目で学ぶ安全な中心静脈穿刺(全1回)

シリーズ解説

中心静脈カテーテル挿入(CVC)は、高カロリー輸液や薬剤の投与などの目的で広く行われています。非常に一般的な手技である反面、リスクは高く、医療事故による患者の死亡でもっとも多いのが、実は中心静脈穿刺によるものです。
2017年に医療安全調査機構はほぼ毎月の頻度でCV穿刺に関わる事故が起きていると報告しましたが、5年経過した現在も事故の頻度は減っていません。今回のケアネットライブでは医療安全調査機構 CVC合併症専門分析部会の一員でもある、杏林大学 麻酔科教授 徳嶺譲芳氏が正しい穿刺手技、穿刺部位の解剖、中心静脈穿刺合併症について講義します。
CV穿刺をエコー下で行うことは定着してきましたが、エコー透視下で逆に犯しがちなエラーについても注意喚起します。番組ではシミュレーターを使用し、手順を一つひとつ丁寧に解説しています。目で見てしっかり学び、ご自身のトレーニングにお役立てください。

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德嶺 譲芳 先生 杏林大学医学部 麻酔科学教室 教授

配信中の番組

目で学ぶ安全な中心静脈穿刺 プレミアム対象

  • 目で学ぶ安全な中心静脈穿刺 | 目で学ぶ安全な中心静脈穿刺
  • 2023/01/18(水)公開
  • 41分28秒

中心静脈カテーテル挿入は、高カロリー輸液や薬剤の投与などの目的で小児から成人にまで広く行われています。非常に一般的な手技である反面、リスクは高く、医療事故による患者の死亡でもっとも多いのが、実は中心静脈穿刺によるものです。
2017年に医療安全調査機構はほぼ毎月の頻度でCV穿刺に関わる事故が起きていると報告しましたが、5年経過した現在も事故の頻度は減っていません。このため、医療安全調査機構は専門分析部会を立ち上げ、新たな提言を出す準備をしています。
今回のケアネットライブでは専門分析部会の一員でもある、杏林大学 麻酔科教授 徳嶺譲芳氏が正しい穿刺手技、穿刺部位の解剖、中心静脈穿刺合併症について講義します。
CV穿刺をエコー下で行うことは定着してきましたが、エコー透視下で逆に犯しがちなエラーについても注意喚起します。番組ではシミュレーターを使用し、手順を一つひとつ丁寧に解説しています。目で見てしっかり学び、ご自身のトレーニングにお役立てください。

評価一覧

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4.8(12)
★★★★★
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2024/11/15(金)
60代
勤務医
神経内科
自分は,世代的に,see one, do one, teach oneで育ってきたので,振り返ると恐ろしいことしてきたなと思います.幸い,CVC留置で事故は起こしたことはありませんでしたが,医療安全のためにも,特に指導者は,このビデオをじっくり見て,安全な穿刺手技を教えてほしいと思います.
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2024/06/22(土)
20代以下
医学生
とても素晴らしいです。 何より実際に操作しながらの説明なので実践的です。 器具の準備からの説明があればなお完璧でした。 他の手技の動画も出してほしいです。
★★★★★
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2023/12/28(木)
30代
勤務医
消化器内科
エコーガイド下穿刺法に関して、とても丁寧な解説で分かりやすいです。 自分の手技の見直しになりましたし、研修医の先生にもこの動画を教えたいと思いました。 また、日本医療安全調査機構のホームページをみるきっかけにもなりました。
★★★★★
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2023/08/30(水)
60代
勤務医
整形外科
素晴らしい講義でした。
★★★★★
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2023/08/23(水)
40代
開業医
小児科
こういうハンズオンでやるのがふさわしい内容を、座学でここまで説明できるのは素晴らしいと思います。エコーガイド下が主流になってきていますが、やはりエコーを「適切に」使うことが肝要ですね。初学者よりも指導者側こそ見ておくべき内容だと思います。

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