Dr.岡田の膠原病大原則(全9回)

シリーズ解説
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膠原病というと従来の考えでは確定診断に至るまでに時間と手間がかかることが多く、「面倒・自分には関係ない」と思われているかもしれません。しかし、不明熱や関節炎のみならず、血液検査異常、腰痛、痒くない皮疹など、膠原病はあらゆるところに隠れているので、日常診療でいつ出合ってもおかしくありません。そして適切なプロセスを経れば、早期発見が可能になります。 膠原病全体を病態生理の観点から解説し、問診や一般的な血液検査でも見逃さないコツを伝授します。 膠原病を単純化する図解免疫学で診断・治療の基本を理解しましょう!

岡田 正人 先生 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科 部長

配信中の番組

第1回 超単純!膠原病診療(前編) プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第1回 超単純!膠原病診療(前編)
  • 2008/11/21(金)公開
  • 29分53秒

膠原病というと、「自分には関係がない」とか、「面倒だな」などと思っていないでしょうか。しかし、多くの膠原病は発症から診断まで1年ほどかかっているのが現実です。不明熱や関節炎のみならず、ちょっとした日常の血液検査異常、腰痛、痒くない皮疹から不定愁訴と疑われる症例まで、あらゆるところに膠原病は隠れています。そこで、いつ出合ってもおかしくない膠原病20種類以上をまず整理します。 第1回は、膠原病全体を、抗核抗体関連膠原病、血管炎、脊椎炎関連疾患に大きく分け、抗核抗体をいつオーダーし、どのように判断すべきかといった点から臨床的に役立つ方法で解説します。これまで何度読んでも頭に残らなかった膠原病をマスターしましょう!

第2回 超単純!膠原病診療(後編) プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第2回 超単純!膠原病診療(後編)
  • 2008/11/21(金)公開
  • 31分0秒

後編は、膠原病全体を病態生理の観点から整理します。膠原病のそれぞれの核となる主役を知れば、診断も治療も自然と見えてきます。 例えば「膠原病」とひとくくりに病態を考えるのではなく、SLEはB細胞、筋炎はT細胞、ANCA関連血管炎は好中球とマクロファージ、ベーチェットは好中球、全身性硬化症は筋線維芽細胞と大まかに分けてみます。そうすると、膠原病だからといって、安易に全身性硬化症にはステロイドを使ってはいけないことが自然と感覚的にわかります。 そして、血管炎についても超単純化してお送りします。その症状は血管が破れる(出血)か潰れる(虚血)かのいずれかですが、次に、それがどの大きさの血管で起こっているのかが分かれば診断は簡単です。次回からの実践編に備えて、しっかり基本を理解しておきましょう!

第3回 膠原病を見逃さない日常診療~患者さんの100人に1人は膠原病を持っています プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第3回 膠原病を見逃さない日常診療~患者さんの100人に1人は膠原病を持っています
  • 2008/11/21(金)公開
  • 38分9秒

少なくとも100人に1人の疾患者に潜んでいるといわれる膠原病。しかし多くの場合は、複数の医療機関を経てから、数ヵ月、数年かかってようやく診断されているのが実状です。膠原病に詳しい医師が赴任した途端に、一般内科外来で膠原病の診断が数倍に増えたというのは、決して患者が急に増えたわけではなく、何年も見逃されていただけに過ぎないのです。腎臓が悪くなったり、肺高血圧が進んだりしてから診断をつけるのでは遅すぎます。 第3回では、日常診療で行う問診や一般的な血液検査で、膠原病を見逃さないコツをマスターしていただきます。先ずは、血算と白血球分画、血沈、CRPから始めます。

第4回 関節炎の鑑別診断は<急性・慢性・単・多>で分解! プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第4回 関節炎の鑑別診断は<急性・慢性・単・多>で分解!
  • 2009/04/10(金)公開
  • 38分13秒

内科疾患と思われる患者さんが関節を痛がっているような場合、診断の大きな鍵になります。診断がつかない患者さんがいるようなときは、もう一度関節炎がないか診察してみましょう。 関節炎を主体とする疾患の鑑別はもちろん、全身症状の一部として関節炎が起こっているときに、単関節炎か多関節炎か、急性か慢性か、この4つに分けるだけで簡単に鑑別診断を絞ることができます。まずは、高齢者に多く見落とされやすい関節疾患をとりあげ、そのあとは典型的な急性単関節炎、急性多関節炎、慢性単関節炎、慢性多関節炎の診断を実践します。それぞれにつき、たった数個の鑑別診断をしっかり理解しておけば、“関節さえあれば診断がつく”ようになります。

