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Dr.浅岡の楽しく漢方~古代からの贈りもの~

    シリーズ解説
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    漢方薬を形作る生薬は、身の回りにあった植物や動物、そして鉱物を古代人が口にし、何かしらの薬能を見つけ、そして薬剤として使われるようになった古代薬です。始めは単品で用いられていた生薬ですが、いつの日からか複合して使う方法が編み出され、組み合わせて使われるようになりました。複合材としての漢方薬が誕生したのです。 複合剤を理解する場合に不可欠なこと、それは複合剤を構成している成分が何か、そのひとつひとつがどのような薬能をもっているかを知ることに他なりません。この点に関して西洋薬と漢方薬の間に何ら相違点などはなく、漢方薬の正確な理解はそこに配合される生薬の特徴を知ることにあるのです。 今回のシリーズでは毎回代表的な生薬にスポットを当てることから出発し、最終的にその生薬が配合される漢方処方の適応や薬能を探っていきます。 さあ、古代人たちの目線を用意して元々は生活の場から生まれた漢方処方の素顔に迫りましょう。きっと漢方薬が身近なものであるとお感じになられるに違いありません。

    浅岡 俊之 先生 浅岡クリニック 院長

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