ワクチン2023アップデート(全2回)
配信中の番組
前編 ワクチン2023アップデート プレミアム対象
- 2023/12/06(水)公開
- 39分31秒
新型コロナウイルス感染症の拡大を抑え込んだことで一躍世界の注目を集めたワクチン。しかし、新型コロナワクチンに限らず、その利益と不利益をめぐってはいまだにさまざまな意見があり、一部に誤解もあるのが現実です。
そこで今回のケアネットライブでは、ワクチンのエキスパートである守屋章氏がエビデンスに基づき、さまざまなワクチンの最新知見をキャッチアップします。守屋氏は家庭医としての臨床経験を持ち、新型コロナ感染拡大期には検疫官として対応。現在は長崎大学大学院 熱帯医学・グローバルヘルス研究科で熱帯医学を学んでいます。
新型コロナワクチンについては、SARS-CoV-2変異の変遷とその対応ワクチンの効果を総括したうえで、現在のXBB 1.5対応ワクチンの評価と今後の方向性に言及。日本では接種が滞っていたHPVワクチンに関しては、安全性のエビデンスを改めて確認し、個別勧奨の再開と9価ワクチン定期接種導入について説明します。
インフルエンザについては、来シーズン承認予定の経鼻弱毒生ワクチンを紹介。さらに、帯状疱疹、肺炎球菌、RSV、コロナ禍で延期された風疹第5期接種という計7疾患のワクチンについて、2023年の主要なトピックを網羅します。
近年、ワクチンの開発と導入が世界的に急ピッチで進んでおり、日本でも、プライマリケア医のみならずすべての医療者により正確な知識が必要になっています。エキスパートによる吟味された最新情報で、あなたのワクチンプラクティスをアップデートしてください。
評価一覧
20代以下
研修医
臨床研修医
エビデンスに基づいた各種ワクチンの最新情報がまとまっており大変勉強になりました。特に、帯状疱疹ワクチンやRSVワクチンについては新しい発見が多かったです。
60代
勤務医
内科
前半は整理になった。
40代
勤務医
内科
とても勉強になりました。
70代以上
開業医
内科
コロナワクチン、インフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチンなどを、基礎からデータに基づいた説明で、患者さんに説明するのに有用な講義でした。
40代
勤務医
小児科
小児科、内科プライマリケアの先生にはお勧めです。
ケアネットTVの番組でも秀逸だと思います。
ワクチンを接種するときにはその背景を理解しないとちょっとしたスケジュール変更が理解できなかったりするので、そこを踏み込んでもらえているのが良かったです。
ワクチンごとに小分けにして、数分間で見られるようにすると、さらに視聴されやすいと思います。
関連シリーズ
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アフターコロナの院内感染対策・新ルール(全1回) 2023/06/21(水)~
緊急事態宣言が発出されて今日まで約3年の間に新型コロナウイルスによる院内感染事例が多数報告され、院内感染対策の重要性が再認識されました。 新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行したことで、幅広い医療機関での診療も可能になり、各施設では院内感染対策のマニュアル作りなどに取り組まれていることと思います。 そこで、感染対策エキスパートの坂本史衣氏が最新の科学的知見を踏まえ、これからの院内感染対策で徹底すべきこと、緩和してもよいことなど、実践例を交えながら解説します。
マスクは?PPEは?ゾーニングは?…知りたいところに手が届く講義です。
坂本氏が現場で蓄積された感染対策のノウハウを、新型コロナウイルスだけに限らず、今後の感染症アウトブレイクを防ぐために、ぜひともお役立てください。
※ケアネットとナースの星(メディバンクス)の共同企画です。
今回のライブは、資料の配布があります。(プレミアム会員、番組購入者限定)
視聴画面の下部にある「ダウンロード」より資料をダウンロードいただけます。
アフターコロナの院内感染対策・新ルール -
COVID-19治療アップデート「薬物治療の考え方13.1」を中心に (全1回) 2022/04/13(水)~
※4月7日時点の情報であることをご留意のうえご覧ください。
