もう迷わない!好きになる心電図(全8回)
シリーズ解説
配信中の番組
第1回 まず、心電図の心構え! プレミアム対象
- 2005/11/11(金)公開
- 28分2秒
今までと違った角度から心電図にアプローチし、「心電図の細かいところはとりあえず後回し! まず大事なところを押さえるには」という視点から解説。たとえば、“正常な心電図とは?”“ どこからどこまでが正常で、どこからが異常になるのか?” そして、たとえ診断ができたとしても、“何を治療すべきで何を放置すべきなのか? ”このような話題から「いかに開き直って心電図を見るか」の心電図の読み方の極意を伝授します!
第2回 心拍数が遅かったら? プレミアム対象
- 2005/11/11(金)公開
- 28分0秒
「徐脈」について取り上げます。今回のキーポイントもたった1つ! 「徐脈にP波があるか、ないか」。これだけです。徐脈なのにP波があるのは心室の、P波がなければ心房から上の問題。それによって分類されるのは「房室ブロック」か「洞機能不全症候群」か、この2つだけ。さて緊急度はどちらが高いでしょうか? 実際の心電図を見ながら、どう考え、あるいは考える前に緊急にどう動くべきかを伝授します。
第3回 モニター心電図編・心拍数が速かったら?(1) プレミアム対象
- 2005/11/11(金)公開
- 29分29秒
今回の目標は、「心拍数が速くなった場合の基本方針をしっかり立てる」ということ。では脈が速かったら何を見るか? 脈が速い場合、心電図で注目すべきはQRS波の幅です。QRS幅が3ミリ未満か3ミリ以上か。なぜこれが重要かというと… ◎QRS幅3ミリ未満の場合は上室性、あるいは心房が原因だと断定できる。◎QRS幅3ミリ以上だと心室性の不整脈だとほぼ断定ができる。さて、そのワケは何か?
第4回 モニター心電図編・心拍数が速かったら?(2) プレミアム対象
- 2005/11/11(金)公開
- 30分0秒
今回登場するのは、心拍数の速いもののうちQRS幅の広いもの。幅が広ければ、これを心室性と考えます。診断名はおのおの期外収縮、頻拍、細動、粗動のパターン。心拍数はそのまま数えればいいだけなので簡単で、心室性期外収縮、心室性頻拍、心室細動、というのが一般的です。心室粗動も概念上はありますが、臨床的には心室細動と同じように考えていいので、使うことはほとんどありません。 不整脈のある心電図を正常心電図に戻すのが、必ずしも正しい医療行為とは限りません。「木を見て森を見ず」にならぬような観点から、実践的な心電図の読み方を解説します。ついにモニター心電図編の完結です!
第5回 12誘導心電図編・総論 プレミアム対象
- 2006/03/17(金)公開
- 30分0秒
今回から12誘導心電図の話題に移ります。モニター心電図に比べ苦手意識を感じる先生方も多いのが12誘導心電図の読み方。でも大丈夫! そもそも何で12個も誘導があるのか? またどこを見れば正常と確認出来るか? これさえクリア出来れば心の負担はずっと軽減されるはず。では、いかに重要な誘導と重要でない誘導を見分けるか? そのコツは、1.I、II誘導をまず見る。2.それから胸部誘導をV1からV5誘導へ見る。では、その理由は? 臨床で使える実践派講義をお楽しみに!
第6回 12誘導心電図編・異常QRS プレミアム対象
- 2006/03/17(金)公開
- 30分0秒
12誘導心電図読み方のポイントであるQRS波の中で一番問題になるのが「異常Q波」です。しかし本当のところ、正常なQ波と異常なQ波を、何を根拠に判断しているのか意外と分かっていないのではないでしょうか?中にはそのせいで12誘導心電図が嫌いになってしまった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この異常Q波が分かれば苦手意識はなくなるはずです。重要な異常Q波を押さえられれば、異常なQRS波を理解したも同然。というのも、異常なQRSには、変な形と変な大きさという二種類しかないからです。臨床に徹したクリアカットな講義で、もう12誘導心電図は怖くありません!
第7回 12誘導心電図編・ST部分とT波 プレミアム対象
- 2006/03/17(金)公開
- 29分59秒
心電図の読み方でST部分の基本を思い出してみましょう。基線とくらべて上がっていれば、頻度の多いのは心筋梗塞で、下がっていれば狭心症の発作。どちらが危ないかと言えば、もちろんSTの上昇です。しかし実際のところ、ST低下の方が診療の場では頻度が高いはず。もしも下がっていたらどうしますか? 答えは「慌てず騒がず患者の元へ」。まずは患者さんの状態を確認しましょう。STがあまり変わっていなくても症状があれば大きな異常の可能性があります。もしSTが激しく下がっていても、患者さんに症状がなければあまり病的ではないかもしれない…。ではどう見分けるのでしょうか?今回も現場で役立つ行動指針を実際の心電図を読み解きながら解説します。
第8回 不整脈evidence プレミアム対象
- 2006/03/17(金)公開
- 45分0秒
今回はちょっと知っているだけで、周りからも「むむ、できる」と賞賛を浴びること間違いなし(?)の、ワンポイントレッスンをお送りします。テーマは:1)変行伝導 2)心室期外収縮の治療 3)心房細動の治療。それぞれ、“変行伝導の見分け方は?”、“心室期外収縮の治療の落とし穴とは?”、“心房細動の治療でワーファリンをどう考える?”…と臨床で即役立つ実践的知識のツボをお届けします!
