Dr.香坂の循環器診療 最前線!(全12回)
シリーズ解説
- 第1回心房細動はどこを治療する?
- 第2回 徹底的にエビデンスにこだわった狭心症の診断と治療
- 第3回 心不全は見た目ではない
- 第4回 急性期の不整脈治療
- 第5回 動脈硬化の予防~血圧とコレステロール、数値の先にあるもの
- 第6回 心内膜炎を身近に考える
- 第7回 見逃したくない胸部疾患 ~急性冠症候群? 大動脈解離? 肺血栓塞栓症?
- 第8回 弁膜症…その雑音がホンモノだったら?
- 第9回 心原性ショックのパラダイム・シフト
- 第10回 忘れられがちな心臓疾患…心膜疾患と右室
- 第11回 この方、手術しても大丈夫?周術期管理の真髄
- 第12回 みんなの心エコー
配信中の番組
第1回心房細動はどこを治療する? プレミアム対象
- 2012/02/22(水)公開
- 27分41秒
心房細動のポイントはまず“やり過ぎない”こと。そして、リスクを知った上で最大限効果を挙げられる治療法を選ぶことです。 「心房細動はすべて敵だ!」というような、一昔前の考え方を捨て、どの人にどのような手段を選んでいくのか、テーラーメードな治療の選択を目指しましょう。
第2回 徹底的にエビデンスにこだわった狭心症の診断と治療 プレミアム対象
- 2012/04/25(水)公開
- 29分5秒
ダイナミック(動的)な疾患、安定狭心症。そのワークアップは安静時の症状や心電図だけで語ることはできません。 負荷試験を組み合わせ、さらに診断と予後の情報を分けて考えていきましょう。 その治療も PCI なのか CABG なのか、という二択ではなく、より立体的にとらえる必要があります。 このセッションを通じて狭心症のマネジメントの枠を広げましょう。
第3回 心不全は見た目ではない プレミアム対象
- 2012/06/13(水)公開
- 35分12秒
治療は見た目ではない: ラシックスの一辺倒は時代遅れ? 予後は見た目ではない: 心臓は全身から支えられている 機能は見た目ではない: 心機能が落ちていないのに心不全?『EF』よりもだいじなもの
第4回 急性期の不整脈治療 プレミアム対象
- 2012/08/22(水)公開
- 26分14秒
不整脈は、患者さんにとっても 医師にとっても悩ましい疾患です。 しかし、心電図上で派手な動きがあったとしても“ほとんど” の不整脈は恐れる必要はありません。 そのボーダーはどこにあるのか?そして、どのように対処していけばいいのか? 今回は、虚血性心疾患の急性期にターゲットを絞って展開します。
第5回 動脈硬化の予防~血圧とコレステロール、数値の先にあるもの プレミアム対象
- 2012/10/24(水)公開
- 24分52秒
動脈硬化の因子でありパラメーターでもある血圧とコレステロールですが、 いずれも数値を追ってとにかく下げればよいというものではありません。循環器内科医の立場からすると、むしろ数値の「その先」を見据えた対応が必要です。何のために生活習慣病の対策を練り、どのような治療を行うことがベストなのでしょうか?派手に目を引くことはないものの、予防を越える治療はありません。これを機会に、もう一度原点に立ち返って考えてみませんか?
第6回 心内膜炎を身近に考える プレミアム対象
- 2013/01/23(水)公開
- 34分48秒
心内膜炎は総合力です。循環器や感染症の「知識」もさることながら、内科そのものに対する基本的な「バランス」が問われる疾患なのです。そのため臨床のカンファレンスなどでも多く扱われるわけですが、このセッションでは、循環器内科の立場からみた全体像を掴んでみましょう。疣贅を見落とさないコツは?Duke基準をどう使う?心内膜炎の予防に歯科手技はどのくらい影響するの?手術をするタイミングは?といったポイントなど、最新の知見をご紹介します。
第7回 見逃したくない胸部疾患 ~急性冠症候群? 大動脈解離? 肺血栓塞栓症? プレミアム対象
- 2013/03/27(水)公開
- 34分20秒
絶対に見逃してはいけない胸痛の三大疾患といえば、MI(心筋梗塞)・AD(大動脈解離)・PE(肺血栓塞栓症)。しかし、「PEの患者さんと出会ったことがない」というあなたは、今まで見逃していただけかもしれません。見落としが多いPE。除外診断にはD-dimer、確定診断にはCTなど、ツールを有効に使って、PEの確定診断から治療に至るポイントをまとめて解説!呼吸困難や胸痛の診察時には、PEを常に頭の隅に置いておきましょう。また、アメリカの病院で定期的に行なわれるM&M Conferenceをご紹介。それぞれの医師の体験を蓄積し、共有することで、より良い医療の実践につなげましょう!
