知らないと困る!骨粗鬆症(全7回)
シリーズ解説
- 第1回 機序と疫学
- 第2回 原発性骨粗鬆症の評価と診断
- 第3回 続発性骨粗鬆症の原疾患
- 第4回 食事・運動療法
- 第5回 薬物療法
- 第6回 薬物療法の注意点
- 第7回 多職種連携と転倒予防の取り組み
配信中の番組
第1回 機序と疫学 プレミアム対象
- 2023/12/07(木)公開
- 11分21秒
まずは、骨粗鬆症の発症機序と疫学について学びます。骨代謝回転などの基本知識や、低骨量を呈する疾患、骨折の好発部位や死亡リスクの高い部位について整理。高齢化が著しいわが国の社会課題ともいえる骨粗鬆症の現状について解説します。
第2回 原発性骨粗鬆症の評価と診断 プレミアム対象
- 2024/01/04(木)公開
- 13分58秒
原発性骨粗鬆症の診断基準、骨量測定検査や椎体骨折評価について解説します。自覚症状が乏しい骨粗鬆症ですが、ツールを用いることで簡単にリスク評価ができます。ウェブ上ですぐに使えるリスク評価ツールや、機器なしで脊柱変形をアセスメントできる方法を紹介。最もスタンダードな骨量測定法であるDXA法に関する患者からのよくある質問にもお答えします。
第3回 続発性骨粗鬆症の原疾患 プレミアム対象
- 2024/01/25(木)公開
- 11分22秒
生活習慣病や薬剤などさまざまな要因によって発症する骨粗鬆症。今回は糖尿病、CKD、関節リウマチなどの代表的な原疾患とステロイド性骨粗鬆症を中心にレクチャーします。各疾患はどのようなメカニズムで骨粗鬆症を引き起こすのでしょうか?とくに注意すべき薬剤は?ステロイド性骨粗鬆症については、治療開始基準やステロイド投与終了後の治療の見直しタイミングを学びます。
第4回 食事・運動療法 プレミアム対象
- 2024/02/15(木)公開
- 13分13秒
骨強度低下の主な要因は、日光不足、栄養不足、運動不足の3つ。この3つの不足を補うことが当然骨折予防の基本となりますが、誤解している方もいるようです。たとえば、カルシウムはとればとるほど骨折リスクを減らすわけではありません。では、どのような基準で食事をとればいいのでしょうか?運動については、有酸素運動やレジスタンス運動、柔軟性運動などを組み合わせて行うことが効果的。東京都健康長寿医療センター推奨の1分程度でできる簡単な運動方法もレクチャーします。
第5回 薬物療法 プレミアム対象
- 2024/03/07(木)公開
- 13分7秒
骨粗鬆症治療薬には数多くの種類があり、投与経路や投与頻度もさまざま。骨形成促進作用と骨吸収抑制作用の両方を併せ持つ新薬も登場しています。代表的な薬剤の作用と特徴を押さえ、個々の患者に合った薬剤選択と長期的な治療方針の立て方について学びましょう。
第6回 薬物療法の注意点 プレミアム対象
- 2024/03/28(木)公開
- 15分7秒
各薬剤の副作用と具体的な対策について解説。骨粗鬆症治療薬の多くは腎代謝のため、腎機能低下がある場合にはとくに注意が必要です。休薬するとただちに骨密度低下を来す薬剤もあり、治療開始前のプランニングが欠かせません。重大な副作用である顎骨壊死については症例写真を提示し、予防の基本的な考え方を示します。
第7回 多職種連携と転倒予防の取り組み プレミアム対象
- 2024/04/18(木)公開
- 13分32秒
骨粗鬆症治療や骨折予防において多職種連携は極めて有効です。顎骨壊死予防のための医科歯科連携や、多職種による転倒対策チーム活動などが広がっています。とくに転倒の2~3割は介入によって未然に防げるといわれており、転倒予防策は重要です。ベッドサイドに掲示するピクトグラムなど積極的に取り入れましょう。