Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 医療関連感染症編(全9回)
シリーズ解説
配信中の番組
第1回 医療関連感染症診療の原則と基本 プレミアム対象
- 2019/04/03(水)公開
- 18分13秒
初回は、医療関連感染症診療の原則と基本について解説します。基本的に原則は市中感染症編と“いっしょ”です。この番組を見る前に
Dr.岡の感染症プラチナレクチャー市中感染症編 第1回「感染症診療の8大原則」をご覧いただくとより理解が深まります。ぜひご覧ください。
入院患者の感染症は鑑別診断が限られるため、一つひとつ確認しながら進めていけば、診断は比較的容易です。まずは、その鑑別診断について、考えていきましょう。
第2回 カテーテル関連血流感染症 プレミアム対象
- 2019/04/24(水)公開
- 20分35秒
今回のテーマはカテーテル関連血流感染症(CRBSI:catheter related blood stream infection)です。CRBSIは医療関連感染でしか起こりえない感染症の1つ。
重要なことは、CRBSIは「カテーテル感染」ではなく、「血流感染」であるということです。そのことをしっかりと頭に入れておきましょう。
番組では、CRBSIの定義、診断、治療そして予防について詳しく解説します。
第3回 カテーテル関連尿路感染症 プレミアム対象
- 2019/05/22(水)公開
- 23分28秒
今回のテーマはカテーテル関連尿路感染症(CAUTI:Catheter-associated Urinary Tract Infection)です。
院内感染が疑われた患者さんに膿尿・細菌尿がみられたら尿路感染症と診断していませんか?
とくに医療関連感染の尿路感染症は、特異的な症状を呈さないことも多く、岡秀昭先生でさえ、悩みながら、自問しながら、診断する大変難しい感染症です。その感染症にどう立ち向かうか!明快なレクチャーでしっかりと確認してください。
第4回 院内肺炎 プレミアム対象
- 2019/06/26(水)公開
- 27分3秒
今回のテーマは院内肺炎(HAP:hospital-acquired pneumonia)です。 医療関連感染である院内肺炎は診断が非常に難しく、また、死亡率が高く、予後の悪い疾患です。その中で、どのように診断をつけ、治療を行っていくのか、診断の指針と治療戦略を明快かつ、詳細に解説します。 また、医療ケア関連肺炎(HCAP:Healthcare-associated pneumonia)に関するDr.岡の考えについてもご説明します。
第5回 手術部位感染 プレミアム対象
- 2019/07/31(水)公開
- 22分11秒
今回のテーマは手術部位感染(SSI:Surgical Site Infection)です。 手術部位感染の診断は簡単でしょうか?確かに、手術創の感染であれば、見た目ですぐに感染を判断することができますが、実は「深い」感染はかなり診断が難しく、手術部位や手術の種類によって対応も異なります。もちろん、手術を行った科の医師が対応すべきことですが、基本的なことについて理解しておきましょう。
第6回 クロストリジウム・ディフィシル感染症 プレミアム対象
- 2019/09/04(水)公開
- 20分47秒
今回はクロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI:Clostridium Difficile Infection)です。 院内発症の感染性腸炎はほとんどがCDIであり、それ以外だと非感染性(薬剤、経管栄養など)になります。 CDIの診断と抗菌薬治療、そして感染予防について、明快にレクチャーします。とくに抗菌薬選択に関しては、アメリカのガイドラインだけに頼らない、岡秀昭先生の経験を基にした臨床での対応方法をお教えします。
第7回 免疫不全と感染症 プレミアム対象
- 2019/10/02(水)公開
- 18分27秒
免疫不全だからといって、ひとくくりにして、一律に広域抗菌薬を開始したり、やみくもにβ-Dグルカンやアスペルギルス抗原をリスクのない患者で測定するようなプラクティスをしていませんか?本当に重要なのは、まずは、どのような免疫不全かを判断すること。そのうえで、起こりうる病態、病原微生物を考えていきましょう。
第8回 発熱性好中球減少症 プレミアム対象
- 2019/11/06(水)公開
- 23分44秒
