聖路加GENERAL<消化器内科> (全8回)

シリーズ解説

プライマリケアでも高い頻度で遭遇する消化器疾患。対象となる臓器も多く、その見極めは簡単ではありません。今回は、その中でも、特に「下痢」、「黄疸」、「嚥下困難」、「腹痛」の4つの症状について、具体的な症例を提示しながら解説します。黒帯師範は、大船中央病院の小林健二先生。アメリカで学んだ豊富な経験と知識に基づいて、独特の優しい語り口でわかりやすく説明してくださいます。

岡田 正人 先生 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科 部長岸本 暢将 先生 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科(成人、小児) 医長徳田 安春 先生 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長小林 健二 先生 聖路加国際病院 一般内科 医長

選択中の番組

第1回 ”海外で””生肉”は要注意? CASE1 72歳女性

黒帯師範:小林 健二氏  倦怠感や嘔気を感じ、徐々に腹痛と下痢も出始めた72歳女性。症状が持続したため、外来を受診しました。 急性下痢症の鑑別では、まず小腸型か大腸型を見分けることが必要です。今回はそのために役立つ、絶対に聞いておきたい4つのポイントを紹介します。また、病歴では最近の渡航歴や服薬歴、生肉など十分加熱されていないものを口にしていないかといった点ついても注意しなくてはなりません。 これらのポイントに沿って診察を進めた結果、腸管出血性大腸炎ということが判明しました。さて、ここからどのように原因を探っていけばよいでしょうか。また、どのような場合に直腸診や便培養を行うのか、適切なフォローアップについても見ていきます。 どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間19分26秒

第2回 ”海外で””生肉”は要注意? CASE2 21歳女性

黒帯師範:小林 健二氏  1ヶ月前から下腹部痛、1日3?4回の下痢が生じ熱も出始めたため、近医を受診した21歳の女性。発熱と体重減少があったことから、機能性ではなく器質的なものを疑いました。体重の変化など、鑑別で注意すべき病歴から診断の検索をしていきます。 この患者さんの場合では、腹部診察で索状の腫瘤を触知しました。そこから悪性腫瘍や炎症性腸疾患で壁肥大になっているのではないかということを疑いました。血液検査の結果、慢性下痢症ということになりましたが、ではそこからどのように診断を進めていけばよいでしょうか。慢性下痢症の特徴、どのような場合に内視鏡検査を行えばよいか、内視鏡検査で異常が見られなかった場合についても、次に行うべき検査を項目別に分かりやすくお伝えします。また、知っておきたい腹部診察のコツについても紹介します。 どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間15分20秒

第3回 黄疸は 急いで診断 よい治療 CASE1 40歳男性

黒帯師範:小林 健二氏 今回は外来でも出くわすことの多い黄疸について紹介していきます。一週間ほど前から熱や倦怠感を自覚していましたが、市販薬を飲んで仕事をしていた40歳男性。しかし、数日前から食欲が低下し、尿の濃染や眼球の黄染に気づいて外来を受診しました。 黄疸は外見に出やすいので患者さん自身も気づきやすい症状ですが、鑑別していく上で注意すべき病歴を細かく見ていきます。特に、問診では魚介類の生食の既往を聞くことが多いと思いますが、生肉生食の既往についても、期間も一ヶ月以上と長期的に見ることが重要です。また、黄疸は特にウィルス感染も疑われる疾患ですので、ウィルス性肝炎や評価に役立つ検査方法について分かりやすく紹介していきます。 どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間14分13秒

第4回 黄疸は 急いで診断 よい治療 CASE2 63歳男性

黒帯師範:小林 健二氏 1ヵ月ほど前から上腹部の軽い痛みを感じながらも、市販の胃薬で様子をみていた63歳の男性。最近眼球の黄染が出始め、便が灰白色になったため外来を受診しました。常用薬はありましたが、黄疸を誘発するようなものではなく、海外渡航歴もないため、ウィルス性肝炎の可能性はあまり考えられませんでした。診察を進め、腹部でやや腫大した胆嚢が触知されましたが、痛みはないということで、急性ではなく別の症状を疑いました。そこで検査所見や腹部超音波検査を行うと、膵がんによる閉塞性黄疸だということがわかりました。発見が遅れると予後の悪い本疾患について、アメリカの例と比較したスクリーニング法や効果的な検査方法など、早期発見のポイントを紹介します。また、最新の治療方法とその成績についてお伝えします。どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間13分47秒

第5回 つっかえ感? まず内視鏡 CASE1 64歳男性

黒帯師範:小林 健二氏 食べ物のつかえ感と胸やけの症状が続いたため、外来を受診した64歳男性。持続する嚥下困難の症状があり、食道の炎症なども考えられるため、詳しく病歴を聞くことにしました。嚥下困難の問診のポイントとなる嚥下痛や体重減少があり、喫煙が一日に20本、飲酒も仕事上機会が多いということから、悪性疾患が疑われました。さらなる精査ということで、内視鏡検査を行い、その結果食道がんという診断に至りました。早期発見が治療の鍵となる食道がんですが、今回は効果的な内視鏡検査・治療についても最新の情報を紹介します。また、嚥下困難をきたす原因は多岐にわたるため、その鑑別方法について、ポイントを押さえ、わかりやすく解説します。どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間14分22秒

