Dr.香坂の循環器診療フロントライン(全9回)

シリーズ解説

2012年にリリースされた「Dr.香坂の循環器診療 最前線!」。当時の最新の診療方法を解説したこの番組から12年。この間に、循環器診療は大きく変わりました。診断や評価、薬の使い方などについて、新たなやり方が見出されており、かつ、新薬も次々と登場しています。数多くの臨床試験も実施され、常にアップデートされ続けている最新のエビデンスをDr.香坂が読み解き、そこから導き出される最善の治療方法を、的確に提示します。要点が刺さるDr.香坂らしいLogicalでありながら、Emotionalな講義。
取り上げる疾患は、急性/慢性心不全をはじめとして高血圧・高脂血症・不整脈・冠疾患・大動脈弁狭窄や僧帽弁逆流症など。また最新のデバイス治療についても触れていきます。
明日からの循環器診療をアップデートしませんか!

香坂 俊 先生 慶應義塾大学 循環器内科 准教授

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配信中の番組

第1回 急性心不全(AHF) プレミアム対象

  • Dr.香坂の循環器診療フロントライン | 第1回 急性心不全(AHF)
  • 2024/05/30(木)公開
  • 16分36秒

初回に取り上げるのは急性心不全(AHF)です。心不全はどのような循環器疾患であっても問題になる疾患ですが、実態がつかみにくく、対応に難渋することもしばしば。まずは病態について明らかにし、どのように治療していくのかをみていきましょう。急性心不全の治療に関しては、以前からは大きく変わっておらず、「利尿薬」が主体となります。それをどのように使いこなしていくのかを指南します。また、利尿薬にプラスできる治療についてさまざま研究が現在進行形でおこなわれています。それらを紹介しながら、今後の展望についても見ていきましょう。

第2回 慢性心不全(HF) プレミアム対象

  • Dr.香坂の循環器診療フロントライン | 第2回 慢性心不全(HF)
  • 2024/06/13(木)公開
  • 21分25秒

心不全の慢性期治療に関しては数多くの臨床試験が行われており、2020年、2021年あたりからやるべきことが劇的に変化しています。 GDMT(Guideline Based Medical Therapy)と呼ばれる、ARNI SGLT2阻害薬などを含めた複数の薬剤を組み合わせて行う治療により、死亡リスク低下を含め、成果が大きく改善しているのです。しかしながら、ここまでの成果があるにもかかわらず、GDMTでの処方率は上がっていないのが現状です。それはなぜなのでしょうか。Dr.香坂がその理由を指摘し、解決策をお示しします。

第3回 コラム 慢性心不全(HF)について プレミアム対象

  • Dr.香坂の循環器診療フロントライン | 第3回 コラム 慢性心不全(HF)について
  • 2024/07/04(木)公開
  • 7分28秒

前回解説したように、慢性心不全の治療が劇的に変わり、成果が見られるとは言っても、どこかで限界があります。そんななかで医師として、医療者として何ができるのかを考えていく必要があるとDr.香坂は言います。一緒に考えてみませんか。

第4回 急性冠疾患(ACS) プレミアム対象

  • Dr.香坂の循環器診療フロントライン | 第4回 急性冠疾患(ACS)
  • 2024/07/25(木)公開
  • 19分36秒

今回と次回で冠疾患について取り上げます。まずは急性冠疾患(ACS)と慢性冠疾患(CCS)は治療、管理の仕方が全く異なる疾患であることを理解しておきましょう。そのうえで急性冠疾患についての考え方と、最新で最善の診断・治療方法について解説します。

第5回 慢性冠疾患(CCS) プレミアム対象

  • Dr.香坂の循環器診療フロントライン | 第5回 慢性冠疾患(CCS)
  • 2024/08/15(木)公開
  • 22分22秒

今回は、慢性冠疾患(CCS)について取り上げます 安定狭心症は臨床診断であり、血管が狭窄しているからすぐにカテーテルなどの血行再建術を行うのではなく、患者の状況を見ながら、話し合いながら治療方針を決めていく必要があります。そして、2020年に発表された、循環器内科にとって最もインパクトのある試験“Ischemia試験”を読み解き、今後行うべき治療について指南します。

第6回 大動脈弁狭窄(AS)・僧帽弁逆流症(MR) プレミアム対象

  • Dr.香坂の循環器診療フロントライン | 第6回 大動脈弁狭窄(AS)・僧帽弁逆流症(MR)
  • 2024/09/05(木)公開
  • 13分12秒

弁膜症に対する治療は、大動脈弁狭窄症に対して「TAVR:経カテーテル的大動脈弁置換術」が、僧帽弁逆流症に対しては「経皮的僧帽弁接合不全修復術」といった内科的治療が登場したことにより、大きく変化しました。この10年で循環器診療のなかで最も進捗があったといえるでしょう。 大動脈弁狭窄症と僧帽弁逆流症は全く別の病態です。薬物治療が全く通用しないAS、薬物治療が重要なMS。それぞれの機序を確認し、それぞれの治療の適応やタイミング、行うべき薬物療法などについて解説します。

評価一覧

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4.8(22)
★★★★★
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2024/09/06(金)
60代
勤務医
泌尿器科
面白かったです。
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2024/09/06(金)
40代
勤務医
神経内科
最新の知見を分かりやすく解説していただきました
★★★★★
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2024/08/28(水)
40代
勤務医
消化器内科
分かりやすいです
★★★★★
★★★★★
2024/08/28(水)
30代
勤務医
その他
心不全患者さんを診る上での心構えとしてはよく分かりましたが、もう少し学術的な内容にして頂きたかったです。 Fantastic 4についての踏み込んだ解説を期待しました。
★★★★★
★★★★★
2024/08/26(月)
30代
勤務医
糖尿病・代謝・内分泌内科
明快で明日の診療につながる良いご講義有り難うございました。

今後の配信予定

  • 2024/09/26(木)

    第7回 高血圧・高脂血症

  • 2024/10/17(木)

    第8回 不整脈・デバイス治療

  • 2024/11/07(木)

    第9回 その他の話題

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