大地震発生!そのとき僕らがすべきこと‐フツウの医師のための災害医療入門‐(全6回)
シリーズ解説
配信中の番組
第1回 地震大国日本の災害医療の今 プレミアム対象
- 2017/07/12(水)公開
- 12分41秒
世界で発生する地震の2割は日本で起きている。地震大国日本に住む以上、いつ被災し、被災地で医師として働くことになったとしてもおかしくありません。被災地の病院はどんな状況に置かれるのか?近年の大震災から見えてくる、日本の災害医療の現状と課題を佐藤栄一先生が解説します。
第2回 災害時の医療体制を知る‐専門チームの役割とは プレミアム対象
- 2017/07/19(水)公開
- 18分43秒
阪神・淡路大震災では、「初期医療体制の遅れ」が防ぎ得た死を生みました。この経験をもとに、日本の災害医療体制は整備されています。今回は災害医療の体制とその中で医療支援チームがどのような役割を担うのか、支援チームの効果的な活動を促すために被災地の医師に求められることを解説します。
第3回 【発災~1週間】これが絶対不可欠なファーストアクション! プレミアム対象
- 2017/07/26(水)公開
- 21分43秒
地震発生直後、「DMATなどの医療支援チームが到着するまで」と「到着してから」に分けて、被災地の医師がすべきことを解説します。発災初期の行動原則は「CSCATTT」。混乱を最小限に抑え、最大限の医療活動を可能にする原則を押さえてください。
第4回 【発災2週間~】震災関連死を防げ! プレミアム対象
- 2017/08/09(水)公開
- 17分24秒
発災から2週間以後の亜急性期に必要な災害医療は、慢性疾患の増悪予防と、震災関連死を減らすための対応です。最も頻度の高い高齢者の肺炎、そして災害時に注目されるPTSDへの初期対応は、すべての支援者が押さえておくべきポイントです。
第5回 【避難所生活】必ず診るべきポイントと介入時の注意点 プレミアム対象
- 2017/08/16(水)公開
- 11分23秒
避難所で起きる健康被害の中には、「介入のしすぎ」が原因のものがあると知っていますか?適切な支援のために、押さえておくべき生活不活発病の概念と対応のノウハウを佐藤栄一先生が解説します。生活不活発病チェックリストをスクリーニングに活用してください。
第6回 災害時の診療記録と医薬品供給体制 プレミアム対象
- 2017/08/23(水)公開
- 17分7秒
災害医療のキモは、「情報共有」。個々の患者に適切な医療を行うために、また感染症の蔓延を未然に防ぐために、制度が整えられてきています。災害時の診療記録の統一フォーマットである「災害診療記録報告書」そして、「J-SPEED」の書式や使い方を押さえておきましょう。被災時、医薬品をどう確保するか、これも必ず知っておきたい情報です。※災害診療記録報告書及びJ-SPEEDは2018年に改訂されました。最新の書式はシリーズページ上部の「J-SPEED Project」のリンクをご参照ください。
資料はこちらよりダウンロードいただけます。
第5回 生活不活発病チェックリスト
第6回 災害時診療記録の統一フォーマット J-SPEED Project 2018改訂版