
出直し看護塾-呼吸管理に関する基礎知識-(全4回)
シリーズ解説
- 第1回 おさえておくべき酸素療法の肝
- 第2回 弱点克服!血液ガス
- 第3回 楽しく学ぶ人工呼吸モードの基礎
- 第4回 これで安心!人工呼吸器使用中の患者管理の基礎
配信中の番組
第1回 おさえておくべき酸素療法の肝 プレミアム対象
- 2010/08/06(金)公開
- 62分55秒
今回から、人工呼吸器の管理方法について解説します。 酸素は、医療において特別なものではなく、外来や病棟、手術室などすべての医療シーンで登場します。「酸素」と言うと、体にいいイメージがあるかもしれませんし、実際、酸素がなければ我々は生きていくことができません。 しかし、必要不可欠な酸素も、高濃度の酸素を吸入することで呼吸が停止したり、取り返しのつかない合併症を引き起こすことがあります。色もなく、匂いもない酸素を安全に使用するために、しっかりとした知識を身につけておきましょう。
第2回 弱点克服!血液ガス プレミアム対象
- 2010/08/06(金)公開
- 56分56秒
わけのわからない数字の羅列をスラスラ読んでいく先輩たち… 「自分もああなれたら」と血液ガスの本を手に取った人は少なくないでしょう。 しかし、実際に本を読んでもチンプンカンプンだったり…。確かに血液ガスは、難しいです。でも、学者でもない限りすべてを理解する必要はありません。 番組では看護師の業務の中で必要な6つの検査項目だけを抽出し、そこにポイントを絞って解説します。 pH の変動には必ず意味があるため、その意味を患者の呼吸状態や人工呼吸器の設定に絡めて判断していけば、「あら?ちょっと二酸化炭素がたまってアシドーシスになっているかなぁ」とか、きっと呟けるようになりますよ。
第3回 楽しく学ぶ人工呼吸モードの基礎 プレミアム対象
- 2010/08/06(金)公開
- 70分52秒
人工呼吸器にグラフィックモニターがつくようになって、人工呼吸器に詳しい人にとっては、より分かりやすくなりましたが、そうでない人にはより分かりにくくなってしまった、というのが実情のようです。 人工呼吸器から流れてくる空気には、色も臭いもありません。胸が上がっているのはわかっても、肺の膨らみを目で確認することはできません。 そのために、空気の流れによって変化する気道の圧力や、気流のスピードを目に見えるようにしたのがグラフィックモニターなのですが、これらのことは、本を読んでもなかなか理解できるものではありません。 今回は、実際に人工呼吸器を動かし、グラフや数字の意味、各種モードの特徴、人工呼吸器を管理していくうえで必要な略語を解説します。 苦手だった人工呼吸器がきっと好きになると思いますよ。
第4回 これで安心!人工呼吸器使用中の患者管理の基礎 プレミアム対象
- 2010/08/06(金)公開
- 84分51秒
人工呼吸器は、空気を送ることで酸素化を改善できたり、換気して二酸化炭素の貯留を改善させたりすることに関しては、極めて優秀です。 しかし、肺の中に空気を送り込むことで不都合もたくさん起こります。 人工呼吸器を装着している患者は、自力で状況を改善することが困難ですから、看護師には、起きてほしくない不都合を起こさない、もしくはその影響をごくわずかに抑えることが求められています。 なくてはならない人工呼吸器を上手に使える看護師になりましょう。
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関連シリーズ
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集中治療での感染管理の鉄則(全1回) 2021/08/25(水)~
医療機関の大小を問わず、今、感染管理が重要になっているのは言うまでもありませんが、その究極の場所が集中治療室。 講義では、確実に行うべき感染管理の基本から、集中治療というセッティングで、それをより効率的、効果的に行うための最先端の取り組みまでレクチャーします。
牧野淳先生が集中治療科の部長を務める都立墨東病院は、東京都区内全域からコロナ重症患者が搬送されてくる病院であり、 そこでの感染管理の取り組みは日本の最先端といえ、集中治療、感染管理を専門とする医療者にも大いに参考になるでしょう。 つねに厳格な感染対策が求められる最先端のICUの現場に、より精度の高い感染管理のヒントを見つけてください。
集中治療での感染管理の鉄則 -
医師から看護師へのタスクシェア 〜特定看護師を使いこなそう~ (全1回) 2021/05/12(水)~
「医師の働き方改革」が叫ばれる中、医師から看護師へのタスクシェアが大きなテーマになっています。そんな今、注目されているのが「特定看護師」です。
2015年10月から始まった「特定行為研修」を修了した看護師(特定看護師)は、医師の手順書の範囲内で医師の業務の一部を補佐することができます。
そこで今回の「医師から看護師へのタスクシェア 〜特定看護師を使いこなそう~」ライブでは、「特定看護師とは何か?」という基本的なところから、医師と特定看護師とのタスクシェアの具体的な活用法までをオーバービューします。講師は特定看護師、認定看護師の資格を持つ青柳 智和氏。水戸済生会総合病院で診療看護師として臨床に携わる傍ら、オンラインサロン「出直し看護塾」を主宰し、看護師のスキル向上に努めています。
レクチャーでは、医師と特定看護師とのタスクシェアの実例として、維持麻酔の補助、術後の予測指示、高齢者の肺炎入院時の対応などを、具体的な業務イメージと共に説明。医師アンケートから見えてきた、医師が特定看護師に期待するさまざまなタスクも紹介します。
医師や特定看護師、特定看護師を目指す看護師はもちろん、病院経営に携わる方々にも役立つ内容です。ぜひ、ご覧ください。
第1回 医師から看護師へのタスクシェア 〜特定看護師を使いこなそう~ -
出直し看護塾-心電図と不整脈の基礎-(全4回) 2010/02/05(金)~
「心電図が読めるようになったら…」これは多くの看護師が思っていることでしょう。 しかし、実際に波形を読もうと思ってもなかなか読めないもの。しかし、基本事項さえおさえてしまえば、看護師でも心電図をみながら心臓の動きをイメージできるようになります。 心電図の判読をするときは、リズム、心拍数、P派の有無、QRSの幅など、いくつかのポイントがあります。このポイントをおさえておくと、心電図にぐっと親近感がわき、看護師の心電図アレルギーをきっと解消できるはず!心電図がわかれば、患者の痛みや苦しみも理解できるようになり、その結果、看護の質の向上に繋がるのです。
第1回 心電図のここがわかれば楽しくなる!
第2回 弱点克服!上室性心電図のツボ
第3回 弱点克服!心室性心電図の急所
第4回 急変対応、ここが判れば慌てない!