番組検索結果
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ロジックで攻める体液管理(全10回)第1回 体液量の評価2025/07/03(木)公開 廣瀬 知人 筑波メディカルセンター病院体液管理は医療の基本です。しかし、「脱水」という言葉ひとつとっても、その病態は多岐にわたります。第1回では、筑波メディカルセンター病院の廣瀬知人先生が、体液の組成から「脱水」の定義、Edelmanの式を用いた病態把握、さらには点滴や尿が体液に与える影響まで、実際の症例を交えながら分かりやすく解説します。細胞内外液のバランスを理解し、...
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Dr.林の笑劇的救急問答 Season19(全8回)第2回 アナフィラキシー2:アドレナリンが効かない!どうする?!2025/07/03(木)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授前回、アナフィラキシーと判断したとき、すぐにアドレナリン!と学びました。が、そのアドレナリンが効かないとき、どうしますか?効くまで、何度でも打つ?投与量を増やす?ほかの薬剤にチェンジする? ちょっと待ったー!効かないときのルールもちゃんとありますよ。まずやるべきことを確認していきましょう!
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病態生理から迫る症候診断 THE腹痛(全5回)第2回 病態生理から腹痛の性状をとらえる2025/07/03(木)公開 髙橋 良 昭和医科大学リウマチ・膠原病内科 助教今回からは問診術に焦点を当てます。第2回は性状について。「どんな痛みですか?」という問いに、患者がうまく言葉にできない場面。実はその反応自体に、診断の重要なヒントが隠されています。その鍵を握るのが、「内臓痛」と「体性痛」という、根本的に異なる2つの痛みのメカニズム。高橋先生がユニークなたとえ話で、この2つの伝達経路の違いを鮮やか...
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診療の質を上げる 生成AI活用術(全2回)後編 診療の質を上げる 生成AI活用術2025/07/02(水)公開 香田 将英 岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス 特任准教授後半は生成AIの仕組みやプロンプトの入力方法など、基本的な使い方について解説します。
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診療の質を上げる 生成AI活用術(全2回)前編 診療の質を上げる 生成AI活用術2025/07/02(水)公開 香田 将英 岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス 特任准教授前編では生成AIをエビデンスに基づいた医療(EBM)の実践に組み込んで診療の質を上げる、新しい活用方法についてレクチャーします。
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イワケンワクチン講義(全9回)第6回 ワクチンの現状2025/06/26(木)公開 岩田 健太郎 神戸大学 感染症内科 教授今回は日本におけるワクチンの現状、すなわち日本の予防接種制度が抱える課題について、解説していきます。日本ではB型肝炎やロタウイルス、肺炎球菌、5種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、Hib)などが定期接種として提供されていますが、その導入には米国と比較して大きな時間差があることが指摘。とくに米国のACIP(予防接種に関す...
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TK式 主訴別アクションフローチャート(全6回)第4回 腹痛2025/06/26(木)公開 小林 尭広 米空軍横田病院 日本人フェロー急性腹症では外科コンサルトが必要か否かの判断が最重要ですが、「とりあえず造影CT」という姿勢ではCTでわからなかったときに泥沼にハマります。関連する疾患も多くその鑑別は容易ではありませんが、TK式で腹痛への正しい対応法を改めて確認してください。
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ケアネットライブOncology(全6回)80分でまるっとわかる がん薬物療法~胃がん編~2025/06/25(水)公開 高張 大亮 群馬大学大学院 医学系研究科 内科学講座 腫瘍内科学分野2025年3月に改訂された『胃癌治療ガイドライン 第7版』の要点と、胃がん薬物療法の 最新エビデンスについてわかりやすく解説する、実践的なライブです。 前半は「補助化学療法」について。2001年のガイドライン初版時点から推奨の根拠とな ってきた日本と世界の重要な臨床試験を辿り、最新のガイドラインの推奨レジメンや日本 と海外の違いについて...
