Dr.増井の血ガスハンティング(全10回)

シリーズ解説

大人気のDr.増井のハンティングシリーズ第4弾!今回は血ガスをハンティング!
血ガスは、採血ついでにオーダーでき、数分で結果が出る迅速で簡便な検査。 しかし、そうであるがゆえに、目的があいまいだったり、病態評価、マネジメントに十分活用されていないケースが少なくありません。 この番組では、たくさんの血ガス結果を提示します。血ガスの評価にはさまざまな方法がありますが、あくまで実臨床に即してシンプルかつ実践的に読み解きます。Dr.増井オリジナルのティップスも満載。 もちろん、評価だけではありません。その評価から次のアクションにつなげるのが、ハンティングスタイル! この番組を見た後には、血ガスの数値を見た瞬間にアクションが取れるようになるはずです。 さあ、血ガスハンティングに出かけましょう!

※この番組は中外医学社から刊行されている増井伸高先生の書籍「POCTハンター 血ガス・電解質・Cr・hCG×非専門医」を映像化したものです。書籍を読んで当番組を見ていただいたり、当番組を見て書籍を読んでいただければ、理解が深まります。 ぜひ書籍を片手に番組をご覧ください。
書籍の詳細はこちら

増井 伸高 先生 札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 副センター長・国際医療支援室室長

お試し番組

お試し番組視聴

  • Dr.増井の血ガスハンティング

お試し番組をご視聴いただけます。

配信中の番組

第1回 代謝性アシドーシスPart1:ショックバイタルの35歳男性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第1回 代謝性アシドーシスPart1:ショックバイタルの35歳男性
  • 2023/01/19(木)公開
  • 16分59秒

血ガスは、ERでの滞在時間を短縮するとの報告もあり、早期診断・治療に貢献します。ですので、積極的に実施すべき検査ですが、簡単に実施できるからこそ、目的を明確にする必要があります。この番組では、血ガスの目的、解釈、マネジメントをしっかりと考えながら視聴してください。最初の症例は意識混濁の35歳男性です。血ガスから「代謝性アシドーシス」が読み取れました。さて、それからどうしますか?Dr.増井と一緒に考えていきましょう。

第2回 代謝性アシドーシスpart2:倦怠感・食欲不振の56歳男性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第2回 代謝性アシドーシスpart2:倦怠感・食欲不振の56歳男性
  • 2023/02/09(木)公開
  • 17分3秒

今回は2症例を取り上げて考えていきます。症例1は倦怠感で来院した糖尿病既往の56歳男性。代謝性アシドーシスがあります。乳酸は上昇していないようですが、血糖が高いようです。 症例2は糖尿病と高血圧が既往の56歳男性です。倦怠感が強く体動困難となり救急要請された症例です。代謝性アシドーシスがありますが、血糖が正常値です。 さあ、増井式血ガスハンティング術である1.なぜ血ガスを取るのか、2.血ガスの解釈は?、3.マネジメントはどうするかを考えていきましょう。
<番組内で訂正があります>7:26~9:15 スライド 誤)・Kは<5.3mEq/L で補正開始(血糖補正で上がってくる) ⇒ 正)・Kは<5.3mEq/L で補正開始(血糖補正で下がってくる)
訂正してお詫び申し上げます。

第3回 代謝性アシドーシスpart3:倦怠感が強く重症感のある60歳男性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第3回 代謝性アシドーシスpart3:倦怠感が強く重症感のある60歳男性
  • 2023/03/02(木)公開
  • 13分25秒

今回は、仕事中に倦怠感が強くなり、同僚が救急要請した60歳男性の症例です。代謝性アシドーシスがあり、乳酸値が上昇しています。敗血症が隠れているかもしれません。実は低血糖や低Kもあるようです。その理由は何なのでしょうか。 ヒントは病歴!さあ、どのように判断し、マネジメントすべきかを確認していきましょう。

第4回 代謝性アシドーシスpart4:意識障害の79歳女性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第4回 代謝性アシドーシスpart4:意識障害の79歳女性
  • 2023/03/23(木)公開
  • 11分7秒

今回は2症例。1例目は1週間くらい前から食事量が減少し、意識障害を起こし救急搬送された79歳女性の症例です。代謝性アシドーシスはありますが、乳酸や血糖の上昇はありません。病歴からもDKA・AKAは否定的。
2例目は2日前からの発熱・倦怠感あり、水分や食事がとれておらず、意識が混濁した72歳女性の症例です。代謝性アシドーシスで乳酸が上昇!敗血症による乳酸アシドーシスと判断。それでよいのでしょうか?
今回はDr.増井の血ガステクニックその2が登場!アシドーシスの原因は?そしてマネジメントは?イケボのペンギン研修医と一緒に考えていきましょう。