第6回 つっかえ感? まず内視鏡 CASE2 52歳 女性

黒帯師範:小林 健二 氏 数年前から食べ物のつっかえ感を自覚している52歳女性。固形物だけでなく液体でも症状が見られました。症状が持続し体重減少もあったものの、既往歴はなく身体所見でも異常ありませんでした。今回は、このような時に役立つ医療面接で聞いておくべきポイント、嚥下障害の非消化管疾患やそのポイントについて詳しく紹介します。 本症例では液体でも嚥下障害が見られるということで、機能的疾患を疑い内視鏡検査を行いましたが、腫瘤性病変は認められず、更なる精査として食道内圧測定を行い、結果としてアカラシアと診断しました。アカラシアは比較的まれですが、早期発見が重要な疾患です。アカラシアに関する効果的な検査、最新の治療方法をわかりやすく紹介していきます。どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間14分50秒

第7回 先生、胸のあたりが痛むのですが… CASE1 45歳男性

黒帯師範:小林 健二 氏
来院当日に心窩部痛を発症し来院した45歳男性。ACSが疑われたため、心電図をとったところ不整が見られましたが、フォローの心電図、トロポニンともに異常なかったことから別の原因を考えました。血液検査でも白血球がわずかに増多していた他は異常がなく、来院前に嘔吐や下痢があるも、改善していないこと、急性発症という点と他の疾患の特徴にあてはまらないことから腹部CTを行いました。その結果、腫脹した虫垂を認め、急性虫垂炎の診断に至りました。腹痛は日常診療で頻繁に遭遇することの多い疾患ですが、関連痛などもあり、患者さんが痛みを訴える部位とは異なる場合もあるなど、その鑑別は多岐に渡ります。今回はその腹痛について分かりやすく、診察でつかえるポイントも詳しく紹介していきます。どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間17分00秒

第8回 先生、胸のあたりが痛むのですが・・・ CASE2 47歳女性

黒帯師範:小林 健二氏
半年前から心窩部痛を自覚していた47歳女性。最近になって腹部膨満感を感じるようになったため外来を受診しました 。しかし、食事との関連や体重減少もなく、検査でも異常ありませんでした。そこで、鑑別診断として機能性ディスペプシアを疑いました。ただ、機能性疾患の診断には器質的疾患の除外が必要になってきます。今回は、そのために行うべき検査についてポイントを押さえてわかりやすく紹介します。また、腹痛の部位によってカテゴライズした鑑別診断についても詳しく説明していきます。最近のホットトピックでもあるHPについても、検査に役立つ注意事項など、最新の情報をお伝えしていきます。どうぞ、お楽しみに!

収録時間 00時間16分42秒

配信中の番組

第1回 ”海外で””生肉”は要注意? CASE1 72歳女性

黒帯師範:小林 健二氏  倦怠感や嘔気を感じ、徐々に腹痛と下痢も出始めた72歳女性。症状が持続したため、外来を受診しました。 急性下痢症の鑑別では、まず小腸型か大腸型を見分けることが必要です。今回はそのために役立つ、絶対に聞いておきたい4つのポイントを紹介します。また、病歴では最近の渡航歴や服薬歴、生肉など十分加熱されていないものを口にしていないかといった点ついても注意しなくてはなりません。 これらのポイントに沿って診察を進めた結果、腸管出血性大腸炎ということが判明しました。さて、ここからどのように原因を探っていけばよいでしょうか。また、どのような場合に直腸診や便培養を行うのか、適切なフォローアップについても見ていきます。 どうぞ、お楽しみに!

第2回 ”海外で””生肉”は要注意? CASE2 21歳女性

黒帯師範:小林 健二氏  1ヶ月前から下腹部痛、1日3?4回の下痢が生じ熱も出始めたため、近医を受診した21歳の女性。発熱と体重減少があったことから、機能性ではなく器質的なものを疑いました。体重の変化など、鑑別で注意すべき病歴から診断の検索をしていきます。 この患者さんの場合では、腹部診察で索状の腫瘤を触知しました。そこから悪性腫瘍や炎症性腸疾患で壁肥大になっているのではないかということを疑いました。血液検査の結果、慢性下痢症ということになりましたが、ではそこからどのように診断を進めていけばよいでしょうか。慢性下痢症の特徴、どのような場合に内視鏡検査を行えばよいか、内視鏡検査で異常が見られなかった場合についても、次に行うべき検査を項目別に分かりやすくお伝えします。また、知っておきたい腹部診察のコツについても紹介します。 どうぞ、お楽しみに!