COVID-19の治療に関する研究が進み、さまざまな治療薬が開発され、本邦においても新薬が次々と認可されています。COVID-19診療は、パンデミック当初の病勢のコントロールに手をこまねいてた状態から、患者の状況や病態などに合わせて治療薬を選択し、確実に治療していくステージに来ています。 日本感染症学会は、そうしたCOVID-19治療薬の使い方の指針として「COVID-19に対する薬物治療の考え方」をまとめ、公開しています。この指針は常にアップデートされており、現在は、2月18日公開の13.1版が最新版です。 今回、日本感染症学会 COVID-19 治療薬タスクフォースメンバーであり、かつ最前線で治療にあたる黒田浩一氏(神戸市立医療センター中央市民病院 感染症科)が、「COVID-19に対する薬物治療の考え方」のポイントをクリアに解説。軽症・中等症から重症まで、患者の病態に応じた薬剤の選択・タイミング、使用方法、また禁忌や併用注意など、「薬物治療の考え方」には盛り込みきれなかった知見も交えてお届けします。 さらに、薬物治療にとどまらず、呼吸管理など現場でのCOVID-19治療の実際を紹介。COVID-19治療薬の最新情報と実臨床で培われた実践的なノウハウがぎゅっとつまった講義です。COVID-19治療の今を知り、明日からの臨床に生かしてください。
COVID-19治療アップデート「薬物治療の考え方13.1」を中心に -
コロナ抗体療法の実際(全1回) 2021/11/10(水)~
感染者が激増し、病床のひっ迫が大きな課題となった第5波。その中で、新型コロナウイルス感染症の「抗体カクテル療法」が、重症化を防ぐ新たな治療法として注目されました。今回のライブでは、100例以上の抗体療法を行った感染症専門医の武藤義和氏が、治療の実際を解説。新型コロナ抗体療法のメカニズムや、どのような症状の患者に、どのタイミングで投与すると効果的かといったことを、症例を紹介しながらレクチャーします。抗体療法はワクチンと並び、新型コロナウイルス感染症を抑え込む強力な武器になりえます。第6波に備えて各病院や診療所の体制を整えるために、コロナ抗体療法の実際をぜひご覧ください。
※2021年11月6日時点の情報に基づいた講義であることをご留意のうえご視聴ください。
コロナ抗体療法の実際 -
コロナワクチン最速アップデート 現場が今知りたいことにプロが応える(全1回) 2021/10/06(水)~
※2021年10月1日時点の情報に基づいた講義であることをご留意のうえご視聴ください。
ブースター接種は必要か?ブレークスルー感染のリスクは?新型コロナウイルス感染者は落ちつきを見せている一方で、コロナワクチンに関する情報は日々更新され、それに伴う疑問が沸いてきます。今回のライブではコロナワクチンに関する今知りたいことをテーマにワクチンエキスパートである守屋章成氏と日本プライマリ・ケア連合学会副理事長の大橋博樹氏が対談。大橋氏が現場の状況や今知りたいことを共有し、コロナワクチンに関する最新のエビデンスを分析し、発信を続ける守屋氏が応えていきます。ケアネットライブならではのプロ向けの最速アップデートです。
コロナワクチン最速アップデート 現場が今知りたいことにプロが応える -
コロナ禍における認知症アプローチ(全1回) 2021/07/14(水)~
新型コロナウイルス感染症の長期的な流行によって、病院や介護施設における高齢者を取り巻く環境が激変した昨今。認知症医療の新たな課題が浮き彫りになっています。
ワクチン接種が完了しても、感染対策は継続して行わなければなりません。認知症のある人にとっては、マスクや手洗いといった標準的なコロナ感染予防策をすることも簡単でない場合もあり、伝え方にも配慮や工夫が必要です。
さらに、施設で療養中の高齢者は、コロナ感染予防のために家族と長期間会えなかったり、散歩などちょっとした運動もできなかったりなど、日常生活に大きな制限を余儀なくされています。会話や活動の機会が減ることは、身体機能や認知機能の低下に直結します。
「コロナ禍における認知症アプローチ」では、コロナ禍において高齢者が認知症を発症・悪化させないために、医療者や介護者が今できる取り組みを、認知症のスペシャリストの内田 直樹 氏が解説。福岡市で在宅医療や高齢者施設の訪問医療を展開する内田先生が現場で培った実践的な解決策を、明日の診療にぜひ取り入れてみてください。
コロナ禍における認知症アプローチ -
小中学校コロナ感染対策提言(全1回) 2021/07/07(水)~
