講師情報:山嵜 継敬(やまざき つぎよし)
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山嵜 継敬(やまざき つぎよし)
一成会 たちばな台クリニック 院長
出演シリーズ
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ガイドラインから学ぶ不整脈薬物治療のポイント(全1回) 2022/05/18(水)~
現在、心房細動患者は約100万人。実臨床では、とくにさまざまな合併症を抱える75歳以上の患者への対応が大きな課題となります。脳梗塞や全身性塞栓症を予防するための抗凝固療法はもっとも重要な不整脈薬物治療の1つですが、高齢者の場合、出血性イベントを危惧して躊躇しがち。プライマリレベルで不整脈薬物治療はいかに対処すべきでしょうか。
そのポイントをクリアに明示してくれるのが、アブレーション治療をはじめ心房細動診療のスペシャリストである一成会たちばな台クリニックの山嵜継敬氏。日々、心房細動・不整脈を診ている臨床医、かつ専門医の立場から、高齢者心房細動診療のエッセンスをお届けします。
2020年に改訂された不整脈薬物治療ガイドラインの注目点は、抗凝固療法のアップデートです。直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)の安全性、有効性のエビデンスが蓄積され、非弁膜症性心房細動ではDOACが評価される一方、ワルファリンは格下げになりました。 その根拠となった、日本国内で行われた大規模臨床試験をわかりやすく紐解き、今に至る抗凝固療法のエビデンスをコンパクトにレクチャーします。そのうえで、脳梗塞発症リスクの指標であるCHADS2スコアや出血リスクスコアであるHAS-BLEDスコアの考え方、抗凝固療法を行ううえでの出血関連因子への対応など、具体的な症例をとおして実践的な不整脈薬物治療戦略をお話しします。
不整脈薬物治療ガイドラインの今回の改訂で、予後やQOLの改善に重点が置かれるようになった不整脈薬物療法。プライマリケア医の明日の診療に役立つ内容です。ぜひ、ご視聴ください。
ガイドラインから学ぶ不整脈薬物治療のポイント -
ガイドラインから学ぶ高尿酸血症・痛風診療のポイント(全1回) 2022/01/19(水)~
テーマは、高尿酸血症・痛風。海外のメタ解析では、高尿酸血症による冠動脈疾患の死亡リスクは16%増加、血清尿酸値1mg/dLの上昇でメタボリックシンドロームの発症リスクが30%増加など、強い関連性が報告されています。国内の高尿酸血症患者数は、推計1200万人以上。たちばな台クリニック・山嵜継敬氏が、最新の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」を参照しながら、病型診断、処方選択など、日常診療のエッセンスを紹介します。メタボ診療の新たなアプローチとして日常診療にお役立てください。
ガイドラインから学ぶ高尿酸血症・痛風診療のポイント