第3回 黄疸は 急いで診断 よい治療 CASE1 40歳男性

黒帯師範:小林 健二氏 今回は外来でも出くわすことの多い黄疸について紹介していきます。一週間ほど前から熱や倦怠感を自覚していましたが、市販薬を飲んで仕事をしていた40歳男性。しかし、数日前から食欲が低下し、尿の濃染や眼球の黄染に気づいて外来を受診しました。 黄疸は外見に出やすいので患者さん自身も気づきやすい症状ですが、鑑別していく上で注意すべき病歴を細かく見ていきます。特に、問診では魚介類の生食の既往を聞くことが多いと思いますが、生肉生食の既往についても、期間も一ヶ月以上と長期的に見ることが重要です。また、黄疸は特にウィルス感染も疑われる疾患ですので、ウィルス性肝炎や評価に役立つ検査方法について分かりやすく紹介していきます。 どうぞ、お楽しみに!

第4回 黄疸は 急いで診断 よい治療 CASE2 63歳男性

黒帯師範:小林 健二氏 1ヵ月ほど前から上腹部の軽い痛みを感じながらも、市販の胃薬で様子をみていた63歳の男性。最近眼球の黄染が出始め、便が灰白色になったため外来を受診しました。常用薬はありましたが、黄疸を誘発するようなものではなく、海外渡航歴もないため、ウィルス性肝炎の可能性はあまり考えられませんでした。診察を進め、腹部でやや腫大した胆嚢が触知されましたが、痛みはないということで、急性ではなく別の症状を疑いました。そこで検査所見や腹部超音波検査を行うと、膵がんによる閉塞性黄疸だということがわかりました。発見が遅れると予後の悪い本疾患について、アメリカの例と比較したスクリーニング法や効果的な検査方法など、早期発見のポイントを紹介します。また、最新の治療方法とその成績についてお伝えします。どうぞ、お楽しみに!

第5回 つっかえ感? まず内視鏡 CASE1 64歳男性

黒帯師範:小林 健二氏 食べ物のつかえ感と胸やけの症状が続いたため、外来を受診した64歳男性。持続する嚥下困難の症状があり、食道の炎症なども考えられるため、詳しく病歴を聞くことにしました。嚥下困難の問診のポイントとなる嚥下痛や体重減少があり、喫煙が一日に20本、飲酒も仕事上機会が多いということから、悪性疾患が疑われました。さらなる精査ということで、内視鏡検査を行い、その結果食道がんという診断に至りました。早期発見が治療の鍵となる食道がんですが、今回は効果的な内視鏡検査・治療についても最新の情報を紹介します。また、嚥下困難をきたす原因は多岐にわたるため、その鑑別方法について、ポイントを押さえ、わかりやすく解説します。どうぞ、お楽しみに!

第6回 つっかえ感? まず内視鏡 CASE2 52歳 女性

黒帯師範:小林 健二 氏 数年前から食べ物のつっかえ感を自覚している52歳女性。固形物だけでなく液体でも症状が見られました。症状が持続し体重減少もあったものの、既往歴はなく身体所見でも異常ありませんでした。今回は、このような時に役立つ医療面接で聞いておくべきポイント、嚥下障害の非消化管疾患やそのポイントについて詳しく紹介します。 本症例では液体でも嚥下障害が見られるということで、機能的疾患を疑い内視鏡検査を行いましたが、腫瘤性病変は認められず、更なる精査として食道内圧測定を行い、結果としてアカラシアと診断しました。アカラシアは比較的まれですが、早期発見が重要な疾患です。アカラシアに関する効果的な検査、最新の治療方法をわかりやすく紹介していきます。どうぞ、お楽しみに!

第7回 先生、胸のあたりが痛むのですが… CASE1 45歳男性

黒帯師範:小林 健二 氏
来院当日に心窩部痛を発症し来院した45歳男性。ACSが疑われたため、心電図をとったところ不整が見られましたが、フォローの心電図、トロポニンともに異常なかったことから別の原因を考えました。血液検査でも白血球がわずかに増多していた他は異常がなく、来院前に嘔吐や下痢があるも、改善していないこと、急性発症という点と他の疾患の特徴にあてはまらないことから腹部CTを行いました。その結果、腫脹した虫垂を認め、急性虫垂炎の診断に至りました。腹痛は日常診療で頻繁に遭遇することの多い疾患ですが、関連痛などもあり、患者さんが痛みを訴える部位とは異なる場合もあるなど、その鑑別は多岐に渡ります。今回はその腹痛について分かりやすく、診察でつかえるポイントも詳しく紹介していきます。どうぞ、お楽しみに!

第8回 先生、胸のあたりが痛むのですが・・・ CASE2 47歳女性

黒帯師範:小林 健二氏
半年前から心窩部痛を自覚していた47歳女性。最近になって腹部膨満感を感じるようになったため外来を受診しました 。しかし、食事との関連や体重減少もなく、検査でも異常ありませんでした。そこで、鑑別診断として機能性ディスペプシアを疑いました。ただ、機能性疾患の診断には器質的疾患の除外が必要になってきます。今回は、そのために行うべき検査についてポイントを押さえてわかりやすく紹介します。また、腹痛の部位によってカテゴライズした鑑別診断についても詳しく説明していきます。最近のホットトピックでもあるHPについても、検査に役立つ注意事項など、最新の情報をお伝えしていきます。どうぞ、お楽しみに!

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