第8回 弁膜症…その雑音がホンモノだったら? プレミアム対象
- 2013/05/22(水)公開
- 31分59秒
弁膜症の治療については内科医と外科医がうまく連携することが求められます。大動脈弁の基本的な構造から弁膜症のメカニズムを今一度思い出しながら、狭窄が疑われる場合に内科医が知っておきたい「遅脈」「頸部への放散」「心尖拍動の触診」、さらには診断を確定するための超音波検査によるドップラー効果を使った計測などの診断の流れと、治療に最も重要な手術のタイミングに、必要な合併症の予測スコアや重症度を把握する一手などを紹介し、弁膜症に対する「内科医としての取り組み方」を改めて考えていきます。
第9回 心原性ショックのパラダイム・シフト プレミアム対象
- 2013/07/24(水)公開
- 31分2秒
心原性ショックは、心臓のポンプ機能が障害され、心不全がひどくなり起こるというのが一般的なイメージだと思いますが、「心臓突然死」のイメージと混同しないで、緩やかに死に進んでいく過程でいかに食い止めるかをマネージすることが大切です。基本的な機序と鑑別のポイントである頸静脈の所見を解説するとともに、治療については、カテコラミンやIABP、PCPSなどの機械的循環補助に代表される心臓のパワーサポート中心から、集学的かつ全身的なマネジメントへと変わりつつある現状について、最新のトレンドを交えて紹介していきます。
第10回 忘れられがちな心臓疾患…心膜疾患と右室 プレミアム対象
- 2013/09/25(水)公開
- 32分8秒
今回は、忘れられがちな「心膜疾患」にフォーカスを当て、心タンポナーデを中心に「心膜疾患」を血行動態のしくみを身体所見に絡めて解説していきます。タンポナーデと心嚢液貯留の境界線、心タンポナーデに特徴的な「奇脈」の測定ポイントや、心タンポナーデのエコーによる評価のポイントなどを復習していきます。また、右室そのものの疾患に関して、右室の重要性を“心原性ショック”、“移植待機症例”という2つのシナリオから、右室梗塞やStrain Patternといった新しい概念を紹介などしながら考えていきます。
第11回 この方、手術しても大丈夫?周術期管理の真髄 プレミアム対象
- 2013/11/27(水)公開
- 26分25秒
循環器内科に依頼がある中の一つに、「この方を手術しても大丈夫かどうか?」という依頼があります。最近、循環器内科の中でも考え方が変わってきているので、その具体的な内容を含めて説明します。香坂先生が実際に経験した症例をベースに、術前評価に必要な新しいガイドラインの解説とそのポイント、そしてこれまでの循環器内科の考え方を大きく変えた臨床試験(CARP試験)の本質と循環器内科医としての考え方や周術期管理における心構えについて、鋭く迫っていきます。
第12回 みんなの心エコー プレミアム対象
- 2014/01/08(水)公開
- 27分42秒
大好評の循環器シリーズも最終回。最後に取りあげるテーマは「心エコー」です。心エコーの原理を復習し、プローブを充てる位置や角度の切り替えなどで画像を三次元に再構成する壁運動の評価や、弁や壁の異常を発見できるドップラー効果を用いた血流評価、右室、大動脈解離、卵円孔開存などの形態評価など、心エコーの基本を症例動画を用いて解説します。さらにエコーを適切に利用するためにはどのようなデータを元に考えていけば良いかを学ぶことで、さらにその先へ進むヒントも示します。
評価一覧
関連シリーズ
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Dr.香坂の循環器診療フロントライン(全9回) 2024/05/30(木)~
2012年にリリースされた「Dr.香坂の循環器診療 最前線!」。当時の最新の診療方法を解説したこの番組から12年。この間に、循環器診療は大きく変わりました。診断や評価、薬の使い方などについて、新たなやり方が見出されており、かつ、新薬も次々と登場しています。数多くの臨床試験も実施され、常にアップデートされ続けている最新のエビデンスをDr.香坂が読み解き、そこから導き出される最善の治療方法を、的確に提示します。要点が刺さるDr.香坂らしいLogicalでありながら、Emotionalな講義。
取り上げる疾患は、急性/慢性心不全をはじめとして高血圧・高脂血症・不整脈・冠疾患・大動脈弁狭窄や僧帽弁逆流症など。また最新のデバイス治療についても触れていきます。
明日からの循環器診療をアップデートしませんか!
