シリーズ解説
日常診療で頻繁に遭遇する消化管疾患。腹痛や下痢といったありふれた症状の裏に悪性疾患が隠れていたり、一言に便秘といっても患者に合わせた治療のさじ加減が難しかったりと、単純なようで奥が深い疾患領域です。
この番組では、GERD、便秘、IBSといったコモンな疾患に加え、近年増加傾向にある潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患(IBD)も網羅。最新ガイドラインをもとに、消化管領域主要8疾患の必要十分な知識を整理します。
講師は、自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科の松本吏弘先生。
各疾患の診断・治療の全体像はもちろんのこと、悪性疾患を見落とさないために知っておくべきアラームサイン、内視鏡検査を行うべきタイミングについても丁寧に解説。
個々の患者に合わせた薬剤の選び方や患者指導で役立つ具体的な言い回しなど、豊富な臨床経験に裏付けられた知識とノウハウを惜しみなくお届けします。ぜひご覧ください。