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呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方(全7回)

シリーズ解説

呼吸器内科医Kこと中島啓先生による胸部CT読影番組がスタート!暗記に頼らず、病態を理解したうえで読影できるようになりたいと思いませんか?それを実現するのがK流のロジカルな読影ステップです。まず分布すなわち病変がどこにあってどのように広がっているかを押さえ、次にスリガラス影なのか結節影なのかといった性状を捉えます。とくに重要なのが病変を解剖構造と照らし合わせミクロレベルで病態をイメージすること。最後にそれらを総合して感染性、非感染性に分けてそれぞれの鑑別診断を挙げていきます。提示する画像はどれも日常診療でよく出合う疾患。実臨床で役立つこと間違いなしです。

※中島啓先生の書籍「胸部X線・CTの読み方やさしくやさしく教えます!」(羊土社、2016年)を読んで当番組を見ていただいたり、当番組を見て書籍を読んでいただければ、さらに理解が深まります。

中島 啓 先生 亀田総合病院 呼吸器内科 主任部長

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  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方

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第1回 肺野条件 プレミアム対象

  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方 | 第1回 肺野条件
  • 2024/04/25(木)公開
  • 19分12秒

まずは、胸部CTにおける表現の定義を確認。これが理解できていないと読影は決して上達しないので、確実に押さえたうえで肺野の読影手順を身につけましょう。小葉構造と病変の関係は4パターンに分類できます。パターンごとにどんな異常陰影がみられるのか、イラストと実際の胸部CT画像を見比べれば、すんなり頭に入ります。

第2回 縦隔条件 プレミアム対象

  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方 | 第2回 縦隔条件
  • 2024/05/16(木)公開
  • 12分42秒

縦隔条件では、骨軟部組織、縦隔肺門リンパ節、大動脈などの重要臓器の異常を見落とさないよう、常に決まった手順で読影することが肝心です。 CT画像を頭側尾側に動かして、臓器をくまなく観察するわけですが、実際にどのように確認したらよいかは文章ではなかなかイメージできないもの。そこで今回は、連続画像とともに先生の目線の動かし方を映像で示します。 読影手順と各臓器のチェックポイントをマスターしましょう。

第3回 限局性陰影 プレミアム対象

  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方 | 第3回 限局性陰影
  • 2024/06/06(木)公開
  • 17分12秒

今回からは陰影の分類ごとに鑑別のポイントを解説していきます。まずは、高頻度で出合う限局性陰影について、感染性病態と非感染性病態に分けて鑑別診断を考えてみましょう。一見肺炎のような画像所見でも、がんや結核といった見逃してはいけない疾患の場合があります。鑑別診断を漏れなく挙げられるよう、各疾患の特徴的な分布や性状をしっかり押さえましょう。

第4回 結節影・腫瘤影 プレミアム対象

  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方 | 第4回 結節影・腫瘤影
  • 2024/06/27(木)公開
  • 14分50秒

今回は、結節影・腫瘤影について。内部に空洞を認める疾患は複数ありますが、液面形成の有無や空洞周囲の陰影の種類が鑑別に役立ちます。このように部位や分布以外の特徴がカギになる画像もあります。最も重要なのは、肺がんを見逃さないこと。孤立性結節影の3つの分類を押さえ、それぞれの良悪性の鑑別ポイントと経過観察の考え方をしっかり理解しましょう。

第5回 びまん性陰影 プレミアム対象

  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方 | 第5回 びまん性陰影
  • 2024/07/18(木)公開
  • 17分50秒

びまん性陰影を呈する疾患には、ニューモシスチス肺炎や急性間質性肺炎といった致死率の高い疾患も多く、早期診断が極めて重要です。びまん性スリガラス影では病変の分布が、びまん性粒状影では小葉構造と病変の関係が鑑別のヒントになります。重篤な疾患にいち早く気づくための知識を身につけましょう。

第6回 肺の構造破壊が主体の病変 プレミアム対象

  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方 | 第6回 肺の構造破壊が主体の病変
  • 2024/08/08(木)公開
  • 12分29秒

肺の構造破壊が主体の病変で覚えるべきは、肺気腫、牽引性気管支拡張・蜂巣肺、中枢性気管支拡張の3つ。これらのどれが主体かでCOPD、間質性肺炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症かを鑑別できます。中でもとくに複雑な画像パターンを呈するのは間質性肺炎。3つの主要なパターンすなわちOP、UIP、NSIPのうちどれに該当するか、決まった順序で考えるのが診断のコツです。判別に迷ったときの見極め方もお伝えします。

第7回 縦隔病変・胸膜病変 プレミアム対象

  • 呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方 | 第7回 縦隔病変・胸膜病変
  • 2024/09/05(木)公開
  • 12分2秒

最終回は縦隔病変と胸膜病変。どちらも結核や悪性腫瘍など見落としてはいけない疾患があります。今回も感染性病態と非感染性病態に分けて考えていきましょう。縦隔病変では腫瘤の形と内部の性状、胸膜病変では胸水と胸膜の形に着目することがポイント。なぜこの疾患はこの所見を示すのか、中島先生の明快な解説を聞けばそのつながりが理解できます。

評価一覧

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4.8(25)
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2024/09/16(月)
50代
勤務医
内科
大変わかりやすかったです。
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2024/09/08(日)
50代
勤務医
神経内科
陰影の大きさ 性状 呼び方 考えられる疾患等 分かり易く述べている。 胸部CT苦手な方でも分かり易いと思う。
★★★★★
★★★★★
2024/09/06(金)
50代
勤務医
内科
わかりやすくてよかった
★★★★★
★★★★★
2024/08/30(金)
60代
勤務医
呼吸器外科
素晴らしい
★★★★★
★★★★★
2024/08/25(日)
60代
勤務医
放射線科
大事ですね

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