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Dr.伊東のストーリーで語る漢方薬(全13回)第1回 漢方薬の学び方:桔梗湯と芍薬甘草湯2025/06/19(木)公開 伊東 完 東京医科大学茨城医療センター 総合診療科 臨床講師最初に、漢方薬を芋づる式に身に付けるためのコツについて学びます。桔梗湯と芍薬甘草湯というキレ味抜群の漢方薬の使い方についても解説するので、早速明日からの実臨床で漢方薬の効果を体験してみてください。
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Dr.林とDr.Goldmanの笑劇的臨床論文放談Season6(全6回)第2回 心肺蘇生のエビデンスはこれだけ!2025/06/19(木)公開 Ran D. Goldman ブリティッシュコロンビア大学 救急部 教授今回のテーマは心肺蘇生。心肺蘇生で重要なのは、質のいい胸骨圧迫と早期の除細動です。ですが、何度か除細動を実施しても治らない難治性のVFや脈のないVTの場合、どのように対応すればよいのでしょうか。最新のエビデンスでその答えをお示しします。
今回取り上げる論文は以下の通りです。
Coult J, et al. Circulation. 2023 Jul 25;148(4)... -
ガイドラインから学ぶ慢性便秘症診療のポイント(全2回)後編 浸透圧性下剤が効かないとき2025/06/18(水)公開 菊池 大輔 消化器と診断・治療内視鏡クリニック 院長/虎の門病院分院 消化管センター内科 特任部長後編では、浸透圧性下剤で効果不十分な場合の次の一手の選び方や、漢方薬選択の勘所まで、明日の診療に役立つ知識を網羅的にお届けします。
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ガイドラインから学ぶ慢性便秘症診療のポイント(全2回)前編 浸透圧性下剤2025/06/18(水)公開 菊池 大輔 消化器と診断・治療内視鏡クリニック 院長/虎の門病院分院 消化管センター内科 特任部長まずは、第1選択薬である酸化マグネシウムの副作用として注意喚起されている高マグネシウム血症について。そのリスク因子を整理し、どんな患者でとくに注意すべきかを具体的にお示しします。 また今回のガイドライン改訂で初めて掲載された新しい浸透圧性下剤である高分子化合物の特徴や適応も解説します。
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病態生理から迫る症候診断 THE腹痛(全5回)第1回 イントロダクション2025/06/12(木)公開 髙橋 良 昭和医科大学リウマチ・膠原病内科 助教「お腹が痛い」と聞けば、すぐに「何の病気だろう?」と考えるのが普通ですよね。しかし、その思考こそが思わぬ診断の落とし穴になることも。高橋先生の診断アプローチがユニークなのは「病名」を探す前に、「身体の中で一体何が起こっているのか?」という本質的なメカニズムを考えること。第1回では、25歳女性の症例を通じて、このシリーズに通底する...
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イワケンワクチン講義(全9回)第5回 COVID-19とワクチン2025/06/12(木)公開 岩田 健太郎 神戸大学 感染症内科 教授今回は新型コロナウイルスワクチンの効果と評価方法について掘り下げて解説します。日本のコロナワクチン接種の成功事例に触れつつ、感染者数の増加とワクチンの関係性について、客観的なデータに基づいた考察を提示し、重症化予防、Long COVIDの軽減、そして死亡率の低下におけるワクチンの有効性を詳しく見ていきます。さらに、レプリコンワクチンに...
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Dr.松本の消化管ベストプラクティス(全8回)第3回 機能性ディスペプシア2025/06/12(木)公開 松本 吏弘 自治医科大学附属さいたま医療センター 消化器内科 准教授「新たな国民病」ともいわれ、患者数が増加している機能性ディスペプシア。その原因は多岐にわたり、治療に難渋するケースも珍しくありません。この疾患において重要なのは、1次治療の前に行う「説明と保証」。検査結果に異常がないことを伝えるだけで、実際に症状が改善する患者もいます。薬物治療では、各薬剤がどの症状に効果的かをわかりやすく整理...
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高齢者特有の課題解決アプローチ-Dr.樋口の老年医学オンラインサロンアーカイブズ発売記念ライブ(全1回)高齢者特有の課題を「5つのM」で考える2025/06/11(水)公開 樋口 雅也 ハーバード大学マサチューセッツ総合病院 緩和老年医学科 指導医前半では、高齢者の医療・ケアで生じる課題を、多疾患併存・老年症候群・医療ケアシステムの3つに分解して理解します。後半では老年医学のフレームワーク「5つのM」を使って健康問題を解決する手法を症例を交えて学びます。
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Dr.林の笑劇的救急問答 Season19(全8回)第1回 アナフィラキシー1:素早く判断 速攻アドレナリン2025/06/05(木)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授今回はアナフィラキシー。アナフィラキシーショックは、素早く判断し、即座に対応しなければ、患者の命にかかわります。 蕁麻疹がないから、血圧が高いから、そんな理由で判断をためらわないようDr.林のABCDをしっかりと身につけておきましょう。 そしてアナフィラキシーと診断したら、すぐにアドレナリンを投与すること。そうこれは誰もが知っている...
