Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬(全11回)

シリーズ解説

たくさんの抗菌薬の正しい使い方を身に付けるのは容易ではありません。CareNeTVにその問題を解消する新番組が登場します。
講師の伊東 完 先生は、東大感染症内科で得た知見をベースに、抗菌薬を「ストーリー」で学ぶ手法を生み出しました。抗菌薬発展の歴史やその背景など、一見不要とも思われる事柄と共に流れで学ぶことで抗菌薬の勉強が丸暗記ではない楽しいものに変貌します。
もう1つのポイントは、よく使う抗菌薬であるβラクタム系抗菌薬から学習すること。日常の臨床をほぼカバーできるβラクタム系をまず押さえ、必要に応じて関連するそれ以外の抗菌薬の知識を肉付けしていくので自然に記憶に残ります。
Dr.伊東がラジオパーソナリティのように「ストーリーで語る抗菌薬」。気軽に視聴するだけで抗菌薬の使い方が驚くほどらくらくと身に付くことでしょう。

伊東 完 先生 東京医科大学茨城医療センター 総合診療科 臨床講師

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配信中の番組

第1回 抗菌薬の学び方 プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第1回 抗菌薬の学び方
  • 2024/04/04(木)公開
  • 8分1秒

最初に本シリーズの特徴である「抗菌薬をストーリーと共に学ぶこと」「臨床でよく使うβラクタム系抗菌薬から学ぶこと」のメリットを体験してください。細菌に関する必須知識も、グラム陽性球菌・グラム陰性桿菌・嫌気性菌の3つの分類に絞って整理します。

第2回 ペニシリンG プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第2回 ペニシリンG
  • 2024/04/18(木)公開
  • 8分48秒

今回のテーマは東大式抗菌薬学習法の基本となるペニシリンGです。有名なペニシリン発見の逸話に始まるストーリーに位置付けて学べば、そのスペクトラムも容易に記憶に残ります。肺炎球菌性肺炎診断のポイントについても触れます。

第3回 ペニシリン系の全体像 プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第3回 ペニシリン系の全体像
  • 2024/05/09(木)公開
  • 5分36秒

ペニシリンG→ アンピシリン→ アンピシリン・スルバクタム→ ピペラシリン・タゾバクタムという進化の歴史に沿ってペニシリン系抗菌薬の全体像とスペクトラムをつかみます。薬剤耐性についてもコンパクトに解説します。

第4回 セファゾリン プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第4回 セファゾリン
  • 2024/05/30(木)公開
  • 6分14秒

今回からはβラクタム系抗菌薬のうちセフェム系を取り上げます。まずは第1世代のセファゾリンです。ペニシリン系抗菌薬のスペクトラムとの関連や、細菌に関する興味深いエピソードなどを紹介しながら、語呂合わせも用いてわかりやすく解説します。地域ごとのアンチバイオグラム(薬剤感受性データ)の確認方法についても触れます。

第5回 セフトリアキソン プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第5回 セフトリアキソン
  • 2024/06/20(木)公開
  • 4分42秒

前回に続きセフェム系抗菌薬について学びます。今回は第3世代のセフトリアキソンがテーマです。セフトリアキソンは救急外来で遭遇する感染症のかなりの部分をカバーできる抗菌薬。その幅広いスペクトラムを押さえましょう。また、セフトリアキソンはインフルエンザ桿菌に有効ですが、その作用機序の分かりやすい解説を通じて薬剤耐性への理解も深めます。

第6回 セフェピム プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第6回 セフェピム
  • 2024/07/11(木)公開
  • 5分47秒

セフェム系抗菌薬の第4世代、セフェピムが今回のテーマです。第3世代との違いを押さえましょう。加えて、先に学んだペニシリン系とセフェム系とを比較することで双方の全体像を把握します。セフェピムによって起こりうる神経症状、セフェピム脳症と中枢神経移行性に関する考察も必見です。

第7回 カルバペネム系 プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第7回 カルバペネム系
  • 2024/08/01(木)公開
  • 7分33秒

カルバペネム系抗菌薬について比較的よく使われているメロペネムを中心に解説します。メロペネムは、よく似たスペクトラムを持つペニシリン系の合剤であるピペラシリン・タゾバクタムと比較して理解します。また、セフェム系の中で特殊な存在であるためこれまで触れなかったセファマイシン系のセフメタゾールについても説明します。

第8回 ST合剤 プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第8回 ST合剤
  • 2024/08/22(木)公開
  • 7分45秒

これまで扱ってきたβラクタム系抗菌薬はすべて静注薬でした。今回から、これらの静注薬の経口薬への置換について考えます。セフトリアキソンの経口置換薬として用いられるのがST合剤です。ST合剤を用いる理由・その特徴などについて、ST合剤開発時のエピソード・副作用を利用した関連薬剤の話題などのさまざまなストーリーを交えて解説します。

第9回 レボフロキサシン プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第9回 レボフロキサシン
  • 2024/09/12(木)公開
  • 8分52秒

今回はセフェピムの経口置換を考えます。同じβラクタム系には該当する薬剤がなく、スペクトラムの広いキノロン系抗菌薬のレボフロキサシンが登場します。レボフロキサシンには注意点がたくさんあるので、これを中心に解説します。キノロン系抗菌薬の使い分け、キノロン系抗菌薬が有効な炭疽菌などによるバイオテロについても触れます。

第10回 メトロニダゾールとクリンダマイシン プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第10回 メトロニダゾールとクリンダマイシン
  • 2024/10/03(木)公開
  • 6分34秒

今回考えるのはピペラシリン・タゾバクタムの経口置換です。広いスペクトラムを有するピペラシリン・タゾバクタムですが、とくに嫌気性菌をカバーすることが大きな特徴です。そこで登場するのが嫌気性菌キラーであるメトロニダゾールとクリンダマイシン。両者を比較しながらそれぞれの特徴について詳しく解説します。

第11回 これからの抗菌薬の学び方 プレミアム対象

  • Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬 | 第11回 これからの抗菌薬の学び方
  • 2024/10/24(木)公開
  • 4分19秒

本シリーズもいよいよ最終回。ここまで10回の番組を通じてストーリーと共に学んできた抗菌薬の全体像を振り返ります。最後にこれからの抗菌薬の学び方のコツをDr.伊東が伝授します。

評価一覧

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4.8(85)
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2024/12/11(水)
50代
勤務医
循環器内科
分かりやすい
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2024/11/17(日)
60代
歯科医師
まずまずです
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★★★★★
2024/11/17(日)
70代以上
その他
その他
分かりやすい
★★★★★
★★★★★
2024/11/11(月)
30代
研修医
内科
内容はわかりやすいと思うのですが、背景音楽の音量が大きすぎて無理でした(途中で断念しました)。 音楽なしにして頂けたら有難いです。。
★★★★★
★★★★★
2024/11/10(日)
20代以下
研修医
臨床研修医
抗菌薬に対して苦手意識が強く、基礎から学びたかったのでとても勉強になりました。先生の穏やかな声と上品な話し方のおかげで、嫌気がさすこと無く楽しく視聴出来ました。

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