コロナ禍で心身に不調を来す子どもが増えています。果たして小中学校のコロナ感染対策に一斉休校や行事の中止は必要なのでしょうか。講師の種市尋宙氏は、富山市の教育委員会と連携し子どものコロナ対策にも積極的に取り組む、小児科と小児救急のスペシャリスト。国内外の研究を基に子どもたちのコロナ感染リスクを解説。小中学校で必要なコロナ感染対策について、種市尋宙氏が富山市教育委員会と共同で行った小中学校の子ども感染対策の実例を交え、あるべき方策を提案します。 ※2021年7月7日時点の情報であることをご留意のうえご覧ください。
小中学校コロナ感染対策提言 -
総合内科専門医試験オールスターレクチャー 感染症(全7回) 2021/04/07(水)~
総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医11名を招聘。各科専門医の視点で“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。2022年のアップデート情報を追加し、今年の試験対策としても万全です。
感染症については、国立国際医療研究センター国際感染症センター(※収録当時)の忽那賢志先生がレクチャー。猛威を振るう新型コロナウイルスの最新情報から、試験で問われやすいマイナーな感染症まで、狙いを定めて解説します。
第1回 コロナウイルス
第2回 新型コロナワクチン
第3回 マダニ媒介感染症
第4回 血液培養
第5回 発熱と発疹を伴う感染症
第6回 性感染症
第7回 アップデート2022 -
院内クラスター発生の教訓と対策 聖マリアンナ医科大学の事例に学ぶ(全1回) 2021/03/31(水)~
新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れる医療機関では、院内でクラスターが発生してしまうリスクと隣り合わせです。院内でクラスターをどう防ぎ、もし発生してしまった場合、その状況をどのように克服すればよいでしょうか。 本セミナー「院内クラスター発生の教訓と対策 聖マリアンナ医科大学の事例に学ぶ」では、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院救急医学の佐藤健太郎先生を講師に迎え、実際の院内クラスターの経験をもとに、病院がクラスターに見舞われた際の初期対応から復旧までのプロセスと感染対策を解説します。 「二度とクラスターを起こさない」という強い意志のもとに取り組んでいる、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院の実践的な感染対策を、ぜひ参考にしてください。
※3月25日時点の情報に基いた、3月31日にライブストリーミング配信した講義であることをご留意のうえ、ご覧ください。
院内クラスター発生の教訓と対策 聖マリアンナ医科大学の事例に学ぶ -
コロナ時代の院内感染対策・新ルール Ver.2.0(全1回) 2021/01/29(金)~
聖路加国際病院 感染管理担当の坂本 史衣先生による、コロナ禍における院内感染対策ケアネットライブ第2弾。
この半年間で、新型コロナウイルスに関してさまざまなことがわかってきました。今回のライブでは、明らかになった情報や、新たに蓄積されたデータを踏まえて、院内感染対策で重点的に気をつけるポイント、実践した結果大いに有効だった対策などを中心に、内容をアップデートします。
感染拡大の長期化で、医療機関ではスタッフの疲弊も大きな課題となっています。難しい局面ですが、一人ひとりの精神的な負担を少しでも和らげるため、より気を付けるところ、そうでもないところをエビデンスベースで判断し、院内感染対策にめりはりをつけることも大切です。
医療現場の最前線で今やるべきことを、感染対策エキスパートの坂本先生に学びます。
ケアネットとナースの星(メディバンクス)の共同企画です。
※2021年1月27日時点の情報であることをご留意のうえご覧ください。
コロナ時代の院内感染対策・新ルールVer.2.0 -
コロナワクチン緊急対談 接種済在米医師とワクチンエキスパートが近未来を見通す(全1回) 2021/01/13(水)~
コロナワクチン接種済みの米国・ワシントンD.C.の病院に勤務する米国感染症専門医でもある安川康介氏とワクチンエキスパートの守屋章成氏との緊急対談。米国での新型コロナウイルスの感染状況とワクチン接種の実態などを安川氏が生々しくシェア。守屋氏はファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチンの効果、リスクなどを論文ベースで冷徹に比較検討。最後は2人で論文から読み取れないワクチン接種の課題を米国の実情と重ね合わせながらディスカッション。
2人のインフルエンサー医師が見通す、日米の近未来とは?