評価一覧
関連シリーズ
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Dr.増井の心電図ハンティング2 失神・不整脈編(全10回) 2021/05/12(水)~
大人気の「Dr.増井の心電図ハンティング」の第2弾!今シリーズでは失神心電図をハンティング。 失神心電図は非循環器医にとって、苦手な心電図といえるのではないでしょうか。不整脈では見るべきところが多すぎて、確定診断が容易ではないからです。 でも、実際のところ、非循環器医が不整脈診断を網羅する必要はありません。マネジメントに必要な情報を読み取り、目の前の患者に対するアクションを決めることができればいいのです。そのために必要なルーチンワークや鉄則を基に、失神心電図での対応コツを札幌東徳洲会病院の救急センター部長である増井伸高先生がしっかりとお教えします。 番組では12症例の心電図が出てきます。その心電図をあなたが手に取ったと思って、アクションを決めていきましょう。この番組を見た後には失神心電図に自信をもって対応ができるようになるはずです。
さあ、心電図ハンティングに出かけましょう!
この番組は増井伸高先生の著書である中外医学社「 」を映像化したものです。
書籍の詳細は から
第1回 不整脈心電図のルーチンワーク
第2回 P 波が繋がっているから大丈夫?
第3回 その心電図はレッドカード?
第4回 ルーチンワークの必要性
第5回 右脳系心電図
第6回 同じ心電図でも目的でアクションが変わる
第7回 失神評価に心エコーは必要?
第8回 自動測定を信じてもOK?
第9回 wide QRSで非循環器医ができること
第10回 所見のない失神心電図 -
総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器(全8回) 2021/02/03(水)~
総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医11名を招聘。各科専門医の視点で“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。2022年のアップデート情報を追加し、今年の試験対策としても万全です。
循環器については、慶應義塾大学循環器内科の香坂俊先生がレクチャーをします。薬剤とカテーテルインターベンションのどちらも進歩がめざましい循環器。心電図で疾患を素早く見極めるだけでなく、適切な治療を選ぶ力が問われます。
第1回 イントロダクション
第2回 急性冠症候群
第3回 安定狭心症
第4回 末梢動脈疾患・大動脈疾患
第5回 不整脈と心電図(1)
第6回 不整脈と心電図(2)
第7回 心不全・心筋症
第8回 アップデート2022 -
Dr.増井の心電図ハンティング(全8回) 2020/01/15(水)~
心電図の判読に迷って「もっと早く呼べよ!!」「これは緊急じゃないよ! 」と上級医や循環器医から言われたことのある人は多いのではないでしょうか。 当シリーズでは、非循環器医が即座に判断できないビミョーな症例を取り上げ、その心電図判読のコツを解説します。2次元の心電図を紙コップで3次元化させるなど、視覚的に楽しく学べる工夫も満載。 この番組を見ると、すぐに心電図を読みたくなること間違いなし!そして、自信をもって、心電図を判読し、次のアクションがとれるスキルが身に付きます。
さあ、心電図ハンティングに出かけましょう。
この番組は中外医学社から刊行されている増井伸高先生の書籍「心電図ハンター 心電図×非循環器医 1 胸痛/虚血編」を映像化したものです。書籍を読んで当番組を見ていただいたり、当番組を見て書籍を読んでいただければ、理解が深まります。 ぜひ書籍を片手に番組をご覧ください。
書籍の詳細は から
第1回 心電図のグレーゾーン
第2回 心電図を3次元化する裏技
第3回 ミラーイメージ使えていますか?
第4回 STEMIとSTEmimic
第5回 脚ブロックの虚血判断 解説編
第6回 左脚ブロックの虚血判断 実践編
第7回 右脚ブロックの虚血判断
第8回 陰性T波の鑑別とアクション -
Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action!(全12回) 2015/03/25(水)~
あのDr.香坂が帰ってきた!今回は循環器疾患の診断に不可欠な心電図について動画でレクチャーします。 心電図の目的は波形を読み取って、今心臓に何が起こっているかを把握することです。 波形が現れる根拠を知ることで次へのアクションにつなげることができます。 本番組は、「Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action!」というタイトルのとおり、香坂俊先生のこだわりである、「読める」だけでなく次のアクションにつなげることに徹底フォーカス。 心電図に使われるか、使いこなすかはあなた次第です!!
第1回 左室肥大の真実
第2回 縁の下の力持ち 心房の心電図変化
第3回 脚ブロックを使いこなすには
第4回 外科医と内科医の心電図
第5回 心電図の本丸 STの上昇
第6回 ST低下はどこまで信用できる?
第7回 上室性頻拍(1) 心房粗動から紐解く不整脈へのアプローチ
第8回 上室性頻拍(2) 本当に必要か?AVRTとAVNRTの鑑別
第9回 なぜ心室から来る不整脈は怖いのか?VTとVFへの対応
第10回 5分で語る心房細動のエッセンス
第11回 心電図最後の山場 QT部分
第12回 声に出して読みたい心電図 -
出直し看護塾-心電図と不整脈の基礎-(全4回) 2010/02/05(金)~
「心電図が読めるようになったら…」これは多くの看護師が思っていることでしょう。 しかし、実際に波形を読もうと思ってもなかなか読めないもの。しかし、基本事項さえおさえてしまえば、看護師でも心電図をみながら心臓の動きをイメージできるようになります。 心電図の判読をするときは、リズム、心拍数、P派の有無、QRSの幅など、いくつかのポイントがあります。このポイントをおさえておくと、心電図にぐっと親近感がわき、看護師の心電図アレルギーをきっと解消できるはず!心電図がわかれば、患者の痛みや苦しみも理解できるようになり、その結果、看護の質の向上に繋がるのです。
本番組はDVDも好評発売中! 詳しくは
第1回 心電図のここがわかれば楽しくなる!
第2回 弱点克服!上室性心電図のツボ
第3回 弱点克服!心室性心電図の急所
第4回 急変対応、ここが判れば慌てない!
本番組はDVDも好評発売中! 詳しくはこちら→上巻、下巻