これならデキル!内科医のための精神科的対応“自由自在”(全6回)
シリーズ解説
- 第1回 話を聴くということ
- 第2回 フォーマットで聴く
- 第3回 MAPSOとは?その1『うつ』と『躁』
- 第4回 MAPSOとは?その(2)『不安障害』と『精神病的症状』
- 第5回 治療編 その(1)『うつと診断したら・・・』
- 第6回 治療編 その(2)『自殺を防ぐには・・・』
配信中の番組
第1回 話を聴くということ プレミアム対象
- 2009/02/13(金)公開
- 34分45秒
外来患者の中には、1つの疾患が原因と限らず、さまざまな原因が複雑に絡み合い症候として現れていることも少なくありません。とくにメンタルな要素が伴う場合、非精神科医では非常に手こずってしまうケースが見受けられます。場当たり的な対応をして、余計に限られた時間を浪費してしまうなんてことも…。そんなお悩みを解決するシリーズでは、米国の「Psychiatry In Primary Care」という、プライマリ・ケア医向けの優れたメンタル対応プログラムを日本の医療従事者のためにカスタマイズしてお届けします。 講師の井出広幸先生の目標は、「初診でも20分以内に問診から診察までを完了すること」。プログラムに沿って学習していけば、精神科非専門医でも心療対応力をレベルアップして、日々の診療に臨めます。ぜひ「これならデキル!」を実感してください。
第2回 フォーマットで聴く プレミアム対象
- 2009/02/13(金)公開
- 24分14秒
プログラムのノウハウの真骨頂とも言うべき、フォーマットについて学びます。このフォーマットとは、定型的な構造に従って患者さんの話を聴くことです。これを遵守すれば、「1時間を効率的に使える」「2診療の疲れが劇的に軽減する」「3聴き終わったときには、診断がついている」という三つのメリットを享受できます。
第3回 MAPSOとは?その1『うつ』と『躁』 プレミアム対象
- 2009/02/13(金)公開
- 29分32秒
非専門医でも精神科的対応が合格レベルに到達できるようになる画期的なプログラムの3回目は、いよいよ本格的なメソッドを公開します。そのメソッドのキモになるMAPSOとは、患者さんの心理コンディション(M:うつ・躁エピソードチェック、A:不安5種、P:精神病症状、S:アルコール、O:器質的)の問診方法のことです。MAPSOをマスターすると、用語と疾患概念が内科臨床の中で使いやすいように整理できます。また、パターン認識によって素早く疾患の存在に気付けるようになります。 今回は、MAPSOのうち、M:うつ・躁エピソードのチェックに関して解説します。もちろん、ベテラン模擬患者によるデモンストレーションも豊富にあります。臨場感溢れる講義をお楽しみください。
第4回 MAPSOとは?その(2)『不安障害』と『精神病的症状』 プレミアム対象
- 2009/07/10(金)公開
- 46分29秒
前回に引き続き、このプログラムの背骨とも言うべきMAPSOを解説していきます。MAPSOとは、患者さんの心理コンディション(M:うつ・躁エピソードチェック、A:不安5種、P:精神病症状、S:アルコール、O:器質的)の問診方法のことです。MAPSOをマスターすることにより、まず用語と疾患概念が内科臨床の中で使えるように整理できます。そしてパターン認識により素早く疾患の存在に気づけるようにもなります。 今回は、MAPSOのM以降のAnxiety、Psychoses、Substances、Organicについて一気に解説します。また、非専門医にもわかりやすい、内科一般診療で診るほとんどの精神科疾患を理解するために必要な精神科用語解説もあります。
第5回 治療編 その(1)『うつと診断したら・・・』 プレミアム対象
- 2009/07/10(金)公開
- 29分29秒
非専門医でも精神科的対応の合格レベルに到達できる画期的なプログラムの5回目です。前回までのMAPSOによって、患者さんの心理コンディションを把握できるようになったところで、いよいよ治療について解説します。 うつと診断された場合の具体的な指導の仕方や非精神科医にとってもっとも苦手とされる精神科系の薬物治療などに関して、痒いところに手が届くよう詳細に解説します。翌日からの診療に自信を持って望めるように、パターンをしっかりアタマに入れておきましょう。また、内科医にもできる心理療法について、井出広幸先生の実体験に基づいて解説します。
第6回 治療編 その(2)『自殺を防ぐには・・・』 プレミアム対象
- 2009/07/10(金)公開
- 37分0秒
本シリーズもいよいよ最終回です。前回は、主にうつに対する投薬のポイントを解説しました。今回は、「自殺を止める責務はプライマリ・ケア医にあります」という井出広幸先生の信念の下に、いかに自殺をブロックするか、有効な説得法を井出先生自らが体験したリアルな体験談とともに解説します。 その他に、「躁転した!」と判断するためのチェックポイントや有効な対処法、“不安の治療”において、その安直な薬剤投与でごまかさないようにするための留意点などについて触れます。特に、井出先生と模擬患者さんによる、自殺をさせないためのコミュニケーション・プラクティスは必見です。
評価一覧
- 評価はまだありません。