※2021年1月10日時点の情報であることをご留意のうえご覧ください。
自他ともに認めるワクチンエキスパート、守屋先生が発信する もぜひご確認ください。
コロナワクチン緊急対談 接種済在米医師とワクチンエキスパートが近未来を見通す -
コロナ時代の院内感染対策・新ルール(全1回) 2020/07/27(月)~
※2020年7月22日時点での情報に基づいた講義であることをご留意のうえ、ご視聴ください。
本セミナーでは、新型コロナウイルスの院内感染予防策について、感染管理専門の坂本史衣先生に解説いただきます。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、多くのほかの感染症と異なり、症状に無自覚な感染者が感染を拡散する原因になりえます。コロナ時代の院内感染対策は、このCOVID-19の特徴を踏まえ、“ビフォーコロナ”時代から進化させ、入念に行う必要があります。坂本先生が現場で蓄積された院内感染対策ノウハウを、COVID-19のさらなる拡大の予防に、ぜひともお役立てください。
ケアネットとナースの星(メディバンクス)の共同企画です。
コロナ時代の院内感染対策・新ルール -
病医院のためのCOVID-19対策Webセミナー 元診療所医師・現検疫官が教える「今現場でなすべきこと」【2020年3月5日配信アーカイブ】(全2回) 2020/03/05(木)~
3月5日にライブストリーミング配信したCOVID-19対策Webセミナーのアーカイブです。
COVID-19に対して医療現場でいかに対応すべきか、元診療所医師・現検疫官である守屋章成氏が最新の知見を踏まえしっかりレクチャーします。2020年3月3日までの情報に基づいた5日配信の講義であることにご留意のうえ、ご視聴ください。 感染防止のためのPPE(個人防護具)の着脱方法は、実演を交えて詳細に説明しています。 ※無料配信期間は終了いたしました。
【前半】講義「今現場でなすべきこと」
【後半】PPE(個人防護具)の着脱方法 実演レクチャー -
ここから始めよう!みんなのワクチンプラクティス -今こそ実践!医療者がやらなくて誰がやるのだ-(全12回) 2013/11/27(水)~
肺炎球菌、ヒブワクチンが定期接種化されるなど、改善の兆しを見せる日本のワクチン事情ですが、先進国から比べればまだまだ不十分な状況に変わりはありません。正しいワクチン接種によって、多くの小児の命が救われ、麻痺や難聴などの高度障害を減らすことができるにもかかわらず、低い接種率、水痘やムンプスワクチンなど未だ任意接種であること、Tdapなどのブースターワクチンの未整備など、問題は山積みです。
こういった状況でありながら医学部ではワクチンを教科として単独の時間配分することは少ないため、ワクチンに不安を感じる母親とのコミュニケーションが図れず戸惑うこともあるのではないでしょうか?