第1回 急性心不全(AHF)
第2回 慢性心不全(HF)
第3回 コラム 慢性心不全(HF)について
第4回 急性冠疾患(ACS)
第5回 慢性冠疾患(CCS)
第6回 大動脈弁狭窄(AS)・僧帽弁逆流症(MR)
第7回 高血圧・高脂血症
(以降、公開準備中) -
総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器(全8回) 2021/02/03(水)~
総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医11名を招聘。各科専門医の視点で“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。2022年のアップデート情報を追加し、今年の試験対策としても万全です。
循環器については、慶應義塾大学循環器内科の香坂俊先生がレクチャーをします。薬剤とカテーテルインターベンションのどちらも進歩がめざましい循環器。心電図で疾患を素早く見極めるだけでなく、適切な治療を選ぶ力が問われます。
第1回 イントロダクション
第2回 急性冠症候群
第3回 安定狭心症
第4回 末梢動脈疾患・大動脈疾患
第5回 不整脈と心電図(1)
第6回 不整脈と心電図(2)
第7回 心不全・心筋症
第8回 アップデート2022 -
Dr.香坂のアカデミック・パスポート 「文献の引き方」から「論文の書き方」まで(全7回) 2016/08/24(水)~
学術的知見を臨床に、臨床の知見を研究に生かす。そんなアカデミックな医師を目指す方のために、臨床の第一線で活躍しながら、臨床研究のスペシャリストでもあるDr.香坂こと香坂俊先生が道筋を指南します。 広い話題・狭い話題の調べ方、効率的な論文・研究の読み方、そして、学会発表や論文執筆のやり方をシンプルかつ明快にレクチャーします。 臨床が忙しい、現場主義という方に、見てほしい番組です。 さあ、アカデミック・ドクターへの第一歩を踏み出してください。
第1回 「失神の鑑別疾患を知りたい」 マニュアルや教科書の使い方を考える
第2回 「利尿薬の量を決めたい」 原著論文の使い方を考える
第3回 論文を効率的に読む
第4回 前向き研究を読む
第5回 後向き研究を読む
第6回 研究スタイルの使い分けの意味を知る
第7回 学会発表、論文執筆にチャレンジ -
Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action!(全12回) 2015/03/25(水)~
あのDr.香坂が帰ってきた!今回は循環器疾患の診断に不可欠な心電図について動画でレクチャーします。 心電図の目的は波形を読み取って、今心臓に何が起こっているかを把握することです。 波形が現れる根拠を知ることで次へのアクションにつなげることができます。 本番組は、「Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action!」というタイトルのとおり、香坂俊先生のこだわりである、「読める」だけでなく次のアクションにつなげることに徹底フォーカス。 心電図に使われるか、使いこなすかはあなた次第です!!
第1回 左室肥大の真実
第2回 縁の下の力持ち 心房の心電図変化
第3回 脚ブロックを使いこなすには
第4回 外科医と内科医の心電図
第5回 心電図の本丸 STの上昇
第6回 ST低下はどこまで信用できる?
第7回 上室性頻拍(1) 心房粗動から紐解く不整脈へのアプローチ
第8回 上室性頻拍(2) 本当に必要か?AVRTとAVNRTの鑑別
第9回 なぜ心室から来る不整脈は怖いのか?VTとVFへの対応
第10回 5分で語る心房細動のエッセンス
第11回 心電図最後の山場 QT部分
第12回 声に出して読みたい心電図 -
聖路加GENERAL<循環器内科>(全4回) 2011/07/27(水)~
リスクが高い循環器疾患。胸痛、呼吸困難など、他の疾患でも見られる症状から、最初に除外しなければなりません。的確な問診をして、心電図を読み、心雑音を聞き分けて、心エコーを見てその疾患を見極めていく。アメリカでも活躍された経験豊富な香坂先生が、わかりやすく指導してくださいます
第1回 階段がつらいのは歳のせい?
第2回 夜間の呼吸困難は花粉症のせい?
第3回 心雑音と言われたのですが元気なんです
第4回 ためらってはいけないCAB