ガイドラインから学ぶ動脈硬化性疾患予防のポイント(全1回)

シリーズ解説
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2022年に5年ぶりに改訂された「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」。今回の改訂では、脂質異常症の新しい診断基準が発表されました。 これまで脂質異常症の診断におけるトリグリセライドの基準は「空腹時150mg/dL」だけでしたが、今回の改訂によって、「随時175mg/dL」の基準値が設定されました。 そのほかにも、絶対リスク評価手法として吹田スコアに代わり久山町スコアが採用されたことや、二次予防の対象にアテローム血栓症脳梗塞を追加したことなど、主に4つの大きな改訂ポイントがあります。
今回のケアネットライブ「ガイドラインから学ぶシリーズ」は、この「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」を取り上げ、4つの改訂点を中心に解説します。
講師は、国立病院機構 栃木医療センター 内科副部長・内科医長の矢吹拓先生。 今回のガイドライン改訂のポイントをその背景にあるエビデンスまで深く掘り下げてレクチャーします。ぜひご覧ください。

矢吹 拓 先生 国立病院機構 栃木医療センター 内科副部長・内科医長

配信中の番組

ガイドラインから学ぶ動脈硬化性疾患予防のポイント プレミアム対象

  • ガイドラインから学ぶ動脈硬化性疾患予防のポイント | ガイドラインから学ぶ動脈硬化性疾患予防のポイント
  • 2023/02/15(水)公開
  • 55分41秒

これまで脂質異常症の診断におけるトリグリセライドの基準は「空腹時150mg/dL」だけでしたが、今回のガイドライン改訂によって、「随時175mg/dL」の基準値が設定されました。 そのほかにも、絶対リスク評価手法として吹田スコアに代わり久山町スコアが採用されたことや、二次予防の対象にアテローム血栓症脳梗塞を追加したことなど、主に4つの大きな改訂ポイントがあります。
今回は、国立病院機構 栃木医療センター 内科副部長・内科医長の矢吹拓先生が、「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022」の4つの改訂点を丁寧に解説。
ガイドライン改訂のポイントをその背景にあるエビデンスまで深く掘り下げてレクチャーします。

評価一覧

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2023/02/20(月)
20代以下
研修医
精神科
さっすーがにこの領域の臨床適応についてこのタイミングで動脈硬化症について教え込んでくださる講義。良すぎです。
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2023/02/18(土)
60代
勤務医
内科
ガイドラインでの推奨と根拠となる論文の相違点が指摘されており参考になった。ただしJ-DOIT3では、対象群もコレステロールがかなり下がってしまっていることへの言及がなく不充分であった。また、疾患にかかっていない方から見てみたなども参考になった。
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2023/02/16(木)
40代
薬剤師
病医院勤務
わかりやすい、数字の根拠がわかった。

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