Dr.安田のクリアカット腎臓学(全6回)
シリーズ解説
- 第1回 血尿と蛋白尿のとらえ方
- 第2回 尿沈渣を理解する!
- 第3回 症候と腎機能から捉える
- 第4回 腎生検から捉える(1)
- 第5回 腎生検から捉える(2)
- 第6回 腎疾患をとらえる枠組みを使いこなそう
配信中の番組
第1回 血尿と蛋白尿のとらえ方 プレミアム対象
- 2010/09/10(金)公開
- 35分0秒
腎臓病学を志す人だけでなく、診療の一部として腎疾患に関わる医師、身近に専門家が居なくて困っている医師、レジデントや学生に役立つように、腎疾患診療、腎臓病学の入門編として、内科系の初期研修終了程度のレベルを想定して企画されたこの「Dr.安田のクリアカット腎臓学」の最も特徴的な点は、広範にわたる腎臓病学の分野のなかで、これまで腎専門家(臨床医、研究者)が興味を持ってきたことからは少し離れて、診療をするうえで何が大切であるかを考慮していることです。主要な症候や兆候をどのように理解し、それからどのような腎尿路疾患を疑い、どう検査を計画し治療に至るかという観点が全編に貫かれています。 番組では、糸球体疾患を重点的に解説してゆきます。今回は、知っているようで、実は、落とし穴だらけの「血尿と蛋白尿のとらえ方」です。目からウロコが落ちる安田隆流の講義にご期待ください。
第2回 尿沈渣を理解する! プレミアム対象
- 2010/09/10(金)公開
- 29分45秒
「Dr.安田のクリアカット腎臓学」は、腎臓病学を志すものだけでなく、診療の一部として腎疾患に関わる医師、身近に専門家が居なくて困る医師、レジデントや学生に役立つ、腎疾患診療、腎臓病学の入門番組です。内科系の初期研修終了程度のレベルを想定して企画されました。特に知識よりも、考え方・とらえ方を理解していただきます。ワンセンテンスで考え方・とらえ方を述べられるようになるのがゴールです。また、腎疾患の病態はできるだけ単純化して代表的なものを取り上げることにします。今シリーズは、糸球体疾患を重点的に解説します。そして、第2回は、知っているようで、実は、落とし穴だらけの「尿沈渣のとらえ方」です。安田隆先生の講義は、本当に目からウロコですのでご期待ください。
第3回 症候と腎機能から捉える プレミアム対象
- 2010/09/10(金)公開
- 47分0秒
「Dr.安田のクリアカット腎臓学」は、腎臓病学を志す人だけでなく、診療の一部として腎疾患に関わる医師、身近に専門家が居なくて困っている医師からレジデント、学生まで役立つ、腎疾患診療、腎臓病学の入門番組です。内科系の初期研修終了程度のレベルを想定した内容になっています。知識よりも、ワンセンテンスで考え方・とらえ方を述べられるようになることに重点を置いています。 今回は、いよいよ、シリーズの中核にあたる「糸球体疾患の枠組み」を解説します。症候群による分類から始まり、機能的な分類、病理学的分類、一次性か二次性かによる分類というように、腎疾患を多面的に見ながら臨床診断に到達するプロセスを披露します。目からウロコの安田隆先生の講義をご期待ください。
第4回 腎生検から捉える(1) プレミアム対象
- 2010/11/05(金)公開
- 30分0秒
「Dr.安田のクリアカット腎臓学」は、腎臓病学を志している方だけでなく、診療の一部として腎疾患に関わる医師、身近に専門家が居なくて困っている医師、レジデントや学生にも役立つ、腎疾患診療、腎臓病学の入門番組です。特に知識よりも、考え方・とらえ方を理解していただきます。ワンセンテンスで考え方・とらえ方を述べられるようになるのがゴールです。前回は「糸球体疾患の枠組み」をイメージで捉えるコツを取り上げましたが、今回はそれをベースに、実際の腎生検の画像を解説していきます。皆さんが取っつきにくいと思っていた画像が、意外なくらい理解できることを実感してください。ここでも、安田隆先生の明快な講義が炸裂します。
第5回 腎生検から捉える(2) プレミアム対象
- 2010/11/05(金)公開
- 33分30秒
腎疾患を考える上で基本となる糸球体疾患の考え方、とらえ方を学ぶシリーズもいよいよ佳境に入ってきました。今回は前回に引き続き、腎疾患を捉える上で重要な枠組みの一つ、「腎生検」の見方を解説します。前回は主に細胞成分の変化を伴う病変を見てきましたが、今回は、糸球体基底膜やメサンギウム基質といった構造物の変化を伴う病変 (例:膜性腎症、巣状分節性糸球体硬化症)について、染色画像や電顕画像を交えながら特徴的な所見を見ていきます。 また、腎生検の中でも注意すべき病変である、微小変化病変、膜性増殖性糸球体腎炎についても学んでいただきます。安田隆先生独特の軽快な語りは今回も健在です。どうぞ安田ワールドを堪能して下さい。
第6回 腎疾患をとらえる枠組みを使いこなそう プレミアム対象
- 2010/11/05(金)公開
- 34分50秒
糸球体疾患を捉える基本的な枠組みを学ぶシリーズも今回が最終回です。 これまで、ひとつの症例(プロブレムリスト)をベースにして学んできた3つの枠組み、「症候群的分類」「腎機能的分類」「病理学的分類」に続いて、今回は糸球体疾患の鑑別時に忘れがちな四つ目の枠組み「一次性か二次性かどうか」について、蛍光所見などを交えながら具体的な考え方を解説していきます。 番組の最後には、本シリーズを総括する「まとめ」として、これまでの枠組みを臨床で役立てるための心構えに関するメッセージもあり、頭をスッキリ整理するにはもってこいです。番組収録に参加してくれた受講生の先生方は、安田隆先生の独特でわかりやすい語り口によって、「もっと腎臓学を知りたい、もっと聞きたい」という欲求に駆られたそうです。どうぞ最後の安田ワールドを楽しんでください。