このシリーズでは守屋章成氏が同時接種の可否、接種間隔、望ましい投与経路、疫学状況はどんな状況か、副反応、救済制度はどうなっているか、などの問いに一つずつ触れています。
そして、現場で悩む医師の拠り所となるべく、正しいワクチンの知識を分かりやすく解説し、患者さんの不安を払拭するためのコミュニケーションも実演します。
第1回 ワクチンプラクティスって何?
第2回 学ぶべき4つのVとは?
第3回 その打ち方は正しいのか? Vaccinological principle (1)
第4回 ルールに沿って、しかし速やかに Vaccinological principle (2)
第5回 本当の重要性を知る B型肝炎、ヒブ/小児肺炎球菌 Vaccine formulation & VPD (1)
第6回 子供だけに必要なわけじゃない 破傷風、百日咳 Vaccine formulation & VPD (2)
第7回 軽んじてはいけない 麻疹・風疹、日本脳炎 Vaccine formulation & VPD (3)
第8回 知られざる合併症 水痘、ムンプス Vaccine formulation & VPD (4)
第9回 誤解されている HPV、成人肺炎球菌 Vaccine formulation & VPD (5)
第10回 教科書には載っていない Vaccinee
第11回 4Vで3Cを実践しよう(1) Common schedule & Catch-up schedule
第12回 4Vで3Cを実践しよう(2) Communication on vaccine -
直伝!Dr.守屋の素人独学漢方(全12回) 2012/07/11(水)~
漢方薬を試してみたい!だけど、漢方未経験で系統的に学ぶ機会がない・・・ そんな先生方に贈るDr.守屋のオリジナル独学法! 3つのキーワードと4段階の独学法をベースに、 少しずつ安全に実践しながら守屋章成先生と漢方の世界を勉強していきしましょう!
第1回 素人独学漢方の世界へようこそ!
第2回「まずは体験!漢方的診療」
第3回 キーワード (1)漢方脳 (2)モデル
第4回 キーワード (3)方剤=症候群
第5回 漢方理論の概観
第6回 桂枝湯から始める4段階独学法
第7回 桂枝湯の鑑別:麻黄湯・葛根湯
第8回 桂枝湯の鑑別:柴胡湯類
第9回 婦人科三大処方~気血水の『血』を学ぶ<当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸>
第10回 抑肝散と八味地黄丸~五臓の「肝」と「腎」を学ぶ
第11回 漢方理論にこだわらない方剤~芍薬甘草湯、排膿散及湯、桔梗湯
第12回 安全に漢方処方を始めるために
そこで今回のケアネットライブでは、ワクチンのエキスパートである守屋章氏がエビデンスに基づき、さまざまなワクチンの最新知見をキャッチアップします。守屋氏は家庭医としての臨床経験を持ち、新型コロナ感染拡大期には検疫官として対応。現在は長崎大学大学院 熱帯医学・グローバルヘルス研究科で熱帯医学を学んでいます。
新型コロナワクチンについては、SARS-CoV-2変異の変遷とその対応ワクチンの効果を総括したうえで、現在のXBB 1.5対応ワクチンの評価と今後の方向性に言及。日本では接種が滞っていたHPVワクチンに関しては、安全性のエビデンスを改めて確認し、個別勧奨の再開と9価ワクチン定期接種導入について説明します。
インフルエンザについては、来シーズン承認予定の経鼻弱毒生ワクチンを紹介。さらに、帯状疱疹、肺炎球菌、RSV、コロナ禍で延期された風疹第5期接種という計7疾患のワクチンについて、2023年の主要なトピックを網羅します。
近年、ワクチンの開発と導入が世界的に急ピッチで進んでおり、日本でも、プライマリケア医のみならずすべての医療者により正確な知識が必要になっています。エキスパートによる吟味された最新情報で、あなたのワクチンプラクティスをアップデートしてください。