今回は発熱性好中球減少症(FN: Febrile Neutropenia)についてです。発熱性好中球減少症は診断名ではなく、好中球が減少しているときにおこる発熱の状態のことです。白血病やがんの化学療法中に起こることがほとんどです。FNは感染症エマージェンシーの疾患ですので、原因微生物や、臓器を特定できなくても、経験的治療を開始します。どの抗菌薬で治療を開始すべきか、またどのように診断をつけていくのか、治療効果の判断は?そして、また、その治療過程についてなど、岡秀昭先生の経験を交え、詳しく解説します。
第9回 細胞性免疫不全と呼吸器感染 プレミアム対象
- 2019/12/18(水)公開
- 22分8秒
「Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 医療関連感染症編」の最終回は細胞性免疫不全者の呼吸器感染(肺炎)について、解説します。 細胞性免疫不全者の呼吸器感染は、多様な微生物が原因となりうるため、安易に経験的治療を行わず、 まずは微生物のターゲットを絞ることが重要となります。 番組では、原因となる微生物の分類、そして、臨床像やCT画像で微生物を鑑別するポイントや、必要となる検査など、 臨床で必要となる知識をぎゅっとまとめて、岡秀昭先生がしっかりとお教えします。
評価一覧
関連シリーズ
-
Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物編(全10回) 2024/09/05(木)~
大人気シリーズ「感染症プラチナレクチャー」第3弾!今回は臨床微生物学編。
このシリーズでは、10人の医師が提示するさまざまな状況の感染症の症例から、原因となる微生物をどのように突き止め、そしてその結果からどのような治療を行っていくのか、感染症の診断から治療の戦略について解説します。 講師は感染症の臨床医である岡秀明先生に加え、検査技師である佐々木雅一氏。 検査室に持ち込まれた血液・痰・尿などから、顕微鏡検査、培養検査、薬剤感受性検査、同定検査などのさまざまな検査方法によって突き止められる微生物の正体を「目で見える」ようにしていきます。 薬剤への耐性、ワクチンなどにより変貌しつつある微生物。その攻撃力と防御力、弱点を把握し、最新情報を装備して攻略しましょう。
第1回 黄色ブドウ球菌
第2回 肺炎球菌
第3回 大腸菌:ESBL産生菌
第4回 クレブシエラ・ニューモニエ(肺炎桿菌)
(以降、公開準備中) -
Dr.岡のプラチナレクチャー COVID-19特講 FINAL(全1回) 2023/06/14(水)~
パンデミック発生から3年以上が経過し、5類へと移行したCOVID-19。
それに伴い、限られた医療機関による特別な対応から、より多くの医療機関で診療されていくこととなり、今後の対応について考えていかなければならない時期に来ています。
岡秀明先生の「プラチナレクチャーCOVID-19特講」の第6弾の今作は、COVID-19の「特別講義」としては、最後の講義となります。
講義では、COVID-19の予防、診断、治療について、これまでの振り返りとともに、最前線で診療を行ってきた岡先生の経験と、最新の知見を盛り込み、これからの医療現場で本当に必要な情報に整理して解説します。
今後も一定の流行が続くと予想されているCOVID-19。これからの診療のために欠かせない講義になると思います。ぜひご覧いただき、今後の診療にお役立てください。
Dr.岡のプラチナレクチャー COVID-19特講 FINAL -
Dr.岡のプラチナカンファレンス COVID-19公開症例検討 2022‐23年末年始スペシャル(全7回) 2022/12/23(金)~
岡秀明先生によるCOVID-19公開症例検討会。同病院の4人の感染症フェローがさまざまな状況のCOVID-19疑い症例を提示。 現病歴や既往歴、薬剤歴、ワクチン接種歴、検査所見、治療内容、経過などを詳しく説明します。 それに対し、岡先生がポイントを挙げ、治療戦略の意味合いを解説していきます。 そこに、最新情報を交えた講義も盛り込まれているのがプラチナ流。 外来・軽症治療編として4例、入院・重症治療編として3例の合計7症例取り上げます。 <外来・軽症治療編> 複数の有効な治療薬にもアクセス可能になり、新しい薬も承認され外来で治療する機会も増えて来ている今、 何を「診て」、どのように「治療」するのか岡先生の思考の過程から確認していきましょう。 <入院・重症治療編> 大きく変わった重症者への治療方針を、症例経過を見ながら学び、今後の診療にどのように生かすべきかを考えていきましょう。
第1回 外来・軽症治療編1.右被殻出血の既往、高血圧の50代男性
第2回 外来・軽症治療編2.末期腎不全で維持血液透析通院中の82歳女性
第3回 外来・軽症治療編3.2ヵ月前に腎移植を行ったワクチン接種済みの50代男性
