ケアネットライブ Immunology by Medii (全3回)

シリーズ解説

膠原病は、不適切な自己免疫反応により、臓器など全身の結合組織を中心に炎症が発生し、多くの場合多臓器に障害を及ぼす自己免疫疾患です。自己免疫反応が働く発生機序や疾患の病態は未解明な部分が多く、そのため膠原病の適切な診断・治療には専門的な知見が求められます。
そこで、多くの難病や新しい治療法の理論的な基盤となるImmunology(免疫学)に着目し、株式会社Mediiと共同で2ヵ月に1回「ケアネットライブ Immunology by Medii」をお届けします。 株式会社Mediiの詳細はこちら

阿部 靖矢 先生 苫小牧市立病院 内科福井 翔 先生 杏林大学 総合医療学教室/聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center吉田 常恭 先生 京都大学 免疫・膠原病内科

配信中の番組

第1回 膠原病を疑う「自己抗体」解釈の秘訣 プレミアム対象

  • ケアネットライブ Immunology by Medii  | 第1回 膠原病を疑う「自己抗体」解釈の秘訣
  • 2022/08/31(水)公開
  • 57分24秒

Medii認定専門医でもある京都大学免疫・膠原病内科の吉田常恭先生が、膠原病診療において必要不可欠な「自己抗体」の検査解釈について解説します。
さまざまな自己抗体の中から、内科医なら必ず押さえておきたい4つの自己抗体「リウマチ因子」「抗CCP抗体」「抗核抗体」「ANCA」に焦点を当て、最新の疫学や論文のエビデンスをもとに学びます。 膠原病を疑う自己抗体の検査解釈の秘訣を知りたい方はぜひご視聴ください。

第2回 見逃し症例から学ぶ 膠原病による神経障害 プレミアム対象

  • ケアネットライブ Immunology by Medii  | 第2回 見逃し症例から学ぶ 膠原病による神経障害
  • 2022/10/26(水)公開
  • 43分10秒

Medii認定専門医である苫小牧市立病院内科の阿部靖矢先生が、膠原病による「神経障害」について解説します。
膠原病による神経障害は、他の疾患でも起こりうる症状が多く、特発性の神経疾患と区別することは容易ではありません。 今回は、シェーグレン症候群や関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど、膠原病のなかでも神経障害を伴いやすく、その症状が原疾患によるものだと気づきにくい7つの疾患を取り上げ、臨床知識を整理します。
世界各国のエビデンスと阿部先生が実際に経験した症例をもとに、それぞれの疾患に伴う神経障害の特徴を丁寧にレクチャーします。多くの難症例を診てきた専門医ならではの実臨床に直結する内容です。ぜひこの機会に、膠原病に対する理解を深めてください。

第3回 見逃し症例から学ぶ関節炎 プレミアム対象

  • ケアネットライブ Immunology by Medii  | 第3回 見逃し症例から学ぶ関節炎
  • 2022/12/28(水)公開
  • 50分0秒

杏林大学 総合医療学教室助教、聖路加国際病院 リウマチ膠原病センターの福井翔先生が、「関節炎」について解説します。
関節炎は、その原因が多岐にわたるため、系統的な鑑別手順を理解していなければ診断が難しい病態の1つです。とくに膠原病が関わる関節炎は、経験症例数も限られるため、苦手意識を持つ先生も多いのではないでしょうか。
今回は、膠原病診療の原則と、それを活用した関節炎診療の思考プロセスをわかりやすく伝授します。 講義では、福井先生が経験した数多くの症例のなかで、見逃してはいけない重要な症例を厳選して紹介。関節炎診療の考え方と実臨床で気を付けるべきポイントを学びます。
次々と提示される症例に、あなたならどう対応するか。ぜひ一緒に考えながらご覧ください。

評価一覧

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4.7(18)
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2024/03/18(月)
50代
開業医
整形外科
発熱が先か関節炎が先か。関節炎は感染が否定的なら、関節外症状に要注意。勉強になります。話し方が岡田先生に似てます。いいことです。
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2023/03/12(日)
50代
勤務医
神経内科
膠原病 リウマチ関連は専門外だが時々遭遇し当院に専門医不在の為、関連病院の専門医に紹介 することが多い。RA++でもシューグレン症候群や関節エコー、偽痛風の診断 ベーチェット、Stil病 まで広範囲の疾患のポイントが良くまとまっている。非専門医にはやや難の面もある。
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2023/01/30(月)
40代
勤務医
外科
日常診療に参考になりました。
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2023/01/23(月)
40代
勤務医
呼吸器内科
よくまとまっており知識の整理ができました。
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2023/01/20(金)
40代
勤務医
内科
興味深かったです。

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