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TK式 主訴別アクションフローチャート(全6回)第3回 一次性頭痛2025/06/05(木)公開 小林 尭広 米空軍横田病院 日本人フェロー頭痛を診る際には、一般外来でもまずは二次性頭痛を疑うことが基本ですが、慢性的な頭痛と判断したら次に取るべきアクションは片頭痛とTACsの鑑別です。この2つの疾患「らしさ」を探すノウハウをお伝えします。単に痛み止めを処方するだけの対応とは一線を画す、TK式頭痛診療法を学んでください。
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Dr.瀬良の救急エコーEFASTインストラクション(全9回)第4回 心窩部評価2025/06/05(木)公開 瀬良 誠 福井県立病院 救命救急センター 医長今回はEFASTにおいて、特に重要な心窩部アプローチを用いた評価に焦点を当てます。 外傷患者におけるIVC(下大静脈)評価の重要性から、心嚢液と心膜脂肪織や心嚢液と胸水、そして、心タンポナーデの見極め方まで、実践的なエコー操作と診断のポイントをわかりやすくお教えします。 番組後半には、プローブの当て方、画像の評価のコツを実演しながら...
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感染症クォータリーレポート(全8回)感染症クォータリーレポート 2025.2Q 後編2025/06/04(水)公開 石金 正裕 国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター 総合感染症科/国際感染症センター/AMR臨...後半では、意外と知られていない海外感染症最新データの入手手段について、石金氏おすすめの誰でも「無料」で利用可能な方法を解説します。
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感染症クォータリーレポート(全8回)感染症クォータリーレポート 2025.2Q 前編2025/06/04(水)公開 石金 正裕 国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター 総合感染症科/国際感染症センター/AMR臨...2025年第2クォーターでは、百日咳の流行状況と診療ポイントについて解説します。百日咳は近年減少傾向であったものの今年に入ってから大流行の兆しをみせています。
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Dr.林とDr.Goldmanの笑劇的臨床論文放談Season6(全6回)第1回 暖かいのはダメですか?クループ症候群2025/05/29(木)公開 Ran D. Goldman ブリティッシュコロンビア大学 救急部 教授今回のテーマは「Croup:クループ症候群」。クループは小児によくみられる上気道のウイルス感染症で、特有の咳が出たり、吸気性喘鳴を起したりする疾患です。この疾患を診たときに正しい対応は?エビデンスから導き出された結論と、2人の経験を基にやるべきことを示していきます。 今回取り上げる文献は以下の通りです。
Siebert JN, et al. Pedi... -
イワケンワクチン講義(全9回)第4回 ワクチンをどう評価するか2025/05/29(木)公開 岩田 健太郎 神戸大学 感染症内科 教授今回はワクチンの評価について解説します。ワクチンの有効性と安全性は、エビデンスに基づいて評価されるべきです。ランダム化比較試験(RCT)や観察研究が用いられていますが、疾患の流行状況に左右されるRCTの難しさを克服するため、「Test-negative design」のような効率的な臨床試験方法も開発されています。評価すべきエビデンスを見極め、どのよ...
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ケアネットライブBORDERLESS DRs powered by 病院マーケティングサミットJAPAN(全6回)第3回 イノベーションで1億人のかかりつけ機能を2025/05/28(水)公開 竹田 陽介 病院マーケティングサミットJAPAN代表理事・カルチュラルエンジニア第3回のゲストは、2016年にファストドクターを起業し、企業が手がける時間外救急サービスを一躍世に広めた菊池亮先生です。
整形外科医として臨床で感じていた医療課題を解決すべく一念発起。数年後、予期せず起こったコロナ禍で急拡大。ファストドクターは地域医療になくてはならないといえるほどの存在になりました。これまでの歩みと2030年に向...