第4回 外来・軽症治療編4.COVID-19診断9日後に食事摂取困難となった42歳男性
第5回 入院・重症治療編1 溶血性貧血の既往があるワクチン未接種の40代男性
第6回 入院・重症治療編2 リツキシマブ投与中の70代女性
第7回 入院・重症治療編3 酸素化が改善しない50代男性 -
Dr.岡のプラチナレクチャー COVID-19特講 ver.5(全1回) 2022/08/10(水)~
新型コロナウイルス感染症が急拡大している第7波の真っただ中の現在、 外来には、発熱患者が列をなし、医療ひっ迫が懸念されています。 プラチナレクチャーCOVID-19特講bの第5弾となる今回はCOVID-19の最新治療について解説します。 講義は、最新の知見を臨床に必要な情報に整理してわかりやすく講義するプラチナスタイルで。 治療薬に関する最新のエビデンスや岡先生の臨床経験を基に、患者の状態に合わせた最適な治療法を指南。 さらには、市中肺炎とCOVID-19との鑑別についても盛り込みます。 第7波を乗り越えるために、COVID-19治療の今をしっかり押さえてください。
8月6日時点の講義であることをご留意のうえご覧ください
Dr.岡のプラチナレクチャーCOVID-19特講 ver.5 -
Dr.岡のプラチナレクチャーCOVID-19特講 2022新春特別編(全1回) 2022/01/05(水)~
※2021年12月28日時点での情報に基づいた講義であることをご留意のうえ、ご視聴ください。
新型コロナウイルスの新たな変異株である「オミクロン株」への感染が、世界で急激に拡大しています。年末時点で日本でも海外から入国した人を中心に増加傾向にあり、医療現場ではオミクロン株による第6波への警戒感が高まっています。 今回のケアネットライブでは、2020年に3回のライブ配信で大好評を博した「Dr.岡のプラチナレクチャーCOVID-19特講」をさらに進化させた新春特別編を配信。オミクロン株についての最新情報も盛り込みます。岡秀昭氏の講義は、最新エビデンスと、第5波までの数多の経験を基に、医療現場で実際に必要となる情報を選定し、わかりやすく整理するプラチナスタイル。発熱患者が来たときの実際の診察から、検査とその解釈、診断、そして軽症中等症者や重症者の治療法をしっかりと指南します。 これらの情報は、懸念されるオミクロン株による第6波を抑え込むための、医療者の強い武器になることと思います。ぜひご覧ください。
Dr.岡のプラチナレクチャーCOVID-19特講 2022新春特別編 -
Dr.岡のプラチナカンファレンス COVID-19公開症例検討(全3回) 2020/09/30(水)~
<無料公開は終了しました>
岡秀昭先生による公開症例検討会。3人の感染症フェローがCOVID-19の典型例、軽症例、検査偽陽性例などさまざまなタイプの実症例を提示。それに対して岡先生が、COVID-19をどのように診断あるいは除外するのか、治療戦略はどのように考えていくのか、また、ピットフォールはどこにあるのかなどを明らかにしていきます。 岡先生の思考の過程をつぶさにご覧いただけるカンファレンスです。今後、COVID-19疑いの患者を診療する際に、必ず役に立つ内容になると思います。ぜひご覧ください。
※2020年9月28日時点の情報に基づいた30日配信の講義であることをご留意のうえ、ご覧ください。
症例1.発熱・咳嗽の40歳 男性
症例2.意識障害を呈した70歳代 女性
症例3.発熱、倦怠感が持続する60歳代前半 男性 -
Dr.岡のプラチナレクチャーCOVID-19特講Ver.3(全1回) 2020/08/28(金)~
※2020年8月26日時点の情報に基づいた講義あることをご留意のうえ、ご視聴ください。
過去2回(3月25日、5月19日)のライブ配信で、大好評を博した「Dr.岡のプラチナレクチャー COVID-19特講」をさらに進化させた講義です。医療者必携のベストセラー書籍「感染症プラチナマニュアル」の著者である岡秀昭先生の前回のWebレクチャーから3ヵ月、この間にCOVID-19に関するさまざまな情報、エビデンスなどが蓄積されています。 今回は、これまでのプラチナレクチャーの基本部分をおさらいしつつ、最新の知見をDr.岡の目利きで評価・選定し、本当に医療現場で必要なポイントに絞ったシンプルかつ明快なレクチャーです。 今後のCOVID-19との闘い方の道筋を示す講義であるといっても過言ではありません。ぜひご覧ください。
Dr.岡のプラチナレクチャーCOVID-19特講ver.3 -
Dr.岡のプラチナレクチャー COVID-19特講 ver.2(全1回) 2020/05/19(火)~
<無料公開は終了しました>
