シン・聴診術、東大式 抗菌薬スペクトラム…今ライブGTが面白い!

2023/10/28

聖路加流低Na血症への対応シン・聴診術東大式 必修 抗菌薬のスペクトラム


ユニークな切り口で数々のヒット作を生み出している「ケアネットライブGT」が2シーズン目に突入しました。GTとは、got talent のアクロニム。テーマはズバリ才能発掘です。


CareNeTVには、臨床医であれば誰でも知っているような著名な医師による質の高いレクチャーが溢れていますが、一方で、どんなスター講師も最初は無名だったという当たり前の事実もあります。


GTの企画意図は、これから日本の医学教育界をリードしていくだろう若手、あるいは、豊かな才能があり伝える価値がある知識を持っていながら世間にまだあまり知られていない中堅の先生方を招聘し、世に出していきたい、スターにしていきたいというものです。


ところで、医師の方々と雑談をしているときによく聞かれることの1つに「CareNeTVの講師の先生ってどうやって見つけてるの?」というのがあります。


この問いに対する明確な答えは、正直ありません。一番理想的なのはすでに良い関係にある先生とのコミュニケーションの中で新たな企画、その企画に相応しい先生が浮かび上がってくることですが、いつもそう都合よくはいきません。


だからCareNeTVの企画担当者たちは、常に学会の演題をチェックしたり、売れてそうな書籍を立ち読みしに本屋に行ったり、ネットで適当なワードを打ち込んで検索したり、当てもなくネットサーフィンしたりしているのです。


GTは、視聴者に有益なコンテンツを提供しつつ、そんな難しい作業に1つのレールを敷いていく試みでもあるわけです。


「パクるのは全然ありだよー」と僕はよくスタッフに言っています。


ここでいう「パクる」とは物品を盗むことではなく、世間で上手くいっている商品やサービスのアイデアを拝借することです。正直カッコよくはありませんが、成功例を真似すれば2匹目、3匹目のドジョウ的に成功する確率は高いので、ある意味、コンテンツ作りの王道ともいえます。でもいつもパクってばかりいたら「あいつらオリジナリティがない奴らだ」と評価を下げていくからね、と注釈をつけますが。


なお、ケアネットライブGTは、外国の某テレビ番組にインスパイアされ、オマージュを込めたネーミングであって、パクりではありませんので、念のため。

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