研修医のための小児科ベーシック(全10回)
配信中の番組
第1回 小児の病歴聴取 プレミアム対象
- 2024/01/25(木)公開
- 11分51秒
「軽い子9割、重い子1割」と言われる小児の外来。小児診療ではどちらの対応も重要となります。
まずはなにより重症例を見逃さないこと。小児の3大主訴(発熱・腹痛・咳)について、見逃してはならない疾患を見つけるためのポイントを解説します。
また9割の「軽い子」への対応では、患者家族の安心を得ることが何よりも重要なこと。講師である遠藤先生の提案するOpen questionから始まる共感的病歴聴取が良い診療の鍵となります。
第2回 新生児の病歴聴取 プレミアム対象
- 2024/01/25(木)公開
- 11分36秒
新生児の病歴聴取は「正常な状態から逸脱していないか」ということを念頭に情報を集めることになります。母体の状態を含む周産期の情報、出生後の児の情報など、集めるべき情報を整理して解説します。赤ちゃんは自分では伝えることができません、新生児から発するサインを見逃さないことが重要です。
第3回 小児の身体診察 プレミアム対象
- 2024/02/08(木)公開
- 9分38秒
小児の年齢に合わせた身体診察の注意点とコツを解説します。重要なのは、こどもの心に配慮したコミュニケーション診察法を意識すること。また、子どもだからと言って、ごまかしたりあやふやにしたりせずに、どのような診察、処置を行うのかをシンプルかつ正確にこどもに伝えることです。
第4回 新生児の身体診察 プレミアム対象
- 2024/02/08(木)公開
- 9分11秒
今回は新生児の身体診察の手順について解説します。新生児の身体診察は、頭のてっぺんからつま先までくまなく診察すること。おむつの中も忘れずに診察しましょう。講義では、講師の西崎先生流の手順を示し、どのように診ていくのかをしっかりとお教えします。
第5回 小児の採血手技のコツ プレミアム対象
- 2024/02/22(木)公開
- 8分23秒
小児の年齢に応じた採血手技について解説します。 どの年齢の場合でも、重要なのは、「準備」。準備は保護者への説明や、採血オーダーの仕方、用意する物品などが含まれます。それらをきちんと行ったうえ、実際の処置に入りましょう。 処置の際のコツについても、わかりやすくお教えします。
第6回 小児の静脈路確保のコツ プレミアム対象
- 2024/02/22(木)公開
- 9分14秒
今回は静脈路確保の手技ついて解説します。静脈路確保を行う際には、まずは、この目的を明確にすることが大切です。 そのうえで、実際に行う際の血管(手背静脈)の探し方・見定め方、穿刺の仕方などのコツを詳しくお教えします。
第7回 小児の発熱 プレミアム対象
- 2024/03/07(木)公開
- 11分26秒
今回は研修医のうちに経験すべき症候「小児の発熱」を取り上げます。 小児で最も多い受診理由は「発熱」。発熱の診療について、診療の手順と、その診かたについて、ポイントを押さえて解説します。また、重症疾患を見逃さないためには、何をどう確認すべきかをしっかりと把握しておきましょう。
第8回 小児の腹痛 プレミアム対象
- 2024/03/07(木)公開
- 12分51秒
今回は研修医のうちに経験すべき症候「小児の腹痛」を取り上げます。小児の腹痛は、軽症なことが多いですが、時に重症疾患が紛れ込むことがありますので、まずはこれを見逃さないよう、慎重に診察することが大切です。成人とは異なり、訴えがあいまいであったり、画像診断が行いにくいこともあったりと、診療には注意が必要となります。その診療のコツについて、詳しく解説します。
第9回 小児のけいれん発作 プレミアム対象
- 2024/03/21(木)公開
- 15分46秒
けいれん発作は急に起こることが多いので、保護者だけでなく、医療者も慌てがちです。典型的な熱性発作(熱性けいれん)であれば、慌てる必要はありません。落ち着いて対応することを心がけましょう。重要なのは、その発作が他の原疾患によるものでないかをしっかりと鑑別することです。どんな疾患をどのように鑑別していくのかを確認していきましょう。
