配信中の番組
第1回 疼痛 プレミアム対象
- 2006/07/21(金)公開
- 36分41秒
「学生時代に習ったことでも臨床の役に立たなければ意味がない」と考える田中和豊先生が改めて臨床に役立つエッセンスをStep By Stepでお教えします。第1回目は、当直や外来で必ずひとりは診察するであろう疼痛の捉え方。各論に入る前に「痛み」そのもののメカニズムとマネジメントの方法を学びます。「国試の役には立たないかもしれないけれど必ず診療の現場で役に立ちます!」 わかっているようでわかっていない基礎知識を知ることで、今日からの診察が変わります。
第2回 頭痛 プレミアム対象
- 2006/07/21(金)公開
- 31分55秒
頭痛は誰もが日常的に起こす疾患であり、頭痛の原因も無限にあります。だからこそ診断は意外と悩ましいのではないでしょうか?経験的・感覚的に診断をしてしまうと、落とし穴にはまってしまうこともあります。頭痛診断のステップ1は、頭痛の分類を知ること。では分類はどのように行う?問診で必ず聞かなければいけないことは?など、頭痛の基礎的な知識から、実際の診察法まで田中和豊先生がステップ・バイ・ステップでお教えします。最低限知っておかなくてはならない危険な頭痛の症状や診察時に忘れてはならない身体所見、診断へのアプローチの手順に役立つ、とっておきのアルゴリズムを公開します!
第3回 胸痛 プレミアム対象
- 2006/07/21(金)公開
- 33分21秒
胸痛についての鑑別診断は多種多様ですが、胸痛の患者さんを診るに当たってまず覚えておかねばならない一つの「鉄則」が存在します。さて、その鉄則とはどんなことでしょうか?また、胸痛の患者さんに実施した心電図でST上昇があったらどうするか、プライマリ・ケア医がなすべき心筋梗塞患者への治療とは? などの疑問に田中和豊先生がお答えします。「すぐにコンサル」ではなく、自身でも救える患者さんがいることを知り、その治療法を学ぶことが今回のステップUPです。「頭痛」の回でも登場した、診断のためのアプローチやとっておきのアルゴリズムを公開します。
第4回 腹痛 プレミアム対象
- 2006/07/21(金)公開
- 34分10秒
腹痛は実は鑑別診断がとても難しい疾患。また見逃したら致死率が高いものや、緊急外科手術が必要となる疾患もかなり多く含まれるため診断は心してかからなければなりません。診断のポイントや検査のポイント、治療における鉄則、「これさえ覚えておけば間違えない」診断のためのアルゴリズムを『問題解決型救急初期診療』の著者である田中和豊先生がご紹介します。
第5回 腰背部痛 プレミアム対象
- 2007/03/30(金)公開
- 35分43秒
腰背部痛は整形外科を受診してしまう患者さんも多く、一般内科ではあまり診る機会がないかもしれませんが、意外と鑑別診断が多く、実はその中に絶対見逃してはならない疾患もたくさん含まれているのです。いざという時のためにそれらをルールイン/アウトする知識と技術はプライマリ・ケア医として絶対に持っていたいもの。ベテラン臨床医の思考過程がひと目でわかる特製のアルゴリズムを、田中和豊先生がシャープな語り口とともにご紹介します。初期診療に自信をつける事ができる、必見の内容です!
第6回 関節痛 プレミアム対象
- 2007/03/30(金)公開
- 35分49秒
関節痛も日常診療ではあまり診ることがない病態かもしれませんが、普段遭遇する病態でないからこそ、関節痛に対する正しい知識を持っていないと重篤な疾患を見逃す可能性が高くなってしまいます。実際に医療過誤訴訟で、患者の死亡について誤診であったという判決が下り、病院に賠償命令が出た例もあるのです。関節痛にアプローチするための特製のアルゴリズム、そして絶対に覚えておきたい“鉄則”で田中和豊先生がクリアに関節痛を解説します。プライマリ・ケア医として決して見逃すわけにはいきません!
