講師情報:中島 啓(なかしま けい)
各講師の出演しているシリーズを見ることができます。
中島 啓(なかしま けい)
亀田総合病院 呼吸器内科 主任部長
2006年九州大学医学部卒。雪ノ聖母会聖マリア病院で初期研修、済生会福岡総合病院で内科研修後に、2009年より亀田総合病院呼吸器内科後期研修医、2023年より亀田総合病院呼吸器内科主任部長、2021年より亀田総合病院内科チェアマン兼務。大阪公立大学大学院医学研究科公衆衛生学 研究員。Human Vaccines & Immunotherapeutics 編集委員。Scientific Reports編集委員。市中病院で臨床と研究を行いながら、研修医・若手医師の教育に取り組む。趣味はドライブ・筋トレ・読書。著書:「レジデントのための呼吸器診療最適解」(医学書院)、「胸部X線・CTの読み方やさしくやさしく教えます」(羊土社)
出演シリーズ
-
呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方(全7回) 2024/04/25(木)~
呼吸器内科医Kこと中島啓先生による胸部CT読影番組がスタート!暗記に頼らず、病態を理解したうえで読影できるようになりたいと思いませんか?それを実現するのがK流のロジカルな読影ステップです。まず分布すなわち病変がどこにあってどのように広がっているかを押さえ、次にスリガラス影なのか結節影なのかといった性状を捉えます。とくに重要なのが病変を解剖構造と照らし合わせミクロレベルで病態をイメージすること。最後にそれらを総合して感染性、非感染性に分けてそれぞれの鑑別診断を挙げていきます。提示する画像はどれも日常診療でよく出合う疾患。実臨床で役立つこと間違いなしです。
※中島啓先生の書籍「胸部X線・CTの読み方やさしくやさしく教えます!」(羊土社、2016年)を読んで当番組を見ていただいたり、当番組を見て書籍を読んでいただければ、さらに理解が深まります。
第1回 肺野条件
第2回 縦隔条件
第3回 限局性陰影
第4回 結節影・腫瘤影
第5回 びまん性陰影
第6回 肺の構造破壊が主体の病変
第7回 縦隔病変・胸膜病変 -
研修医のための内科ベーシック3 呼吸器内科(全10回) 2023/04/01(土)~
研修医のための内科ベーシック3は呼吸器内科です。経験する機会の多い呼吸器疾患のさまざまな診察方法、治療ついて学んでいきましょう。主要症候、基本的な診察手技、胸部X線写真の読影、Common Diseaseの各論、というような内科診療の基本についての理解が深められることでしょう。
このシリーズで使用した番組のオリジナルはこちら
/ / / / / / / /
第1回 呼吸困難へのアプローチ
第2回 肺の診察
第3回 呼吸音伝達の仕組み
第4回 胸部X線写真と実際の臓器の位置関係
第5回 気管支喘息の診断
第6回 気管支喘息の治療
第7回 気管支喘息+多疾病併存のマネジメント
第8回 COPDと血ガス分析
第9回 気管挿管の判断
第10回 肺癌 -
ガイドラインから学ぶ喘息診療のポイント(全1回) 2023/03/15(水)~
今回のケアネットライブガイドラインから学ぶシリーズは、喘息診療をテーマに取り上げます。 2021年に3年ぶりに改訂された「喘息予防・管理ガイドライン」では、新薬であるICS/LABA/LAMAトリプル製剤の記載が追加。非専門医向けガイドラインとして2021年に発刊された「喘息診療実践ガイドライン」では、喘息診断のアルゴリズムが公開されました。今回は、この2つの最新のガイドラインをベースに、喘息診療を学びます。
講師は、亀田総合病院 呼吸器内科部長の中島啓先生。症例を交えながら、ガイドラインの最重要ポイントに沿って喘息の診断と安定期の治療ステップについてわかりやすく解説します。喘息治療の中心はICSですが、正しく吸入できなければその効果を発揮できません。今回の講義では、吸入デバイスの特徴と使い分けのポイントについても中島先生が丁寧にレクチャーします。ぜひご覧いただき、明日からの診療にお役立てください。
ガイドラインから学ぶ喘息診療のポイント