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お絵かきDEおさらい病理学(全10回)

シリーズ解説

疾患のメカニズムを理解するためには病理学の知識が不可欠です。しかし、学生時代に勉強したものの、苦手意識があったり、知識をアップデートできていなかったりする医療者も多いのではないでしょうか。
病理学は病気やその原因を知ることができる面白い学問ですが、基礎医学も臨床医学も学んでからおさらいするとその面白さはひとしおです。疾患・病態・治療の理解を深められるほか、病理診断を正確に把握することもできます。
「お絵かきDEおさらい病理学」では、順天堂大学医学部附属練馬病院 病理診断科の小倉加奈子氏が、お得意のイラストを駆使し、病理学の知識がとくに重要となる細胞傷害、炎症、感染症、免疫、循環障害、腫瘍をわかりやすく楽しく解説します。

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小倉 加奈子 先生 順天堂大学練馬病院 病理診断科

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第1回 病理学の歴史 プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第1回 病理学の歴史
  • 2022/07/13(水)公開
  • 7分26秒

病理学総論をおさらいすることで、疾患・病態・治療の理解を深められるほか、病理診断を正確に把握するためのキーワードまで、臨床に必要なノウハウを学ぶことができます。第1回では、まず病理学がどのように発展したのか、小倉加奈子先生と病理学の歴史を振り返ってみましょう。

第2回 細胞傷害 プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第2回 細胞傷害
  • 2022/08/03(水)公開
  • 14分29秒

第2回は、細胞傷害についてのおさらいです。細胞は、多少のストレスが加わってもそれに適応するホメオスタシスという力があります。ここではその限度を超えたときに生じる「細胞傷害」に関する病理学総論のキーワードを見ていきましょう。

第3回 炎症 プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第3回 炎症
  • 2022/08/24(水)公開
  • 9分29秒

第3回は、炎症についてのおさらいです。炎症は、どのような病態でも必ず付随して起こるため、感染症・循環障害・代謝障害・腫瘍であってもどこかのプロセスで必ず関与してきます。今回は、主に急性炎症のプロセスをしっかりと見ていきましょう。

第4回 感染症 プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第4回 感染症
  • 2022/09/14(水)公開
  • 13分59秒

第4回は、感染症についてのおさらいです。病理学総論では、感染症で起こりうる病態はほとんどが炎症です。微生物ごとに特異的な病理組織学的特徴がありますので、臨床で遭遇しやすいウイルス性肺炎と細菌性肺炎の違いにフォーカスして見ていきましょう。

第5回 免疫と感染症 プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第5回 免疫と感染症
  • 2022/10/05(水)公開
  • 20分24秒

第5回は、感染症における免疫の仕組みについてのおさらいです。自然免疫から獲得免疫への流れの中では、補体やサイトカインなどの物質が関与します。今回は細胞のそれぞれの働きを中心に見ていきましょう。

第6回 免疫の異常 プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第6回 免疫の異常
  • 2022/10/26(水)公開
  • 11分40秒

第6回は、免疫の異常についてのおさらいです。自己と非自己を識別することが免疫反応の基本ですが、自己に反応するリンパ球が産生されることは少なくありません。通常は免疫寛容の機構によって除去されますが、うまくいかなかった場合には自己免疫疾患が生じます。免疫異常の発症機序を見ていきましょう。

第7回 循環障害 プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第7回 循環障害
  • 2022/11/16(水)公開
  • 12分56秒

第7回は、循環障害についてのおさらいです。循環障害のプロセスはざっくりと「破れる・つまる・固まる」の3つで分類でき、その原因は「心臓・血管・血液」にあります。日常臨床で診る機会の多い循環障害のキーワードを見ていきましょう。

第8回 腫瘍(1) プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第8回 腫瘍(1)
  • 2022/12/14(水)公開
  • 12分18秒

第8回からは、腫瘍についてのおさらいです。病理診断は、腫瘍性病変を診断することが多いため、実臨床と直結するカテゴリーです。腫瘍は、「良性か悪性か」そして「上皮か非上皮か」という2つの軸で分類することができます。腫瘍の定義と分類の方法を見ていきましょう。

第9回 腫瘍(2) プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第9回 腫瘍(2)
  • 2023/01/05(木)公開
  • 14分37秒

第9回は、腫瘍の悪性度を判断する指標についてのおさらいです。病理診断は、目の前の病変が炎症性か腫瘍性かという総論的な鑑別から始まり、腫瘍性であれば良性か悪性かという判断に進みます。悪性の指標はいくつありますが、今回はそれらを見ていきましょう。

第10回 腫瘍(3) プレミアム対象

  • お絵かきDEおさらい病理学 | 第10回 腫瘍(3)
  • 2023/01/26(木)公開
  • 11分47秒

最終回の今回は、腫瘍の生物学についてのおさらいです。現在、病理学では「がんの微小環境」といった腫瘍の生物学がトピックスの1つです。腫瘍が発育していくうえでのメカニズムを見ていきましょう。

評価一覧

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4.5(35)
★★★★★
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2024/12/13(金)
60代
開業医
産婦人科
免疫寛容についてわかりやすイラストで勉強になりました。大学の後輩なので応援しています。
★★★★★
★★★★★
2024/06/21(金)
30代
その他
循環器内科
わかりにくく、『もう二度と学習したくない』とさえ思っていた病理学を、分かりやすく教えていただいた。大学で先生に教わりたかったです。
★★★★★
★★★★★
2024/05/21(火)
70代以上
勤務医
病理診断科
モルガー二による臓器、ビシャーによる組織、そして細胞病理学が成立し、また、外科病理学が当初外科医により発展していくことなど、臨床医学の歩みと共に歩んできた学問であることを伝えるべきではないか
★★★★★
★★★★★
2024/05/19(日)
60代
薬剤師
その他
病理学の歴史と、発展してきた必然性がよく理解できた
★★★★★
★★★★★
2023/01/05(木)
40代
看護師
勉強になります

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