかなり“かぜ”を見極められようになったと思いますが、それでも除外診断である“かぜ”を100%診断するのは不可能です。よって必要になるのはフォローアップ。「また来てください」だけでなく、具体的な指示をどうしたらいいか、実例を元に解説します。

収録時間 00時間04分41秒

配信中の番組

第1回 vol.1 “かぜ”のような顔をしてやってくる重症患者

“かぜ”だと思って来院する患者さんは、やはりほとんどがウイルス性上気道炎。しかしその中に、まれに肺炎や髄膜炎、ときには心内膜炎、急性喉頭蓋炎、あるいは肝炎やHIVであることも。それはまるで広大な地雷原を歩いていくようなもの。その地雷を避けるにはどうしたらいいのでしょう?気鋭の山本舜悟先生が明解に解説します。

第2回 vol.2 “かぜ”をグルーピングしよう!

重篤な疾患を見逃さないために“かぜ”をタイプ別に分け、リスクの高い患者さんをグルーピングしましょう。8つのタイプに分類すれば、それぞれにどんな危険な疾患が隠れているのか、抗菌薬はどうしたらいいのか、すっきり理解でき、“かぜ”と戦いやすくなります。

第3回 vol.3 気道症状がない“かぜ”に要注意!(E)高熱のみ型

“かぜ”の中で一番気をつけておきたいのはこの“高熱のみ型”です。もちろんインフルエンザやウイルス感染であることが多いのですが、実は危険な菌血症・敗血症が隠れていることも。気道症状がないのに軽々しく“かぜ”と言わない。これが鉄則です。

第4回 vol.4 気道症状がない“かぜ”に要注意!(F)微熱・倦怠感型 (G)下痢型 (H)頭痛型(髄膜炎型)

気道症状がない“かぜ”は、実は“かぜ”でない疾患が隠れていることがあります。微熱と倦怠感が続く“かぜ”、いわゆるお腹の“かぜ”、頭痛と発熱だけの“かぜ”。これらには要注意。それぞれどんな疾患を考えどう対応したらいいか解説します。

第5回 column1 悪寒戦慄とCRP

たいていの血液検査で測られているCRP。感度や特異度はそれほど高いわけでなく、場合によっては計測自体に意味がないこともあります。しかし、使いようによっては思わぬピットフォールを避ける武器にもなります。悪寒戦慄と合わせて、CRPの使い方を覚えましょう。

第6回 column2 プロカルシトニンの使い方

最近話題のプロカルシトニン。新しい指標としてさまざまな議論がなされていますが、今現在の臨床ではどのように使えるのでしょうか?診療の現場での実際の使い道を解説します。

第7回 vol.5 積極的に“かぜ”を診断する(A)非特異的上気道炎型(せき、はな、のど型)

“かぜ”は除外診断。重篤な疾患を除外して初めて診断できるもの。確かにそうなのですが、自信を持ってこれは“かぜ”だといえる病態もあります。「せき、はな、のど」に同時に症状があれば、これは、いわゆる“かぜ”、つまりウイルス性上気道炎。抗菌薬は不要です!

第8回 column3 “かぜ”に抗菌薬は効くのか?

“かぜ”に抗菌薬、実は効果があります。え?と思うかも知れませんが、だからといって“かぜ”に一律の抗菌薬を処方することは考えものです。どんな人に、どれくらいの効果があるのかに注目しましょう。NNTの概念で抗菌薬の有用性を検証します

第9回 vol.6 どうする?抗菌薬(B)急性鼻・副鼻腔炎型(はな型)

副鼻腔炎自体の診断はそれほどむずかしくないでしょう。しかし、それが「細菌性なのか、ウイルス性なのか」、「抗菌薬は必要なのか不要なのか」については迷うところ。これらを臨床的にどう判断するかを解説します。

第10回 vol.7 どうする?抗菌薬(C)急性咽頭・扁桃炎型(のど型)

咽頭炎で頭を悩ませるのは抗菌薬を使うかどうかです。従来は、「A群溶連菌による咽頭炎だけを抗菌薬治療すればいい」と言われてきましたが、今日的にはそれでいいのしょうか?Centorの基準を参考に、誰にどんな抗菌薬を使うか詳しく解説します。

