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Dr.ケンスケのためになる循環の生理学

    シリーズ解説
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    4.6(22)

    臨床現場ではさまざまなデバイスを駆使して循環管理を行っていますが、改めて「循環とは何か?」と問われると答えに詰まる方も多いのではないでしょうか。本シリーズでは『循環とは何か? 虜になる循環の生理学』(三輪書店)の著者である中村謙介先生が、臨床で循環管理を行うために必要となる内容に絞り込み、各10分程度とコンパクトな全11回の講義で循環生理学のエッセンスを楽しく明快に解説します。
    循環を酸素運搬oxygen deliveryと組織灌流perfusionの2要素に分けて理解するのがDr.ケンスケ流のツボ。解説には数式や流動学の考え方なども登場しますが、細かな議論は大胆に省きアニメーションなどを用いてわかりやすく説明するので誰でもスッキリ納得できます。
    基礎科学を踏まえた循環管理の考え方は普遍的で応用の効くもの。集中治療や救急に直接携わっていない先生方も、生命に直結する重要な要素である循環の真髄に触れることで明日からの臨床を変える新たな視点を得られるはずです。

    中村 謙介 先生 横浜市立大学附属病院 集中治療部准教授

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