第7回 鎮痛薬 プレミアム対象
- 2007/03/30(金)公開
- 33分20秒
医師として処方する機会が一番多い鎮痛薬。しかし、その種類や特徴をきちんと考えて使い分けているかというとそうでもなくて、「何となく」処方していることも多いのではないでしょうか。それでは折角の鎮痛効果が活かせていないかもしれません。「鎮痛薬について理解すれば痛みの診断についても理解が深まる」と田中和豊先生は言います。歴史的背景も踏まえた鎮痛薬の種類と特徴を押えれば、臨床で効果的に鎮痛薬を活用できるようになります。 高校の化学の授業を思い出してみると、実は臨床にも結びついている、という「アハ効果」で鎮痛薬に強くなりましょう!
第8回 血栓症と抗血小板薬 プレミアム対象
- 2007/03/30(金)公開
- 26分53秒
<痛みシリーズ>最後のテーマは一見、痛みとは全く関係ないような「血栓症と抗血小板薬」。しかし第7回「鎮痛薬」で、「薬の王様アスピリンには抗血小板作用がある」という話が出てきます。元々アスピリンの副作用として捉えられていた抗血小板作用ですが、現在ではその作用を利用して血栓症の予防に用いられています。疼痛治療とは直接関りませんが、血栓の出来るメカニズムやその種類、治療薬の有効な使用法を知ることは、プライマリ・ケアにおいて明日の診療にお役立ちです!
評価一覧
関連シリーズ
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外傷治療ベーシック(全4回) 2010/07/09(金)~
「初期診療アプローチ」の田中和豊先生が、外傷治療について解説。 救急室で研修医が一人で外科的処置の初期対応ができるようになることを目標にした内容です。 外科専門医を呼ぶタイミングや状況の判断基準、具体的な治療法、創処置後の感染予防などをわかりやすく伝授します。 またここ数年で激変している外傷治療を考えるため外科学の歴史も学習します。 そして基礎的な手技でありながら奥が深い縫合は、創傷を早く、きれいに治すために大変重要な技術ですが、日常診療の中で機会が少ないとつい忘れてしまいがちです。 いざという時に慌てないように、素早く、安全・確実に結べるようマスターしておきましょう。
第1回 創傷処理
第2回 外傷治療の歴史
第3回 縫合実習(1)糸結び
第4回 縫合実習(2)器械結び -
Step By Step!初期診療アプローチ 呼吸器・消化器・マイナー症候編(全12回) 2008/09/12(金)~
当直や外来、救急現場で、学生時代に学んだ知識と臨床現場で必要とされる知識のギャップに悩む研修医のための初期診療プログラム。研修医の必携書『問題解決型救急初期診療』の田中和豊先生が疼痛、病気の基本的な考え方から臨床で各症候にどのように立ち向かえばよいか、「ここさえ覚えておけば間違いない」診断のノウハウをStep By Stepで解説します。「喀血」と「吐血」や「血痰」の違いや鑑別法など、実践的なノウハウが満載です。
第1回 咽頭痛
第2回 咳・痰
第3回 喀血
第4回 呼吸困難
第5回 嘔気・嘔吐
第6回 下痢
第7回 便秘
第8回 吐血・メレナ・下血
第9回 動悸
第10回 肉眼的血尿
第11回 排尿障害
第12回 浮腫 -
Step By Step!初期診療アプローチ 神経症候編(全8回) 2007/07/13(金)~
当直や外来、救急現場で、学生時代に学んだ知識と臨床現場で必要とされる知識のギャップに悩む研修医のための初期診療プログラム。研修医の必携書『問題解決型救急初期診療』の田中和豊先生が疼痛、病気の基本的な考え方から臨床で各症候にどのように立ち向かえばよいか、「ここさえ覚えておけば間違いない」初期診療のノウハウをStep By Stepで解説します。
第1回 めまい
第2回 失神
第3回 痙攣
第4回 意識障害
第5回 麻痺
第6回 しびれ
第7回 起立・歩行困難
第8回 神経学的診察