漢方の浅岡先生の20年前の名講義を聴けるのはCareNeTVだけ!

2024/06/23

NHKの「時をかけるテレビ」という番組をご存じでしょうか? 放送開始から100年近くになるNHKが過去に制作・放送してきた番組から「今こそ見たい」作品を解説付きでオンエアするものです。映像は古く、時代背景も現代とは異なるのですが、純粋に今見ても面白い、いや今だからこそ面白いものが選りすぐられており、毎回楽しんでいます。


プロデューサー目線でいうと、NHKの膨大なコンテンツのアーカイブがうらやましい限りです。


かくいうCareNeTVも、医学教育動画という分野に限っていえば、日本有数の歴史があり、豊富なアーカイブを持っています。ケアネットの創業は1996年。当時はインターネットがまだ立ち上がったばかりで、医学教育番組を(なんと!)CS放送で配信する事業からスタートしました。


今のCareNeTVに近い形態になったのは、2004年の「ケアネットDVD」から。当時はまだ動画をネットで見る環境ではありませんでした。逆に現在はDVDで動画を見る人は激減し、ネットでスマホでが当たり前になったのは周知のとおり。しかし、このようにメディア、デバイスが変遷していくなかでも、ケアネットの動画コンテンツ資産は連綿と蓄積されてきたのです。


医学は進歩を続けているので古い番組はお薦めできないものが多いのですが、そんな中で今なお多くの方に視聴いただいているのが浅岡俊之先生の漢方番組です。最初の作品「明解!Dr.浅岡の楽しく漢方」(第1巻)のDVDが発売されたのは2004年7月。実に20年前ですが、漢方医学という性質上今見ても十分に実用的です。


漢方関連のコンテンツに対するニーズは常にあるので、その後もいくつか番組をリリースしていますが、浅岡先生の講義は特別らしく、その評価は揺るがないと感じます。


「15年ほど前に視聴していました。また繰り返し学習したいと思い、再視聴。わかりやすくて、役立つ内容で素晴らしいです」。2020年にこんなコメントが書き込まれています。


そんな背景もあって、先日、久しぶりに浅岡先生に連絡し、新しい企画を打診したところ、教育・講演活動からはもう身を引いたとのこと。大変残念ですが、今では生で聴くことができない先生の名講義をいつでもどこでも視聴できるのがCareNeTVプレミアム会員の特権になりました。


ところで、「明解!Dr.浅岡の楽しく漢方」はDVDで6枚、総講義時間は24時間を超えます。ほぼ大学の講義1コマ1年分。今のCareNeTVでは考えられない「超大作」です。このシリーズでしっかり学べば、日常診療に必要な漢方のかなりの部分まで習得できるのではないかと思います。


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