診療・看護がスムーズになる 認知症患者への関わり方(全2回)

シリーズ解説

認知症患者に治療やケアを拒否されたとき、対応の仕方に頭を悩ませたことがある人は多いのではないでしょうか。 今回のケアネットライブでは、長年認知症の行動・心理症状(BPSD)を研究している群馬大学大学院保健学研究科教授の内田陽子先生が、認知症患者への関わり方についてレクチャーします。
医療者・介護者にとって悩みの種であるBPSDですが、その出現には方程式があります。認知症患者は、使える数少ない言葉を繰り返すことで意思表示をしますが、何度繰り返しても伝わらなかったとき、BPSDは言葉で表現できない「助けて」のサインとして現れるのです。 認知症の中核症状やBPSDを理解し、関わり方を変えることで、治療やケアがスムーズに進む例を紹介。 例えば、食事を拒否されたとき、「たくさん食べないと元気になれませんよ。」とそのまま介助を進めてしまうことはありませんか?食事をとりたがらない理由の一例を示し、解決につながるちょっとした工夫をお教えします。
内田先生曰く、認知症患者への関わりの第1の原則は、相手を変えるのではなく自分を変えること。基本となる考え方はもちろん、個人レベルですぐに取り組める言葉がけなど、現場で役立つノウハウをお届けします。

内田 陽子 先生 群馬大学大学院保健学研究科 教授

配信中の番組

前編 診療・看護がスムーズになる 認知症患者への関わり方 プレミアム対象

  • 診療・看護がスムーズになる 認知症患者への関わり方 | 前編 診療・看護がスムーズになる 認知症患者への関わり方
  • 2023/12/20(水)公開
  • 10分11秒

認知症患者に治療やケアを拒否されたとき、対応の仕方に頭を悩ませたことがある人は多いのではないでしょうか。今回は群馬大学大学院保健学研究科の内田陽子先生が認知症患者への関わり方について講義します。医療者にとって悩みの種であるBPSDですが、その出現には方程式があります。認知症の中核症状やBPSDを理解し、関わり方を変えることで、治療やケアがスムーズに進む例を具体的に紹介。前編では、認知症患者への関わり方の4つの基本についてレクチャーします。

後編 診療・看護がスムーズになる 認知症患者への関わり方 プレミアム対象

  • 診療・看護がスムーズになる 認知症患者への関わり方 | 後編 診療・看護がスムーズになる 認知症患者への関わり方
  • 2023/12/20(水)公開
  • 27分10秒

後編では、「認知症患者の関わりの原則」を具体例を交えながら紹介。個人レベルですぐに取り組める言葉がけなど、現場で役立つノウハウをお届けします。

評価一覧

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4.6(5)
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2024/05/12(日)
70代以上
その他の医療従事者
大変参考になり、思い当たることがありました。 言葉がいかに大切かと感じました。 先生の言われた言葉を参考にしたいと思います
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2024/01/30(火)
60代
薬剤師
病医院勤務
具体的でわかりやすく今後に役に立つ内容でした。言葉がわかりやすいのと内容を文字で要約してくださっているので2倍速でも把握できました。
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2024/01/02(火)
60代
開業医
内科
大変わかりやすく、具体例を挙げられておられ、良かったです。
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2023/12/31(日)
60代
勤務医
内科
わかりやすく、啓発的な内容でした。引き続き色々教えていただけると嬉しいです。
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2023/12/23(土)
60代
勤務医
内科
外来での患者指導もそうですが、医師になった当初からこういうような学ぶ機会があればよかったといつも思う。

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