Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方(全21回)

シリーズ解説

Dr.RIKIこと永田理希先生が主催する感染症の予備校「感染症倶楽部」発の新シリーズがCareNeTVに登場。プライマリケアの医師・医療者のための経口抗菌薬の使い方に的を絞った全21回(予定)のレクチャーを隔週で約1年間にわたって配信します。
日々の外来で、なんとなくではなく自信を持って抗菌薬を処方できているでしょうか。診療報酬において抗菌薬適正使用支援加算が導入されるなどAMR(薬剤耐性)対策にも真剣に取り組まねばならない時代を迎え、すべての医療機関に根拠を踏まえた正しい抗菌薬の処方が求められています。しかしそのようなことを実践的かつ体系的に学べる場はなかなかありません。
そこで日々開業医として感染症診療に取り組む一方で「感染症倶楽部」での教育活動を17年以上にわたって続けてきた永田先生が、各経口抗菌薬の作用機序から特徴、適応疾患・スペクトラムや用法・用量など、使い方の基本をプライマリケアの実情を踏まえてわかりやすく詳細に解説。根拠を踏まえた本当に正しい抗菌薬処方のノウハウが身に付きます。

永田 理希 先生 希惺会 ながたクリニック 院長、感染症倶楽部シリーズ 統括代表

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第1回 プロローグ プレミアム対象

  • Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方 | 第1回 プロローグ
  • 2023/09/07(木)公開
  • 22分13秒

耐性菌による死者数は全世界で年間100万人に上るとされ、プライマリケアの医師・医療者も薬剤耐性問題から目を背けることはできない状況です。一方、新型コロナウイルス感染症が5類となったいま、自信を持って発熱・風邪診療が行えているでしょうか。まずはDr.RIKIに臨床感染症診療を取り巻く現況と正しい外来抗菌薬処方を行うための考え方を学んでください。

第2回 外来アンチバイオグラム 1 プレミアム対象

  • Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方 | 第2回 外来アンチバイオグラム 1
  • 2023/09/21(木)公開
  • 35分9秒

Dr.RIKIによれば、外来診療で意識しなければならない病原菌は5つだけ、耐性菌は4つだけです。今回から7回を予定する外来アンチバイオグラム編では、論文や臨床データなどのエビデンスを踏まえ、これらの細菌に対する抗菌薬の正しい使い方を具体的に根本から説明します。前提となる統計学の基礎知識などについても必要に応じて分かりやすい解説がされるので誰でもスイスイ理解できます。

第3回 外来アンチバイオグラム 2 プレミアム対象

  • Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方 | 第3回 外来アンチバイオグラム 2
  • 2023/10/05(木)公開
  • 25分40秒

今回からいよいよ具体的な抗菌薬処方ノウハウの解説です。気道感染症の2大起炎菌である肺炎球菌・インフルエンザ菌に対する適切な抗菌薬処方についてDr.RIKIに学びましょう。細菌の特徴、抗菌薬の特性・アンチバイオグラムに関するデータなどを踏まえた丁寧な解説を聞けば、なぜその抗菌薬を選択すべきなのかがスッキリと分かります。

第4回 外来アンチバイオグラム 3 プレミアム対象

  • Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方 | 第4回 外来アンチバイオグラム 3
  • 2023/10/19(木)公開
  • 31分25秒

抗菌薬は正しいレジメンに添って投与しなければ治療効果を発揮できません。前回学んだ、肺炎球菌・インフルエンザ菌に対するファーストチョイスの経口抗菌薬について、今回から2回にわたり正しい投与方法とその理由をPK/PD理論から解説します。

第5回 外来アンチバイオグラム 4 プレミアム対象

  • Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方 | 第5回 外来アンチバイオグラム 4
  • 2023/11/02(木)公開
  • 23分29秒

前回に続き肺炎球菌・インフルエンザ菌に対するレジメンに関しPK/PD理論を踏まえて詳説します。中等度の肺炎球菌・インフルエンザ菌に期待できる抗菌薬、点滴での選択肢などさらに踏み込んだ解説も必見です。

第6回 外来アンチバイオグラム 5 プレミアム対象

  • Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方 | 第6回 外来アンチバイオグラム 5
  • 2023/11/16(木)公開
  • 38分54秒

今回のメインテーマは大腸菌です。大腸菌がグラム陰性桿菌であることを踏まえ、最初にグラム染色の原理、グラム陰性桿菌・グラム陽性球菌の特徴について復習します。大腸菌が起炎菌となる感染症で外来診療での頻度が高いのは膀胱炎です。アンチバイオグラムとPK/PD理論にのっとった正しい膀胱炎治療のノウハウを学んでください。加えて急性下痢症の見極め方と治療法についても解説します。

第7回 外来アンチバイオグラム 6 プレミアム対象

  • Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方 | 第7回 外来アンチバイオグラム 6
  • 2023/11/30(木)公開
  • 27分47秒

今回のターゲットはA群溶血性連鎖球菌(GAS)と黄色ブドウ球菌です。これらが起炎菌となる主な感染症としては溶連菌性咽頭扁桃炎、皮膚軟部組織感染症・蜂窩織炎・丹毒があります。JANIS(厚労省院内感染対策サーベイランス)のデータによる感受性を踏まえ、これらの感染症にどの抗菌薬を用いるべきかを具体的に解説。B群・C/G群連鎖球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)についても触れます。

評価一覧

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3.8(6)
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2023/11/04(土)
50代
勤務医
神経内科
他の多くの疾患同様に病歴と身体診察が重要であることを再認識できた
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2023/10/23(月)
60代
勤務医
内科
今回は一般事項であった。
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2023/10/04(水)
40代
勤務医
リハビリテーション科
一般臨床でとても重要です。
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2023/09/30(土)
60代
開業医
内科
CRP単独ではあまり意味が無いと思います。 ましてプロカルシトニンなど。 が、白血球(できれば分画)数とCRPを組み合わせることによって、病気の発見(細菌性かウイルス性か)と時系列評価による予後予測に役立つと思っております。 この点についてのご意見、お聞かせください。
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2023/09/09(土)
60代
開業医
内科
今回はプロローグということでこれからの内容に期待します。

今後の配信予定

  • 2023/12/14(木)

    第8回 外来アンチバイオグラム 7

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