Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継(全9回)

シリーズ解説

いまや急性腹症の診断に不可欠な腹部CT検査。その読影はすべての救急医・当直医に求められるスキルです。
本シリーズでは、気鋭の画像診断医Dr.青柳が腹痛を主訴とする実症例の連続CT画像を自ら動かしつつじっくりと供覧しながら、診断にたどり着くための読影のポイントを解説します。単に腹痛の原因を探るだけでなく、心臓・肺・血管・脊髄・骨など画像に含まれる臓器をくまなく検索するのが画像診断医ならではの読影法。それによって隠れた重篤な疾患を発見することも珍しくありません。本番組で専門医のCT画像の見かたを追体験し、急性腹症の適切な診断力はもちろん偶発所見をも見落とさない読影力を身に付けてください。

青柳 泰史 先生 放射線科専門医

お試し番組

お試し番組視聴

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継

お試し番組をご視聴いただけます。

配信中の番組

第1回 急性腹症の鑑別疾患 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第1回 急性腹症の鑑別疾患
  • 2024/09/19(木)公開
  • 14分31秒

初回は急性腹症の鑑別疾患について海外の文献も踏まえて整理します。コモンな疾患から希少な疾患まで、腹痛患者を診る際に想起すべき疾患について確認しましょう。

第2回 最もコモンな原因疾患 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第2回 最もコモンな原因疾患
  • 2024/10/10(木)公開
  • 22分6秒

最初の症例は救急外来で遭遇する腹痛患者でもっともコモンな疾患です。Dr.青柳と一緒に場所と所見を確認してください。今回は腹部以外の臓器も一つひとつ観察します。本症例は中年女性ですが、特定の性別・年代にありがちな所見も意識して見落とさないようにしましょう。

第3回 致死率50%の重篤疾患 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第3回 致死率50%の重篤疾患
  • 2024/10/31(木)公開
  • 9分39秒

今回取り上げるのは致死率50%の重篤な疾患です。MPRも駆使して手術方針などの対応策に至るまでを検討する、画像診断医流の読影を体験してください。メインの症例は典型例ですが、別疾患の検査目的で依頼を受けた画像から偶発的に今回の症例と同じ疾患を見つけたケースも紹介。非典型的なケースの見抜き方についても触れます。

第4回 痛みを生む「石」の見つけ方 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第4回 痛みを生む「石」の見つけ方
  • 2024/11/21(木)公開
  • 14分7秒

今回の症例は痛みを生む「石」。比較的コモンな疾患ですが、その「石」にたどり着くヒントとして画像診断医の目に飛び込んでくる別の所見があります。症状に関連する幾つかの疾患を念頭に置きながらポイントをチェックしていく読影法を学びましょう。

第5回 腫大している臓器の評価 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第5回 腫大している臓器の評価
  • 2024/12/12(木)公開
  • 12分5秒

主訴は発熱と腹痛。その原因となっている、ある臓器に生じた結石や腫大に着目できるかが診断のポイントとなります。また今回の症例紹介では性別は伏せられていますが、画像を追っていけばそれも一目瞭然。画像を通じて性別特有の病態とその原因疾患を特定する画像診断医ならではの視点にも注目です。

第6回 幽門狭窄はどう見える? 何を疑う? プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第6回 幽門狭窄はどう見える? 何を疑う?
  • 2025/01/09(木)公開
  • 11分23秒

今回は幽門狭窄が疑われた症例です。画像所見だけでは疾患鑑別が難しい場合もあるので、重篤な疾患の見逃しを防ぐためには別の適切な検査をオーダーすることも重要です。今回も目的の臓器だけでなく撮像されたすべてのスライスを丹念に確認します。画像診断医の見かたを体験してください。

第7回 たまたま写った女性特有疾患 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第7回 たまたま写った女性特有疾患
  • 2025/01/30(木)公開
  • 11分58秒

今回の症例は急性腹症ではありませんが、ある疾患の精査を目的とした腹部CT検査で目的外の疾患を発見した例として取り上げます。ポイントは若年女性であること。女性の腹部CTを見る際に必ず確認したい注意点を学んでください。関連するMRI画像も供覧し、その見かたを解説します。

第8回 消化器病変でわかった自己免疫疾患 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第8回 消化器病変でわかった自己免疫疾患
  • 2025/02/20(木)公開
  • 12分13秒

腹痛の精査で来院した50歳代の男性。いつものように腹部・胸部の臓器を丁寧に観察していきますが、腹水とセットとなったある臓器の病変を発見できるかがカギとなります。今回の症例では画像診断だけでは確定診断にたどり着くことは困難なので、適切な疾患を鑑別に挙げられるか、適切な検査をオーダーできるかもポイントです。

第9回 一見気付きにくいが特徴的な肝病変 プレミアム対象

  • Dr.青柳の急性腹症CT読影 実況中継 | 第9回 一見気付きにくいが特徴的な肝病変
  • 2025/03/13(木)公開
  • 12分33秒

今回の症例は40歳代の女性です。肝臓に病変があるのですが、それが最初からわかっていたとしても見逃してしまいそうな画像所見に気付けるかどうかがポイントです。また今回の疾患は若年の女性に比較的多く見られるものです。状況に応じた鑑別疾患リストを挙げられるかどうかも重要です。

評価一覧

★★★★★
★★★★★
3.3(19)
★★★★★
★★★★★
2025/02/11(火)
30代
勤務医
消化器内科
最後にそれぞれのCTでわかる所見をまとめていただければより復習しやすく勉強になると思います。
★★★★★
★★★★★
2025/02/08(土)
50代
勤務医
小児科
急性腹症の鑑別としてCOVID-19をあげていらっしゃったことが勉強になりました。
★★★★★
★★★★★
2025/02/08(土)
60代
勤務医
内科
全く役に立たなかった その場しのぎで解説しているだけ
★★★★★
★★★★★
2025/01/31(金)
70代以上
その他
内科
心臓血管外科医で現在はリタイアしてます。このケースは真性の腎動脈下、腹部大動脈瘤の切迫破裂ように思われます。急性解離であれば、たとえ言われたように発症早期に解離腔全部が血栓化したとしても、intimal flapや、entry sideから造影剤の流入が多少なりとも認められると思えるのですが。
★★★★★
★★★★★
2025/01/10(金)
30代
勤務医
耳鼻咽喉科
勉強になりました

人気シリーズ