第10回 小児の成長と発達 プレミアム対象
- 2024/03/21(木)公開
- 9分36秒
最終回は、小児の成長と発達についてです。小児の成長と発達を診るには、まずは定型(正常)を知っておくことが重要です。早く大きくなった、体重が重くなった、それだけはで、健全な発育とは言い切れません。身体とそれの伴う心の発達を総合的に評価していかなければならないのです。
評価一覧
関連シリーズ
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Dr.市橋の小児のエコー BASIC(全6回) 2023/11/30(木)~
エコーは、非侵襲的であり、被爆の必要が無く、どこでも使用が可能など、安全な検査です。小児の診断にも高い有用性を持っています。しかし、小児に特化したエコーの情報は専門医向けのものが多く、非専門医が実臨床で取り入れられるものはあまりありませんでした。
このシリーズでは、小児科のエコーの達人、市橋光先生が、30年以上にわたる豊富な経験を基に、初学者でも明日からすぐに使えるエコーの活用法を伝授。小児でよくみられる疾患や症状に焦点を当て、頭頸部、体表、心臓、腹部、呼吸器まで、全身の診察方法をレクチャーします。また、成人に比べ小さく繊細な体を持つ患者に対する小児患者に対するプローブ操作は、言葉で表現しづらい面がありますが、動画なら一目瞭然。小児エコー特有の微妙なテクニックをマスターできるように実際のプローブの当て方を複数のアングルから撮影し解説しました。
このシリーズを視聴・実践することで、医師としての技術向上はもちろん、患者さんに対してもより安全で優れた医療を提供できるようになること間違いなし。小児診療でこそエコーを信頼できるパートナーとして活用しましょう!
第1回 小児エコーの基本
第2回 頭部エコー
第3回 体表エコー
第4回 心エコー
第5回 腹部エコー
第6回 気道・肺エコー -
軽症・重症 こどものみかた(全8回) 2023/11/30(木)~
メディカ出版人気セミナーのショート版をCareNeTVで公開!
軽症を主にみる診療所の医師である児玉和彦先生と、重症患者を主にみる総合病院感染症専門医である笠井正志先生が、交互に登場します。 奇数回では児玉先生が、日常診療で訪れる小児患者をどのように診ていくのか、実際の患者の症状や診察の様子を動画で提示し、わかりやすく解説します。医師も、こどもも、親も、楽しく安心して診療を受けられる工夫も満載!キーワードは「PAT(パッと)診断」です。
偶数回の笠井先生は重症疾患について。こどもが示す重症のサインを見逃さず、「この子やばいよ」と気づけるポイントと、気付いた「あと」の対応をお教えします。キーワードは「HAT(ハッと)する」です。
こどもの病気の10人中9人は軽症と小児科は軽症の多い診療科。軽症の患者を楽しく診つつ、その中に隠れる重症の患者を見逃さないためのコツを身に付けましょう。
第1回 こどもの外来初期診療の基本
第2回 一番やばい疾患 敗血症と髄膜炎
第3回 外来で診るこどもの呼吸器
第4回 呼吸器の重症疾患
第5回 外来で診るこどもの心臓
第6回 心臓こそ真の重症
第7回 外来で診るこどもの腹部疾患
第8回 腹部の重症疾患 -
この冬の小児感染症(全2回) 2023/11/15(水)~
新型コロナウイルス感染症が5類指定になって初めて迎えるこの冬は、コロナはもちろん例年より早い流行の立ち上がりを見せているインフルエンザを始め、これまで以上にさまざまな感染症患者を診療する機会が増えることが予想されます。中でも小児では夏場にも流行したRSウイルスやA群溶連菌感染症(GAS)など考慮すべき疾患は多く、これらの高齢者などの成人への影響も無視できません。
そこで今回のケアネットライブでは、クリニックで約20年間にわたり小児を中心に診療を続け日本感染症学会の評議員も務める黒木春郎氏が、この冬に予想される小児感染症の動向を概観し、その鑑別と初期診療のポイントを解説します。黒木氏はCOVID-19のオンライン診療にも早期から取り組んでおり、そこから得られた知見も紹介。さらにコロナ後遺症対策、多項目・迅速検査などについても言及します。
