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「検査しない」ことがなぜノロウイルスの感染対策になるのか?

2019/02/23

感染症コンサルタントという“職業”をご存じでしょうか。インフェクションコントロールドクター(ICD)がいない病院などに対して、現場に入って感染対策を企画し、職員を指導し、実行を促し、院内感染を現実的に防いでいくプロフェッショナル。岸田 直樹先生は、北海道を中心にそのような仕事をしているドクターです。


『感染症コンサルタント岸田が教える どこまでやるの!?感染対策』は、そんな感染対策のプロの視点で、感染対策の基本から、病原微生物ごとの対策を説いていくCareNeTVの中でもユニークな番組。理想を語るのではなく、あくまで現場本位で、実現可能な方策をクリアに提示してくれます。


たとえば、ノロウイルス。非常に感染力が強く、手指衛生の基本であるアルコールが無効なため、多くの病院で対応に手を焼いている病原微生物ですが、岸田先生は「冬季の嘔吐下痢症の原因になるのは、ノロウイルスだけではなく、アデノウイルスやロタウイルスもある」と指摘。ノロウイルス対策に「迅速検査は必要ない」と極論します。なぜなら、迅速検査は感度があまり高くなく、陰性であっても感染を否定できず、対策上あまり意味がないからです。


では、どうすればいいのか?


第6回「感染力が強いノロウイルス」では、豊富な経験に裏打ちされた岸田流の感染対策の具体的なノウハウを公開しています。吐物・糞便の処理方法のマニュアル例など、明日から使える実用的な感染対策ノウハウもたっぷり。医師のみならず、すべての医療者に役立つ番組になっています。

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