CGMの適用拡大 糖尿病管理デバイスを使いこなす!(全1回)

シリーズ解説

2022年4月の診療報酬改定に伴う保険適用の拡大により、持続血糖モニター(CGM:Continuous Glucose Monitoring)がインスリン治療を行っているすべての糖尿病患者で使用できるようになりました。CGMデータの管理に用いるクラウドデータシェアリングも普及しつつあり、今後の糖尿病治療の診療スタイルが大きく変わると注目されています。

現在の糖尿病治療において頻用される血糖管理指標の代表はHbA1cと血糖値ですが、HbA1cや血糖値では細かな血糖変動を把握することは困難という課題があります。CGMを活用することで、HbA1cや血糖値では評価できなかった詳細な血糖変動の情報を得て、1日24時間の血糖変動全体をコントロールすることが可能になります。

一方、実臨床においてCGM導入の障壁として挙げられるのが、コストの問題とCGMデータが膨大であるため診療時間が増加してしまうこと。本講義では、日常診療でこれらのデバイスをどのように活用していくべきかについて、実際の症例を含めて解説していきます。

CGMのほか、インスリン注入を自動で調整するインスリンポンプなどの最先端糖尿病管理デバイスについても紹介します。ニューノーマル時代の糖尿病診療を学び、ぜひ日常診療に生かしてください。

髙橋 紘 先生 東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科

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CGMの適用拡大 糖尿病管理デバイスを使いこなす! プレミアム対象

  • CGMの適用拡大 糖尿病管理デバイスを使いこなす! | CGMの適用拡大 糖尿病管理デバイスを使いこなす!
  • 2022/04/20(水)公開
  • 47分12秒

2022年4月の診療報酬改定に伴う保険適用の拡大により、持続血糖モニター(CGM:Continuous Glucose Monitoring)がインスリン治療を行っているすべての糖尿病患者で使用できるようになりました。CGMデータの管理に用いるクラウドデータシェアリングも普及しつつあり、今後の糖尿病治療の診療スタイルが大きく変わると注目されています。

現在の糖尿病治療において頻用される血糖管理指標の代表はHbA1cと血糖値ですが、HbA1cや血糖値では細かな血糖変動を把握することは困難という課題があります。CGMを活用することで、HbA1cや血糖値では評価できなかった詳細な血糖変動の情報を得て、1日24時間の血糖変動全体をコントロールすることが可能になります。

一方、実臨床においてCGM導入の障壁として挙げられるのが、コストの問題とCGMデータが膨大であるため診療時間が増加してしまうこと。本講義では、日常診療でこれらのデバイスをどのように活用していくべきかについて、実際の症例を含めて解説していきます。

CGMのほか、インスリン注入を自動で調整するインスリンポンプなどの最先端糖尿病管理デバイスについても紹介します。ニューノーマル時代の糖尿病診療を学び、ぜひ日常診療に生かしてください。

評価一覧

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4.4(5)
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2022/11/21(月)
40代
勤務医
内科
よくわかりました。
★★★★★
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2022/05/31(火)
60代
開業医
整形外科
参考になる
★★★★★
★★★★★
2022/05/25(水)
60代
勤務医
呼吸器外科
大事な事項ですが、専門性が高く長い。
★★★★★
★★★★★
2022/05/18(水)
60代
勤務医
泌尿器科
具体的な施設名がほしい
★★★★★
★★★★★
2022/04/25(月)
60代
勤務医
消化器内科
非常に良かったです。 隙間を埋めることができました。

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