前編 この冬の小児感染症
後編 この冬の小児感染症 -
プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!【小児科編】(全14回) 2022/03/09(水)~
小児科に関してプライマリ・ケア医視点で前野哲博先生が厳選したテーマは14。発熱や腹痛などのコモンな症状からインフルエンザ対応やワクチン接種など、遭遇頻度が高いものをカバーし、小児科のスペシャリスト、児玉和彦先生がすべきこととすべきでないことをズバリ言い切っていきます。 ジェネラリストが小児を診療するためのノウハウを短時間でアップデートしてください。
第1回 小児診療のジェネラルルール
第2回 小児のレッドフラッグ
第3回 小児の発熱
第4回 小児の腹痛
第5回 小児の下痢と脱水症
第6回 小児の喘息 急性期
第7回 小児の喘息 慢性期
第8回 小児の皮膚疾患
第9回 小児のウイルス疾患
第10回 外来で抗菌薬を使うべき疾患
第11回 小児のワクチン接種
第12回 小児のメンタルヘルス
第13回 小児科特有の問診テクニック
第14回 保護者とのコミュニケーション -
Dr.林の笑劇的救急問答[Season9](全8回) 2013/06/12(水)~
今シーズンのテーマは「小児救急」。「趣味は子育て」と公言し、育児休暇を取得した経験をもつ林寛之先生。生後間もない赤ちゃんから中学生まで、小児救急に特有な症例を取り上げ、診察法や検査・診断と処置を動画で学びます。また患児と同時に親御さんへの対応も小児救急では非常に重要なファクター。症例ドラマも診察のヒントに!小児診察に必要不可欠なノウハウがぎっしり詰まった動画です!
第1回 Crying infant ~泣き止まない赤ちゃん~ (前編)CASE1:泣き止まない生後2ヶ月の乳児
第2回 Crying infant ~泣き止まない赤ちゃん~ (後編)CASE2:夜泣きが主訴の生後8週乳児
第3回 見逃すと怖い小児の発熱!(前編)CASE1:だるいだけだって?感冒症状の10歳男児
第4回 見逃すと怖い小児の発熱(後編)CASE2:元気がないって?発熱の10ヵ月男児
第5回 小児は特別!外傷も特別!(前編)CASE1:転倒し左腕を痛がる6歳男児
第6回 小児は特別!外傷も特別!(後編)CASE2:「何となく元気がない」生後6ヶ月乳児
第7回 小児の発熱対応のアレコレ(前編)CASE1:発熱が続くが元気な1歳乳児
第8回 小児の発熱対応のアレコレ(後編)CASE2:発熱と咽頭痛が主訴の15歳女児 -
こどものみかた ~シミュレーションで学ぶ見逃せない病気~(全6回) 2012/11/28(水)~
プライマリ・ケアに携わる医師であれば、小児科を専門としなくても日常診療や夜間急患、輪番など「こどもを診る」機会が増えているのではないでしょうか。本シリーズ「こどものみかた」では、緊急度や重症度の高い小児救急患者が訪れても慌てずにトリアージをおこない、重症疾患を見逃さない診断、適切な処置、必要に応じた小児専門医への相談・搬送を行える総合力を磨きます。「こどものみかた」シリーズの内容はプライマリ・ケアの観点からだけでなく小児専門医も交えて確立した明日の地域医療を支える実践的プログラムです。
第1回 トリアージ
第2回 発熱
第3回 喘鳴
第4回 熱性けいれん
第5回 嘔吐下痢
第6回 腹痛 -
こどものみかたNEO(全4回) 2011/07/22(金)~
他科領域で「最も難しい」「なるべくなら回避したい」とされる小児科。「診断はどうすれば良いのか?」「治療薬の処方は?」など、小児の特異性は通常成人をみている医師にはどうしても判断しにくいものです。新番組では、一般内科医の疑問に小児科専門医が答えるQ&A形式でわかりやすくお伝えしていきます。新米ママでもある馬杉綾子先生が臨床現場の生の声をぶつけます。
第1回 小児気管支喘息最前線!
第2回 使ってみよう!こどもに漢方
第3回 ワクチン(1)Hib,肺炎球菌
第4回 ワクチン(2)子宮頸癌の予防ワクチンとHPV
小児科研修前後の予習・復習として、研修中に迷ったときの指南書として活用してください。