第5回 知っておきたい内科疾患の関節症状 プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第5回 知っておきたい内科疾患の関節症状
  • 2009/04/10(金)公開
  • 44分0秒

一般的な内科疾患に見られる関節所見に関して、あなたは自信を持って診断できていますか? 関節症状は、膠原病の診断の手がかりになることが多いのですが、実は内分泌、代謝疾患、消化器疾患などと関連している場合もたくさんあります。日常診療では鑑別診断をいきなり膠原病に絞るのではなく、糖尿病、甲状腺疾患に多く見られる関節症状のポイントをしっかりおさえておくことが重要です。 今回は、実際の症例を取り上げながら、糖尿病に見られる9つの関節関連所見と、甲状腺関連、炎症性腸炎、皮膚科疾患関連関節炎、腫瘍関連関節炎など、具体的な診断のコツと考え方を解説します。

第6回 ステロイドの使い方 プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第6回 ステロイドの使い方
  • 2009/04/10(金)公開
  • 31分14秒

今回は、「全身性ステロイド」を投与することのある方すべてに関係する内容をまとめてお届けします。 同じ量でも、1日1回/分割/隔日投与を、効果/副作用/病態ごとにどう使い分けるか。また、パルスステロイド療法の適応、異なるステロイド剤の使い分け、ステロイド投与時の注意点から、減量の考え方と減量法など、エビデンスと経験のどちらかだけでは割り切れない部分を、実地臨床で役立つ具体例を用いて解説します。 また、ステロイドの副作用はたくさんありますが、同時期にすべて発現するわけではありません。投与期間ごとに押さえておきたいのが、投与前スクリーニングと投与中モニタリングです。そして副作用対策のルーチンをまとめておくことで、思わぬ落とし穴を回避できるでしょう。

第7回 実践、ステロイドの有害事象対策 プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第7回 実践、ステロイドの有害事象対策
  • 2009/06/26(金)公開
  • 28分37秒

指導医がよくする質問のひとつに「ステロイドの副作用を10個挙げなさい」というのがありますが、大切なのは副作用を予防するための適切な対策を取ることです。そのためには、どの副作用がいつ出現しやすいかを理解すること、そしてその有害事象に対する検査を適切に行い、その検査を正しく解釈することが必要です。 今回は、一歩進んだ骨粗鬆症対策として、実際のDXA(二重エネルギーX線吸収法)の読み方のコツに加えて、消化器、心臓血管、免疫、眼、皮膚、内分泌・代謝、精神神経、皮膚の副作用に関して、実践的な視点から解説します。 本当は防げたかもしれないステロイドの有害事象で後悔しないために、ルーチン対策をもう一度しっかりと押さえておきましょう。

第8回 大胆解説!欧州リウマチ学会SLE診療指針 プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第8回 大胆解説!欧州リウマチ学会SLE診療指針
  • 2009/06/26(金)公開
  • 40分29秒

自己免疫疾患は、膠原病のみならず、消化器内科、内分泌科、神経内科など多くの診療科で見受けられます。全身型自己免疫疾患の代表であるSLEの病態をしっかり把握することによって、臓器別自己免疫疾患に関しても理解を深められます。今回は、臨床医が知っておくと役立つ免疫系の仕組みを、豊富な図とともに解説。そして、SLEの症例を用いながら、2008年に出された欧州リウマチ学会のSLE診療指針に沿って詳しく見ていきます。 これまでは断片的に理解されがちだった臨床免疫を、単純明快で二度と忘れないビジュアル免疫学としてマスターしましょう! 腎臓に関してもループス腎炎を例に、臨床医として即役立つ腎臓疾患の考え方について、単純化した図解でお届けします。

第9回「手で診断!日常診療で膠原病を見逃すな」 プレミアム

  • Dr.岡田の膠原病大原則 | 第9回「手で診断!日常診療で膠原病を見逃すな」
  • 2009/06/26(金)公開
  • 38分13秒

手を見て診断をつけられる膠原病は実はたくさんあります。爪周囲紅斑、爪床毛細血管異常、爪上皮延長、ゴットロン徴候、強皮などは、臨床症状と組み合わせれば特異度の高い所見となります。皮膚筋炎、全身性硬化症は決して珍しい疾患ではないのです。 また早期診断で、間質性肺炎、肺動脈性肺高血圧症を発見し、早期治療できれば予後が改善します。特発性と思われていた間質性肺炎が、治療に反応の良い膠原病肺であったり、年のせいだと思っていた息切れが、肺高血圧症であったり、診断をつけることで有効な治療が確立した現在では、早期診断は患者さんのQOLに大きく影響します。「何かおかしい」と思った時は、“絨毯爆撃検査”をする前に身体所見で検査前確率をアップさせましょう!

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