Dr.ケンスケのためになる循環の生理学(全11回)

シリーズ解説

臨床現場ではさまざまなデバイスを駆使して循環管理を行っていますが、改めて「循環とは何か?」と問われると答えに詰まる方も多いのではないでしょうか。本シリーズでは『循環とは何か? 虜になる循環の生理学』(三輪書店)の著者である中村謙介先生が、臨床で循環管理を行うために必要となる内容に絞り込み、各10分程度とコンパクトな全11回の講義で循環生理学のエッセンスを楽しく明快に解説します。
循環を酸素運搬oxygen deliveryと組織灌流perfusionの2要素に分けて理解するのがDr.ケンスケ流のツボ。解説には数式や流動学の考え方なども登場しますが、細かな議論は大胆に省きアニメーションなどを用いてわかりやすく説明するので誰でもスッキリ納得できます。
基礎科学を踏まえた循環管理の考え方は普遍的で応用の効くもの。集中治療や救急に直接携わっていない先生方も、生命に直結する重要な要素である循環の真髄に触れることで明日からの臨床を変える新たな視点を得られるはずです。

中村 謙介 先生 横浜市立大学附属病院 集中治療部准教授

お試し番組

お試し番組視聴

  • Dr.ケンスケのためになる循環の生理学

お試し番組をご視聴いただけます。

配信中の番組

第1回 循環とは何か? 循環の2要素 プレミアム対象

  • Dr.ケンスケのためになる循環の生理学 | 第1回 循環とは何か? 循環の2要素
  • 2023/08/31(木)公開
  • 9分46秒

臨床現場ではさまざまなデバイスを駆使して循環管理を行っていますが、改めて「循環とは何か?」と問われると答えに詰まる方も多いのではないでしょうか。この問題を捉えるための中村流のツボ、酸素運搬oxygen deliveryと組織灌流perfusionの2要素からスタートです。

第2回 循環における酸素を極限まで突き詰める(酸素運搬Part1) プレミアム対象

  • Dr.ケンスケのためになる循環の生理学 | 第2回 循環における酸素を極限まで突き詰める(酸素運搬Part1)
  • 2023/09/21(木)公開
  • 10分27秒

第2回のテーマは酸素運搬oxygen deliveryの主役である酸素です。酸素の絶対量としての動脈血酸素含有量 CaO2を考える際に酸素化の指標であるSaO2(SpO2)とPaO2のどちらを重視すべきなのか論理的に突き詰めて解説します。通常、酸素の限界点とされている急性呼吸不全についても、その真の意味をスッキリ理解できます。

評価一覧

★★★★★
★★★★★
4.3(3)
★★★★★
★★★★★
2023/09/06(水)
60代
開業医
内科
これからの内容に期待しています。
★★★★★
★★★★★
2023/09/01(金)
60代
勤務医
内科
きちんとまとめたという感じ 発見はそうなかった。
★★★★★
★★★★★
2023/08/31(木)
50代
薬剤師
薬局勤務
わかりやすい説明で続きが知りたくなりました。

今後の配信予定

  • 2023/10/12(木)

    第3回 ヘモグロビン・心拍出量と酸素運搬(酸素運搬Part2)

  • 2023/11/09(木)

    第4回 組織灌流には血圧が命(組織灌流Part1)

人気シリーズ