新しいエコーの使い方 肩こり、腰痛を治すハイドロリリースに触れてみる

2024/04/21

CareNeTVでは、2500を超える臨床医学動画が見放題のCareNeTVプレミアムに加え、Zoomを活用し、講師の先生とオンラインで直接コミュニケーションしながら密度の濃い学びが得られるCareNeTVスクールも数多く企画しています。さまざまなスクールの中でいまや定番となっているのが、エコーの手技を学ぶスクールです。


POCUS(Point of Care Ultra Sound)や心エコーなど、エコーのスクールも数種類ありますが、どれもスタジオに超音波診断装置を持ち込み、モデル患者に先生がプローブを当てて、そのエコー画像を遠隔の受講者にリアルタイムで映し出しながら生解説するのが大きな特徴です。


一昔前と比べると、超音波診断装置の性能、UIは著しく向上し、臨床での用途は大きく広がっています。それにつれて、先生方がエコーを取り入れて診療をレベルアップさせたいという熱量が高まっていることを、エコースクールの人気を見るにつけ感じます。


と、いきなりCareNeTVのエコースクールの話を延々としてしまいましたが、今回紹介したいのは「Dr.白石のLet‘sエコー 運動器編」というCareNeTV番組についてです。


エコーで運動器を診るという発想は比較的新しく、実践している先生はまだ少数派だと思います。しかし、白石吉彦先生が第1回「外来超音波診療の実際」で紹介する外来診療でのエコーの使い方を見ると、肩こり、腰痛、肋骨骨折、膝関節穿刺、ばね指、痛風、粉瘤と実に多様。


とくに運動器エコーが威力を発揮するのは、筋膜性疼痛症候群(MPS)です。MPSは、繰り返す動きや激しい運動、加齢などにより筋が炎症や血行不良を来した結果、筋肉を包む筋膜の癒着が起こり、骨や関節に異常はないのに痛みが生じる病態で、肩こりや腰痛の原因の多くがMPSだと考えられています。


この癒着した筋膜などをエコーを用いて確認し、生理食塩水などを注入し筋膜を剥がすことで痛みを緩和するのがハイドロリリースという治療法。「Dr.白石のLet‘sエコー 運動器編」では、肩こり、腰臀部痛、五十肩のハイドロリリースの手技を見せ、エコー画像を提示ながら、詳細に指導しています。


MPSとハイドロリリースをご存知ない方もいると思いますが、肩こり、腰痛という多くの患者が抱える悩みを解消できる可能性があり、注目されています。この番組は、ハイドロリリースの研究・普及を推進している一般社団法人 日本整形内科学研究会が監修しています。”整形内科”という言葉通り、整形外科だけでなく内科系のクリニックでも取り入れるところが出てきています。まずは動画で標準的な診断、治療法を知るだけでも価値があるのではないでしょうか。


実は、これを実際に診療に取り入れてもらうためのCareNeTVスクールも検討しております。ご興味ありますか?

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