第11回 vol.8 怖い咽頭痛

咽頭痛を訴える患者さんには、ときとして非常に危険な疾患が隠れていることがあります。扁桃周囲膿瘍、そして急性喉頭蓋炎です。これらを見逃さないためのレッドフラッグを覚えましょう。喉頭ファイバーが使えないときのvallecula signも紹介します。

第12回 vol.9 レントゲン撮る?撮らない?(D)気管支炎型(せき型)

咳を主体とする気管支炎型の“かぜ”は、肺炎を疑って胸部X線を撮るか撮らないかが悩ましいところです。Diehrのルールなど参考にすべきガイドラインもありますが、医師自身による判断が重要です。どのように考えたらいいのか解説します。

第13回 vol.10 フォローアップを忘れずに!

ここまでの話でかなり“かぜ”を見極められようになったと思いますが、それでも除外診断である“かぜ”を100%診断するのは不可能です。よって必要になるのはフォローアップ。「また来てください」だけでなく、具体的な指示をどうしたらいいか、実例を元に解説します。

レビュー(11件)

ドクターkkさん (2013年03月12日 16時27分)

今更ながら、基本的に風邪の原因は、細菌ではなくウィルスなので、基本的には、抗菌薬投与は不要だとわかりました。

ドクターkkさん (2013年03月08日 20時45分)

岩田先生の感染症の講義の中で紹介されていたので、視聴を開始した。偶然、風邪で抗生剤を処方されている患者さんが来た。5日目になるが、風邪が治らない。上顎左側の歯が痛くて咬めないという主訴。歯科的には、歯肉炎。セフェム系の抗生剤とロキソニンを処方して様子を見ることに。内科の風邪薬も切れていたし、ちょうど良いかと考えた。しかし、インフルエンザでなくおそらくウイルス性上気道炎。ではなぜ抗生剤を内科医は出し

匿名さん (2012年03月24日 00時45分)

非常に内容が濃いのに、わかりやすく説明してくださり、大変勉強になりました(4年目マイナー科)。

匿名さん (2011年09月28日 00時42分)

「かぜ」の治療に関して、これ迄これ程、懇切丁寧で分かりやすい講義を聴いたことが無かったので、感謝しています。

玉原ブナ原生林さん (2011年08月14日 19時57分)

可成り多くの副鼻腔炎は抗菌薬両方でなく、様子観察でもいいということが新しい、エビデンスですね。わかりやすいシンプルスライドはいいですね。

匿名さん (2011年08月14日 08時56分)

風邪が診断できそうです。

匿名さん (2011年08月11日 14時57分)

特性と利用方法を分かりました。 日常的に使うことが難しい…というのは、残念です。でも、使ってみたい。

匿名さん (2011年07月23日 12時58分)

動画再生に時間がかかりすぎるように思います。この内容でしたら、見る人が自分のペースでめくっていかれるスライドショーにしたほうが良いです。

医楽座スタッフ 藤原さん (2011年07月08日 20時32分)

医楽座をご利用いただき有難うございます。ムービー担当の藤原と申します。ご指摘の点は対応いたします。再編集が必要となりますので少し時間を要します。完了しましたら本コーナー内にてご案内させて頂きます。それまでの間、7月13日(水)から始まる岩田先生の「不明熱大捜査線」などが面白いかと思います。宜しければご覧下さい。

匿名さん (2011年07月07日 19時10分)

音声が小さく、聞き取りにくい。対応お願いいたします。

匿名さん (2011年07月04日 16時41分)

当院には“風邪”の患者が多い。ほとんどは軽症だが、小児で今までに救急病院で何度も強力な抗生剤の点滴を受けて入院歴のあるこの場合は難治性であることが多い。そのようなときは早目に紹介してしまうことが多い。外来で粘っていても改善しないことが多いからである。無理するとクレームを受けてしまう。2度目の来院時の診察が重要だと思う。

DVD

かぜ"と"かぜ"のように見える重症疾患 ~かぜ診療の極め方~"
発売日 2011/11/14

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