※2020年5月16日時点の情報に基づいた19日配信の講義であることをご留意のうえ、ご視聴ください。
「 」最新版!前回のレクチャー(3月25日ライブストリーミング配信)から2ヵ月、その間にCOVID-19に関するさまざまな情報、エビデンスなどが蓄積され、多くの先生方も臨床経験を積んでいます。
そこで今回、ベストセラー書籍「感染症プラチナマニュアル」の著者である岡秀昭先生にそれらの最新の知見を評価、選定し、本当に医療現場で必要な情報を整理して、わかりやすく講義いただきました。新型コロナウイルスとの長期戦を見据え、“敵を知る”ためのこの機会をお見逃しなく。
Dr.岡のプラチナレクチャー COVID-19特講ver.2 -
Dr.岡とDr.渋江のプラチナセッション COVID-19公開症例検討【2020年4月8日配信アーカイブ】(全1回) 2020/04/13(月)~
<無料公開は終了いたしました>
2020年4月4日時点の情報に基づいた、4月8日にライブストリーミング配信のWebセミナーであること、および医師限定で配信した番組であることをご留意のうえ、ご視聴ください。
本セッションでは、実際の診療経験を持つ渋江先生が複数のCOVID-19症例、疑い症例を提示。臨床経過を追いながら、岡先生とクリニカルディスカッションを繰り広げます。通常の症例検討のように、具体的な検査数値、画像、治療薬なども提示。
今後、COVID-19患者、疑い患者を診療する可能性が高い医師はもちろん、すべての医師にとって、この“未知の病”の実像に近づく、この上もない機会です。
ぜひ と併せてご覧ください。
<アーカイブ>Dr.岡とDr.渋江のプラチナセッション COVID-19公開症例検討 -
Dr.岡のプラチナレクチャー COVID-19特講【2020年3月25日配信アーカイブ】(全1回) 2020/03/25(水)~
<無料公開は終了いたしました>
※2020年3月24日時点での情報に基づいた25日配信の講義であることをご留意のうえ、ご視聴ください。
現在COVID-19の治療の担い手は指定医療機関にほぼ限られていますが、患者の増加に伴い一般病院が直接対応しなくてはならない段階が近づいています。岡先生には、感染症専門医の立場から、COVID-19直近の情報を踏まえて、病態、診断、治療、マネジメントを実臨床の視点で講義していただいています。
講義内で紹介の書籍
/ / /
<アーカイブ>Dr.岡のプラチナレクチャーCOVID-19特講 -
Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 市中感染症編(全11回) 2018/01/24(水)~
あの医療者必携のベストセラー書籍「感染症プラチナマニュアル」がレクチャー形式で映像化されました! 「Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 市中感染症編」では「感染症プラチナマニュアル」の第3章、病態・臓器別アプローチから市中感染症をピックアップ。 著者である岡秀昭氏が、臨床の現場で必要なポイントだけに絞った、シンプルかつ明快なレクチャーを展開します。 ここで得た知識、考え方は、明日からの感染症診療にそのまま生かすことができます。 さあ、ぜひ「感染症プラチナマニュアル」を片手に本番組をご覧ください。
※書籍「感染症プラチナマニュアル」はメディカル・サイエンス・インターナショナルより刊行されています。 書籍は
第1回 感染症診療の8大原則
第2回 市中肺炎 初期診療アプローチ
第3回 市中肺炎 治療経過と合併症
第4回 単純性尿路感染症
第5回 複雑性尿路感染症
第6回 感染性腸炎
第7回 肝胆道系感染症
第8回 細菌性髄膜炎
第9回 感染性心内膜炎
第10回 皮膚軟部組織感染症
第11回 骨・関節の感染症
岡秀昭氏による大人気番組「感染症プラチナレクチャー」の第2弾は医療関連感染症編です。 医療関連感染症は、どの施設でも避けることのできない感染症であり、その対策にはすべての医療者が取り組まなくてはなりません。この番組では、医療関連感染症診療の原則と、その診断・治療・予防について臨床の現場で必要なポイントに絞って岡秀昭氏が解説していきます。 2018年4月の診療報酬改定で、抗菌薬適正使用を推進するため、入院患者を対象とした「抗菌薬適正使用支援加算」が新設されています。その中心を担うAST(抗菌薬適正使用推進チーム)やICTはもちろん、その他の医療者の教育ツールとしてもご活用ください。 さあ、ぜひ「感染症プラチナマニュアル2019」を片手に本番組をご覧ください。
※書籍「感染症プラチナマニュアル」はメディカル・サイエンス・インターナショナルより刊行されています。 書籍の情報はこちら