軽症・重症 こどものみかた(全8回)

シリーズ解説

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軽症を主にみる診療所の医師である児玉和彦先生と、重症患者を主にみる総合病院感染症専門医である笠井正志先生が、交互に登場します。 奇数回では児玉先生が、日常診療で訪れる小児患者をどのように診ていくのか、実際の患者の症状や診察の様子を動画で提示し、わかりやすく解説します。医師も、こどもも、親も、楽しく安心して診療を受けられる工夫も満載!キーワードは「PAT(パッと)診断」です。
偶数回の笠井先生は重症疾患について。こどもが示す重症のサインを見逃さず、「この子やばいよ」と気づけるポイントと、気付いた「あと」の対応をお教えします。キーワードは「HAT(ハッと)する」です。
こどもの病気の10人中9人は軽症と小児科は軽症の多い診療科。軽症の患者を楽しく診つつ、その中に隠れる重症の患者を見逃さないためのコツを身に付けましょう。


笠井 正志 先生 兵庫県立こども病院 感染症内科児玉 和彦 先生 医療法人明雅会こだま小児科

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第1回 こどもの外来初期診療の基本 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第1回 こどもの外来初期診療の基本
  • 2023/11/30(木)公開
  • 22分28秒

第1回は、診療所医師のの児玉先生がこどもの初療について、解説します。キーワードはパッと(PAT)診断。こどもの診察は入室時から始まっています。まずは見た目(Appearance)からしっかりと確認し、状態を見極めましょう。 こどもは泣いたり、暴れたり、ときには噛んだりします。ですが、それらも含め、医師も看護師も、こどもも親も、診療を楽しみながら受けられる工夫も満載。さあ、楽しくこどもを診てみませんか?

第2回 一番やばい疾患 敗血症と髄膜炎 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第2回 一番やばい疾患 敗血症と髄膜炎
  • 2023/12/21(木)公開
  • 25分32秒

今回は総合病院感染症専門医である笠井先生が登場。こどもの病気で見逃すとやばい疾患である敗血症と髄膜炎について解説します。 これらはいかに早く気付き、素早く対応できるかが重要です。その重症サインと、対応のポイントをしっかりと学んでください。

第3回 外来で診るこどもの呼吸器 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第3回 外来で診るこどもの呼吸器
  • 2024/01/11(木)公開
  • 13分26秒

今回は児玉先生。外来診療でのこどもの呼吸状態のみかたについて解説します。 こどもの呼吸状態は、呼吸数を測るのと同時にこどもが自力でコントロールできない呼吸様式を診ることが大切です。腹式呼吸なのか、肋間陥没呼吸なのか、鼻翼呼吸なのかなど、確認していきます。このとき重要なのは、必ずお腹からみること。その理由を確認してください。

第4回 呼吸器の重症疾患 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第4回 呼吸器の重症疾患
  • 2024/01/25(木)公開
  • 15分12秒

今回は笠井先生が担当。呼吸器系の重症疾患について、解説します。気道の緊急症例は、悪化する速度が速く、そして重症例ほど、挿管が困難になってきます。だからこそ、早く見つけ、対処することが重要です。 吸気系の喘鳴、SPO2、姿勢、よだれなど、気付くポイントをしっかりと把握し、そのうえで、どう対処するのかを確認しましょう。

第5回 外来で診るこどもの心臓 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第5回 外来で診るこどもの心臓
  • 2024/02/08(木)公開
  • 9分13秒

今回は児玉先生が診療所での心臓の診療について解説します。実は診療所では心疾患を診る機会はそれほどありません。そのため、気づかずに見逃されてしまうことがあるかもしれません。腹痛や嘔吐を主訴に来て、心疾患が隠れているということもあります。胃腸炎と思ったとき、まずは胃腸炎以外を検討することから始めましょう。

第6回 心臓こそ真の重症 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第6回 心臓こそ真の重症
  • 2024/02/22(木)公開
  • 10分11秒

今回は笠井先生が心臓緊急について解説します。心臓の緊急は、ECMOがある施設でないと救命できない厳しい疾患です。ECOMは突然必要となります。ECMOのない施設では、ある施設まで搬送可能かどうか、そして、その時間はどれくらいか、を事前に把握しておくことが重要となります。 そうです、心臓こそ真の重症です。いかに早く気付くか、いかに早く対応できるか、いかに早く判断できるかが救命のカギとなります。

第7回 外来で診るこどもの腹部疾患 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第7回 外来で診るこどもの腹部疾患
  • 2024/03/07(木)公開
  • 9分55秒

今回は児玉先生の最終講義。嘔吐のこどもが来たとき、腹部疾患をだけを疑っていませんか?嘔吐には咳き込み嘔吐や心疾患などでも嘔吐を呈することもあるので、注意が必要です。ですので、必ず、嘔吐物を確認するようにします。そうすれば、色や形状で、判断できることもありますよ。

第8回 腹部の重症疾患 プレミアム対象

  • 軽症・重症 こどものみかた | 第8回 腹部の重症疾患
  • 2024/03/21(木)公開
  • 16分48秒

笠井先生の最終講義。急性腹症について解説します。急性腹症のこどもを診たときは、早急にその原因を突き止め、緊急度を診断します。もっとも重要なことは外科手術が必要かどうかの判断。その判断に必要な情報を確認しておきましょう。
最後に>>児玉先生と笠井先生のほっこり対談があります。講義が終わってほっとした素のお2人の会話をお楽しみください。

評価一覧

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4.6(12)
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2024/04/26(金)
30代
勤務医
腎臓内科
お二人の講師の先生が重要な点をそれぞれの表現で繰り返しお話しされ、印象に残る内容で大変勉強になりました。
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2024/03/05(火)
40代
勤務医
小児科
すべての若手小児科医と小児を診察する内科の先生に見て頂きたい内容です。絶対に見逃していけない気道緊急と循環緊急に対してフォーカスしている講座は少ないように思います。小児集中治療施設での治療を推しているように感じるかも知れませんが、これは事実であって小児科医20人規模の施設でも挿管例は対応困難です。日本中の医師がこの目線で診療できると、助けられる命が増えると思います。
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2024/03/04(月)
30代
看護師
医療者としてももちろんですが、母親としてもとても為になりました
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2024/02/27(火)
20代以下
医学生
役立ちますね ただ出典書いてくださいね、エビデンスないとすぐ上級医に鼻の穴で笑われるので。
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2024/02/11(日)
50代
開業医
内科
勉強になりました。

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