第5回 代謝性アシドーシスpart5:カフェイン大量摂取の52歳女性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第5回 代謝性アシドーシスpart5:カフェイン大量摂取の52歳女性
  • 2023/04/13(木)公開
  • 12分9秒

今回も2症例取り上げます。1例目は市販の風邪薬を420錠内服した52歳女性の症例です。病歴から明らかなカフェイン中毒であることがわかります。 2例目は頻回嘔吐の39歳男性が意識混濁状態で救急搬送された症例です。 いずれの症例も乳酸アシドーシスが見られます。血ガスを行う理由、解釈、マネジメントを考えていきましょう。

第6回 代謝性アシドーシスpart6:頻回の下痢と倦怠感の41歳女性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第6回 代謝性アシドーシスpart6:頻回の下痢と倦怠感の41歳女性
  • 2023/05/04(木)公開
  • 10分24秒

代謝性アシドーシスは今回で最終回。 頻回の下痢と倦怠感の41歳の症例と、倦怠感で動けなくなった72歳の男性の症例を取り上げます。 今回のポイントはAnion-gap。血ガスで出てくるAGはあくまで参考値です。その数値を見てその後のアクションはいかに!

第7回 代謝性アルカローシス:頻回の嘔吐・下痢と脱力の38歳女性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第7回 代謝性アルカローシス:頻回の嘔吐・下痢と脱力の38歳女性
  • 2023/05/25(木)公開
  • 13分13秒

今回は代謝性アルカローシスがテーマ。 頻回の嘔吐・下痢があり、全身脱力の強い38歳女性の症例と咳嗽・発熱の89歳男性の症例を取り上げます。 代謝性アルカローシスの2大原因は、嘔吐と薬剤性。そこからさらに代謝性アルカローシスが維持されるのに必要な項目とは? そして、第1回で出てきた「マジックナンバー15」。アルカローシスでも役に立つんです!しっかりと確認していきましょう。

第8回 呼吸性アシドーシスpart1:咳嗽のCOPD既往 84歳女性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第8回 呼吸性アシドーシスpart1:咳嗽のCOPD既往 84歳女性
  • 2023/06/15(木)公開
  • 15分29秒

今回から呼吸性アシドーシスについて見ていきます。今回は2症例取り上げます。症例1は咳嗽で来院したCOPDの既往がある84歳女性、症例2は呼吸苦で来院したCOPD既往の83歳男性のケースです。いずれもCOPD増悪の評価目的で、血ガスを取りました。さて、血ガスでどのように判断するのか確認していきましょう。そして今回は、急性か慢性かを判断する「さぬきうどんの法則」が登場します。

第9回 呼吸性アシドーシスpart2:呼吸苦の 心疾患既往72歳男性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第9回 呼吸性アシドーシスpart2:呼吸苦の 心疾患既往72歳男性
  • 2023/07/06(木)公開
  • 13分36秒

今回は呼吸苦の症例を3つ取り上げて解説します。3症例とも心不全が疑われます。 3症例とも患者の状況は似ているのに、血ガス数値が示す状況が、まったく異なります さて、その3症例はどう違い、どう診断していくのか。そもそも心不全は血ガスで診断できるのか。確認していきましょう。

第10回 呼吸性アシドーシスpart3:呼吸苦の83歳男性 プレミアム対象

  • Dr.増井の血ガスハンティング | 第10回 呼吸性アシドーシスpart3:呼吸苦の83歳男性
  • 2023/07/27(木)公開
  • 15分41秒

血ガスハンティングもいよいよ最終回です。今回は、呼吸苦の83歳男性と、53歳女性の2症例。呼吸状態や血ガスも似たようなこの2症例で、どちらに“人工呼吸管理”を行うのか考えていきます。呼吸不全と言えば、気胸、心不全、喘息、COPD、肺炎などが鑑別に挙がりますが、どのようなときに“人工呼吸管理”を始めるべきか、また、その判断基準は? それを考えることで、この番組の本当のメッセージが見えてきますよ。

評価一覧

★★★★★
★★★★★
4.6(21)
★★★★★
★★★★★
2024/02/10(土)
50代
勤務医
救急科
マジックナンバー15 呼吸性アシドーシスの合併の有無の評価に有用ですね。知りませんでした。明日から使います。
★★★★★
★★★★★
2024/01/20(土)
60代
開業医
内科
勉強になります
★★★★★
★★★★★
2023/12/31(日)
20代以下
勤務医
リハビリテーション科
難しく考えすぎず、シンプルかつ的確にガスの評価を行うようになりました!!
★★★★★
★★★★★
2023/12/12(火)
30代
研修医
臨床研修医
血ガスの見方が変わりました。
★★★★★
★★★★★
2023/12/11(月)
20代以下
研修医
臨床研修医
血ガスに苦手意識を持っていたので評価方法をわかりやすく教えてもらえて良かった

関連シリーズ

人気シリーズ